わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

2021-01-01から1年間の記事一覧

佳き新年をお迎えください

用水路に落ちた紅葉 明日から帰省するため、氏神様に今年1年のお礼参りを済ませ、その後はいつもの散歩道を、カメラを持ってぐるりしてきました。この1年で起きた、良いこともそうでないことも含め、様々な出来事が、弱い木漏れ日がちらちらと視界を揺らすた…

退屈すれば脳はひらめく?!

1日を通して身体の芯まで凍り付くような寒さでしたね。いつもの散歩道にはまるでクリスタルのような氷柱の欠片が落ちていました。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com ところで今朝、facebookアプリをスマホから削除したという記事を書きました。そのまま1日過…

facebookアプリをスマホから削除してみる

今年もあと4日となりました。なんとなく、自分の中では今年が一段落した感もあり、先ほど、以前からずっとしようと思っていたことを実行に移しました。それは、Facebookアプリをスマホから削除する・・というものです。 削除を意識した事の発端は、今年の春…

「感情とは、身体の状態のことなんですよ」と言われても、まるで腑に落ちなかった件

この間、近所の公園を散歩していたら、地面にどこかで見たことのある造形が・・!たぶん・・・、いや、きっと、アンパンマン?ですよね?^^ ところでアンパンマンって、自分の身体をちぎってお腹を空かせた人にあげたりしていましたけど、その瞬間って痛み…

無意識って身体そのものだったんだ!という気づき

精神科医の高橋和巳先生が、講義の中で頻繁に、 「”異邦人”には認知行動療法が効かないんだよね」 と仰るのを聞き、当初は「なるほど、そういうものなのか・・」と、文脈をそのまま受け取っていました。ちなみに”異邦人”とは、”愛着障害(愛着に傷を負った人…

忘却は正しく理解された先にある

よくトラウマについての知識がないごく普通の人が、「そんなに辛い出来事なら、なるべく思い出さなければいいんじゃない?」と提案してくれることがあります。”思い出さないようにしていれば、自然と忘れられるから”という優しいアドバイスなのですが、残念…

息が深く吸えないという悩み

いつ頃からだったのか、正確には覚えていないのですが(でもちゃんと意識したのは28歳くらいだったかな?)、呼吸をしても息が深く吸えないというのが悩みでした。吸っても吸っても、肺の中まで入ってくる感覚が乏しいというか、常に弱い呼吸困難みたいな状…

ひと区切り

昨日は丸1日、精神科医 高橋和巳先生の“見立て8型”上級講座、最終日でした。1年間に渡る学びでしたが、参加できて本当に良かったと思っています。何より、参加している専門分野の先生方の事例をなぞりながら、当事者でもある私自身が、私の唯一無二のカウン…

「求められている=必要とされている」ではない

愛着に傷がある方の中には、(わたしがそうであったように)誰かに”必要とされるために必要とされたい”という非常に辛い精神状態で生きている方もいらっしゃるかと思います。 この”必要とされるために必要とされたい”がどのような行動パターンを生み出すかと…

不連続な時間に存在していた私の3.11

2泊3日の東北旅行から昨日無事に戻ってきました。 定型な観光ももちろん楽しみましたが、震災後初めて訪れた東北だったこともあり、移動中、様々な想いがわたしの心に過りました。 観光客でにぎわう海辺を少しだけ離れると、街のそこかしこに津波が来た場合…

レッスンの場が与える参加者さんへの影響

こちらはお料理と写真撮影とのコラボレッスン、『くにたち2つのフルコース』でご一緒している森のユカフェ、友香さんのブログ記事です。 ameblo.jp 森のユカフェでフォトレッスンさせてもらって、かれこれ3度目になるのですが、個人的にすごく不思議に思っ…

今年最後の「くにたち2つのフルコース」終了しました

View this post on Instagram A post shared by さとうみゆき (@miu___sato)

いま、欲しくてもカメラが買えないらしい

Nikon Z fcで撮影 カメラを軽量化してからと言うもの、おかげ様で、本当に日々の撮影が楽になりました。これで首(頸椎)の慢性的な痛みも改善されるといいな~なんて思っているのですが、どうでしょうねぇ・・。^^; で、新しいカメラを購入したことを、…

今日はこれからコラボフォトレッスンです

View this post on Instagram A post shared by さとうみゆき (@miu___sato)

好きなことをただ好きなままで居られない時代

今日インスタを眺めていると、たまたま同じようなつぶやきに2度出くわしたのでした。 「写真を撮る意味がよく分からなくなってきちゃった」「自分にとって写真って何なのかが、分からなくなっちゃった」 かく言うわたしも、同様の心境に何度陥ったことでしょ…

