わたし歩記-あるき-

心と向き合う写真家の学びの記録*

新しいカメラを購入した後は

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 新しいカメラを購入すると、たいてい数日間は集中して新しいカメラだけを使って写真を撮るようにしています。

 

 わたしがそのカメラ”特有のクセ”に早く馴染みたいというのもありますが、それ以上にカメラの方に1日も早く”わたしのクセ”を知ってもらいたいというのが理由です。

 

「え?カメラって機械でしょ?」

 

と仰られる方もいるかと思いますが、”乗りこなしてやる”なんて気持ちで触っていると、カメラは不思議とこちらの欲しい画を写してはくれないものです・・・。この感覚、写真や楽器等を長くされている方には分かるのではないでしょうか?^^;

 

同じカメラを持っているのに、同じレンズで撮っているのに、なぜかあの人の撮る写真は写りが柔らかい・・・とか、キリっと凛々しい・・・みたいな違いが出る理由って、カメラとの相思相愛度が関係あるとわたしは睨んでいるのですけど。(笑)

 

 

で、肝心の我々の相思相愛度は現在どうか?と言えば、やっと「手を握らせてもらえるようになった」といった段階ですかねぇ・・・。^^;なかなか一筋縄にはいきません。ちょっと馴れ馴れしくあちこち触ろうものなら、「いやっ!」ってそっぽ向かれちゃう。^^;今回は、前途多難だなあ・・。

 

 

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 わたしは、レンズとカメラって、それを使っている人の人生観や内面の変化にものすごくリンクしているなあと常々思っていて、例えば、


レンズを替える=視点が変わる

 

カメラを替える=人生観が変わる

 

みたいな感じではないかな?と。

 

 

 苦手なレンズってあるじゃないですか?何故そのレンズが苦手なのかを分析していくと、物事をそのレンズが持ってる視点で行うことが苦手だったりするものです。

 

 

 わたしは昔、50mmの単焦点レンズが苦手だった時期がありました。50mmのレンズは(フルサイズ機の場合)、一般的には肉眼で「見たまま」、「ありのまま」を写すレンズだと言われています。等身大を写すレンズとも言えますね。被写体との距離は撮る側が積極的に動いて決めなくてはならず、ズームレンズのように、その場にいながら距離感を調節できるレンズではありません。その当時を振り返ってみるに、「見たまま」を写すことに、遠慮や恐怖心があったなあ・・と思います。それから、距離感を自分主導で決めることが苦手でした。今は逆で、ポートレートはこの50mmがメインです。一番楽に人と向き合えるレンズだなと感じています。

 

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Nikon Z fcで撮影

 

 今回は、カメラ(フルサイズからミラーレスへ)とレンズ(FマウントのオールドからZマウントの最新型へ)が同時に変わったわけなので、私の人生においては相当な変容が起きている気がしています。

 

 

「お願いだから、そんなに色も光もフルスロットルで拾わないで~(涙)」

 

 

と新しいカメラ(Nikon Z fc)に対して懇願するばかりの日々ですが、カメラもレンズも、「だって、こっちの方が素敵でしょ~?」としたり顔で画を差し出してきます。そのたびに、

 

 

「あ~わたしの好みの色が・・・」
「あ~わたしの築きあげてきた世界観が・・・」
「あ~~そこは~」
「あ~~だから~」
「あ~~でもね~」

 

 

なんて、あわあわしてしまうのですが、お互い、画作りに対して納得して着地ができる日を夢見て、気長に関係を紡いでゆきたいと思っています。(笑)

 

 

きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^
さとうみゆき

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  

 

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