わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

それでもやっぱり「今」を書く

Fujifilm X100Vで撮影 セラピストさんやカウンセラーさんによっては、SNSやこうしたブログなどでプライベートに関しては一切発信しないというスタンスの方もいらっしゃいます。 それが良いとか悪いとかではなく、自身のポリシーに因るものなので、どちらもあ…

バーンアウトについて考える

Fujifilm X100Vで撮影 バーンアウト(燃え尽き症候群)の怖さは、本人にその自覚があまりないことではないかと思います。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com バーンアウトは、特に、支援職や支援者の立場に在る方に多いと言われています。医療関係者、心理カウ…

とにかく自分を満たした二日間

Fujifilm X100Vで撮影 実家から戻ったその夜、なんだか何もする気が起きなくなり、自分でもどうしたらいいのか分からないくらい、ぐったりしてしまいました。 とにかく虚しい・・・。だけど、頑張らなきゃ・・とは思う。でも、それを自分に許せないくらい、…

父と逢えました

昨日、入院した父と逢ってきました。病棟の受付で、名前と入室時間を書き、首から面会カードを提げて、開け放たれたままのドアから入り、そっとカーテンをくぐると、仰向けで、何とはなしに天井をぼーっと見上げている父がそこに居ました。 さて今からの15分…

父が入院しました

先ほど、父が入院しました。 と、結論だけを先ず書きましたが、この結末に至るまでの過程でほんとうにどうしようもなく揺らいだここ2日間でした。 昨夜、久しぶりに亡くなった先代のベルの夢を見ました。そして朝。いつものようにインスタに写真を投稿しよ…

父の容態

Fujifilm X100V 関東もこの週末に梅雨入りしましたね。 このドヨンとしたお天気も関係ないとは言えませんが、父の容態がこのところどんどん悪化していて、いつ実家に呼ばれるか?と、常に身構えているような状態です。そのせいか、やたらと疲れを感じてしま…

知らないことってまだまだいっぱいある

お友達と紫陽花散策に出かけたのですが、公園の中、青々とした木の実を発見しました。 「なんの実だろう~?」と推理をしてはみたものの、ようよう埒が明かないので、友人のひとりがスマホで写真を撮って、調べてくれました。 するとどうやら、この実の正体…

「悩んでいたのなら、どうして話してくれなかったの!?」

時々、お金を払ってまで赤の他人(カウンセラー)に話を聴いてもらうなんて、周りに話せる友人がひとりもいない可哀そうな人なのねと決めつけている方がおられますが、むしろそうではない場合の方が多いかも知れません。 例えば・・ 昔からの友人や、話を聴…

「私を信じて欲しかった」を表現して完了させる

よくドラマや小説の中に出て来る、こんな件がありますよね。 家が貧乏な子どもが、ある時、クラスメートの給食費を盗んだと疑われる。調べてみると、その子の鞄の中から給食費の袋が出てくる。でも、本当はやったのはその子ではなく、クラスのリーダー的存在…

セラピストやカウンセラーに気に入られようとしなくてもいい

傾聴の回数を重ねてきたクライエントさんにほど、意識的に時々お伝えしているのは、「私に気に入られようとしなくていいですからね」ということです。 愛着の問題を抱えている方の殆どが、「自分の正直な気持ちを伝えたら嫌われてしまう」という信念を持って…

夜という時間に眠るだけでもSDGsに貢献できる

Sonyα7Ⅳ with sigma85mm f1.4 dgdnart 月末に参加するギャラリー国立のグループ展 『国立植物園』は、文字通り植物をテーマにした企画展です。 コンセプトの中にはSDGsが含まれています。 ところでこのSDGs、あちこちで聞かれるようになって久しいですが、…

自分のヒロイズムを見直してみる

Fujifilm X100V どうしていつも同じような場面や人間関係で上手くいかなくなるんだろう? そんな風に思った時は、自分のヒロイズムを見直してみるのも役に立つかも知れません。 ヒロイズム・・・簡単に言うと、どんなプロセスを経て成功する物語を「素敵!」…

すごい!と思う人が変わってきた

Fujifilm X100V 突然ですが、あなたはどんな人のことを「すごいな~!」って思いますか? 何故こんなことを考えたかというと、ここ半年くらい10代後半(大学生さん)~70代後半の方といった、ものすごく幅広い年齢層の方とお仕事をさせていただくことが増え…

ちゃんと失敗させてくれるカメラの面白さ

Fujifilm X100V 腰への負担を軽くするために使い始めたX100Vでしたが、なんだかんだで約1ヶ月が経とうとしています。 最初こそ、「あ~ここで135㎜があれば~」とか、「ズームレンズならもっと近づけるのに~」等と、”したいことと写る画”のギャップに苛…

実家に父のお見舞いに行ってきました

Fujifilm X100V 先週の土日は、ようやく実家に父の見舞いに行くことができました。 前もって聴いていたけれど、これまでにないほど痩せこけて、小さくなった父を見た時には、胸が痛くなりました。 退院してからは、食べ物を飲み込もうとすると吐き気に襲われ…