写真とは利他によって成り立つ産物なのかも知れない

hanahiroinoniwa.hatenablog.com 前回の記事で少しだけ述べましたが、土曜日はこちらの講座に参加していました。 "利他"とは、一般的に「他を利すること」や「他人の幸福を願うこと」を意味し、仏教では「菩薩などが人々に利益を与え救済すること」などを意…

今日はベルの一周忌でした

今日はベルの一周忌でした。記念日悲嘆に見舞われたらどうしよう・・と、11月末ぐらいから、ソワソワしていましたが、幸い重たいのは来ず、当日を迎えました。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com あの日から1年・・・。 1年前の12月4日は、1年後の今日のことな…

広角レンズが気づかせてくれたこと

View this post on Instagram A post shared by さとうみゆき (@miu___sato)

家電が教えてくれる今

この間の日曜日、かねてより怪しい動きを繰り返していた我が家の横型ドラム式洗濯機がとうとう動かなくなってしまいました。その朝も、「あ~またいつものアレか・・」と悠長に構えて、フィルター部分の蓋を開け、丸い筒状のメッシュを引き抜いた後、水洗い…

両想いになれました^^

両想いになれた瞬間に撮影した虹のような紅葉 hanahiroinoniwa.hatenablog.com 一昨日の記事で新しいカメラとの関係構築がなかなかに苦戦していることを書きましたが、昨日、ある瞬間に、お互いの合意の上で”両想い”になれた・・ように思います、うん、たぶ…

新しいカメラを購入した後は

新しいカメラを購入すると、たいてい数日間は集中して新しいカメラだけを使って写真を撮るようにしています。 わたしがそのカメラ”特有のクセ”に早く馴染みたいというのもありますが、それ以上にカメラの方に1日も早く”わたしのクセ”を知ってもらいたいとい…

Nikon Z fcと初デート♡使用感レビュー

首への負担を考慮し、新しいカメラの購入をここ1~2年考えていたのですが、一昨日ついにNikon Z fcをお迎えすることにしました。 箱からカメラを出した瞬間に思わず口からこぼれたのは、 「軽っるいなあ・・・」 の一言でした。本当に軽くてですね(笑)、 …

愛着障害、ACの人にとって本当に必要なのは”ふつう”の人だと思う

hanahiroinoniwa.hatenablog.com ここ数年の間(特に夏以降)、自分の不安定さのルーツを理解し、両親との関係も改善されるにつれ、日々の心の状態が、自分でも自覚できるほどに穏やかになってきました。また同時に、人と一緒にいても、以前ほど疲れにくくな…

心とカメラのシャッターチャンスには時差がある

街路樹が色づいてきて、カメラ散歩が楽しい季節です。 ところで、写真を撮っていると、こんなことってありませんか? 「わ~!あの木、紅葉してる!きれい~!」 と思いながら木に近づいていって、カメラを取り出しシャッターを切ってみた。ところが、撮った…

それから・・・

ロイヤルブルーの朝顔 帰省してから2週間が経ちました。それから・・のことを、今日は少し話そうかなと思っています。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com 東京に戻ってからしばらくの間、なんだか”ぽかん”としていました。この”ぽかん”な感じを何と言って説明…

くにたち2つのフルコース第2弾楽しく終了しました

レッスン風景 昨日は、森のユカフェ,正木ゆかさんとのコラボイベント、『くにたち2つのフルコース』第二弾を開催しました。前回も参加者さんの「もっと素敵な写真を撮りたい!」という熱意がひしひしと伝わってきましたが、今回の皆さんも、(私が言うのも…

仕事ができるって幸せなことですね

昨日、いつもより少し遅めに散歩にでると、ちょうど太陽が山端に沈んでいくタイミングだったのか、森の木立を貫くようにしてはちみつ色の夕日が差し込んでいて、静かで神々しい景色が広がっていました。 今週は森のユカフェ 友香さんとのコラボレッスン第2…

楽天マガジン登録からのその後・・

明日は立冬・・・と言うことで、今日は暦の上ではこの秋最後のメルマガ『miuの写真歳時記』を発行しました^^登録されている皆さま、無事に届いておりますでしょうか?今回のテーマは、様々な「うらら(麗)」の違いについてです。 hanahiroinoniwa.hatenab…

生きる希望をもたらす目標はすべて尊い

帰省している間、父と語らいながら、何度か胸に熱いものがこみ上げて来ては涙しそうになったけれど、父から「もう死にたいと思ったことがあった」と告げられた時さえ、わたしは泣きませんでした。恐らくこの時のわたしは、娘の顔ではなく、傾聴者の顔になっ…

帰省してはじめて知った乳児期の成育環境

今回の帰省で思いがけず、自分の乳児期の状況について知ることができました。乳児期というのは、0歳~2歳くらいまでを指しますが、この時期の記憶というのは、親や祖父母、親戚等からかいつまんで聞くくらいで、よほどでなければ、はっきりとエピソードとし…