来月はグループ展に出展します

国立植物園2023 at ギャラリー国立 少し先のご案内ですが、来月6月29日から7月9日まで、ギャラリー国立の『国立植物園』というグループ展に出展します。 身体がだいぶ動くようになってきたので、今日は中断していた額装の仕上げを、自宅に引きこもり、集中し…

消したいアイツ

Fujifilm X100V 「あの人さえいなければ」「アイツさえいなかったら自分の方が~~」 愛着不全や愛着の傷を負った方と言うのは、過去に何度か、こんな状況を経験してきたと言う方は少なくありません。 あれは大学生の頃でした。同じサークルにIさんという同…

Fujifilm X100Vで知った35mm画角の面白さ

Fujifilm X100V 腰への荷重負担を減らしたい、でも、外出への恐怖軽減とリハビリのためにも、撮影は続けたい・・・と言うニーズを叶えるべくして使い始めたX100Vですが、これが思いのほか楽しくて、この点ではむしろ腰痛に感謝しても良いくらいではないか?…

急に歳をとった気がする

Fujifilm X100V 今日は1ヶ月ぶりに電車に乗って隣町まで行ってきました。療養後初めての電車移動・・ということもあって、最初すごーっく緊張したのですが、どうにか目標達成です。これで少しずつ距離を伸ばしていけたらと思っています。この週末には延び延…

バスに乗ってようやく職場へ行けました!

View this post on Instagram A post shared by さとうみゆき (@miu___sato) きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。 傾聴・カウンセリングお申込みフォーム(60分 3000円) hanahiroinoniwa.com 写真家・認定心理士,産業カウンセラーさと…

「自分を大切にする」という言葉の前に必ずつけてたアレ

今回の件で、改めて考えていること・・ それは、「自分を大切にする」ってどういうことなんだろう?ってことです。 脊柱管狭窄症を発症する前までのわたしは、自分と向き合うことや、身体感覚を通して感情を感じることで、自分のニーズに気づく・・というこ…

気力が充電された合図

午前中は病院へ。道中の暑さに、早くも夏バテの気配でした。 それにしても、毎回思うのは、お医者さんの応対って、なんであそこまで、事務的というか機械的なんですかね?もちろん、そうではないドクターも、この広い日本にはたくさん居るのでしょうけれど、…

久しぶりのバス移動

最近ふと思ったんですけど・・ ここのブログのタイトルって『わたし歩記(あるき)』じゃないですか? なんか、ガチで”歩けるようになってく記録”を書いてる日々だな~・・なんて。(苦笑)いや、笑いごとではないですが。 そんなわけで、今日も「歩記」の話…

重量2キロ制限とこれからのQOL

しばらく外に出ていなかった間に、季節の植物ががらっと様変わりしていて、そのことに驚くばかりの数日です。 山法師は満開だし、紫陽花もどんどん色づき始めています。3週間ってそういう時間なんだなあ・・と、なんだかしんみりしてしまいました。 病院で、…

痛みの最中に起きた不思議な出来事

これも忘れない内に書き留めておきたいこと。 腰痛のピークだった、発症3~4日後くらいの不思議な出来事です。 とにかく、寝ても覚めても、立っていても、座っていても、腰の痛みがひどく、それに耐えているだけで、体力はたちまち消耗していき、身体はクタ…

身体のリハビリと同時進行でしていく脳のリハビリ

ようやく半径500メートル圏内であれば、ひとりで外出できるようになりました。この分なら直に市内の移動も可能になるような気がしています。 そこで、次の目標は「電車に乗って隣町まで行ってみる」になるのですが、それをしているイメージをしてみた時に、…

認知が歪んでいようが歪んでなかろうが先ずは感情を認め、受け入れる

愛着に傷を負った方というのは、独特な精神発達過程を経て成人期へと達しています。画に描けたら良いのですが、恐ろしく下手なので文章で上手く伝わると良いのですが、幼少期に養育者に理解してもらえなかった自分自身の悲しみ、怒り、寂しさ、虚しさを、な…

腰痛になった人に必要な支援について

喉元過ぎればなんとやら・・で、身体が動くようになってしまったら、忘れてしまいそうなので、今のうちに書き残しておこうと思います。もし、ここを読まれているあなたの大切な方が、腰痛を発症してしまった時に、お役に立てれば幸いです。 先ず、どんな状況…

雷鳴が響く午後

立夏を過ぎたと思ったら、さっそく夕立で雷も鳴って、昨日の午後は部屋の中に居ることを、むしろありがたいと感じられた1日でした。 午前中はリハビリで、ゆるやかな傾斜の昇降に挑戦。降りるよりも登るほうがキツかったです。でも、ゆっくりであれば大丈夫…

症状が教えてくれていること

痛みが引き始め、不安の波が穏やかになり、自力で外の世界に出ていけるようになった一昨日くらいから、それまで保留にしてあった「症状の声を聴く」というフェーズに入りはじめることができています。 IFS(内的家族システム療法)では、感情を通して意見や…