わたし歩記-あるき-

心と向き合う写真家の学びの記録*

愛着障害

父の癌が再発しました

今日母から、寛解期だった父の癌が再発したことを正式に知らされました。 4月の半ば、「下半身が少し痺れるのと、掌が黄色い気がする」という父の訴えを受け、病院での精密検査が行われました。先に分かった泌尿器科以外の検査数値には、さほど問題は見つか…

居場所か組織か

あなたには「居場所」ってありますか? 花拾いの庭を立ち上げた時、わたしはその場を「組織」ではなく、「居場所」にしようと決めていました。 その際、参考になったのは、臨床心理士である東畑開人氏が、著書『居るのはつらいよ』及び『悲しみとともにどう…

それぞれの「場」、「人」、「時代」で印象や評価が違う

他の人がどうなのかは分かりませんが、この半世紀ほどを振り返ってみたときに、他人からのわたしの印象や評価が、その時々の場や人、時代によって、あまりにも違うことに、IFS(内的家族システム療法)を学んでから客観的に気づけるようになりました。 IFSは…

愛着トラウマに苦しむ人は左脳をより多く使ってみる

先日、日本心理学会から申請していた認定心理士の認定証がようやく届きました。 この認定証を貰うために、現役時代は120%文系女子だったわたしが、統計学に必要な複雑な数式覚えたり、エクセルでデータ分析をしたり、月に何本もの実験レポートを仕上げた…

今月の投句締め切りは24日です

月に1回句会を開くようになってから、自分の心身が季節と共鳴しやすくなっているのを感じています。 もちろん以前と同様、日々は慌ただしく過ぎてはいくのですが、句を詠んだ瞬間が”マイルストーン”の役割を果たし、「たしかに、この時、この瞬間、わたしは…

罪悪感と恥はまったく別のモノ

「罪悪感を手放すと人生が上手くいく」 このフレーズに、自分を癒す旅の中、これまで何度か出逢ってきました。当時自分にとって「罪悪感」だと思っていたことの内容には、以下のようなものがありました。 「どうして私は××さんに比べて〇〇ができないんだろ…

自己開示の境界線の引き方について

”世間話”って得意ですか?わたしは、今でこそ、割と普通に出来るようになりましたが、以前はどちらかと言うと苦手な方でした。^^;否、”苦手”というよりは、「それって何か意味あるの?!」と思っていたと言う方が精確かも知れません。心の中ではいつもこ…

幸せや良いことが続くと不安になる

愛着スタイルに傷を持っている方と話していると、皆さんかなりの確率で共通しておっしゃるのが、 「幸せが続くと怖くなる」「良いことがあると、次にものすごく悪いことが起きる予兆ではないかと身構えてしまって、幸せを味わう余裕がなくなってしまう」 と…

最近読んでいるお薦めの本

3月のはじめから受講している、週1回、計8回のプログラムのIFS(内的家族システム療法)中級講座も、気づけばあと2回で終了です。参加者の多くが、臨床の現場で働いている心理師・心理士、福祉や教育現場に従事されている方たちのため、宿題のペアワークをご…

句会にメンバー様がまたおひとり増えました^^

昨日、花拾い句会にまたおひとりメンバー様が増えました♪ありがたいことに、これで5名になりました。あまり大所帯にするつもりはないので、(ひとりひとりへの傾聴と安心・安全を最優先にしているセラピー要素の強い句会のため)このじわっと増えてく感じが…

「これぞ、私!」に憧れ続けた日々

「これぞ、私!」。他人に何と言われようが、「だから何?だって、これが私なんだもの!」と、飄々と言ってのけられるような人になってみたいと、ずっと思って生きてきました。 心理学ではこれを「自我同一性=アイデンティティの確立」と呼び、エリクソンの…

淡くて永い人間関係づくり

齢50を前にして、このところ「淡くて永い」人間関係のありがたみについて思うことが増えました。 20代~40代前半くらいまでは、とにかく”がっぷり四つに組んで”、明も暗もお互いをとことんさらけ出し、四六時中、お互いの人生に関与し、存在し得る関係こそが…

断るのが苦手な人が断り方を学ぶ前にした方が良いこと

百草園の見晴台からの眺め 昨日に比べて風も穏やかで気温も上がるというので、今日は京王百草園で梅と吊るし雛を見てきました。 淡い春の陽差しに、花も木も萌出たばかりの草葉までもがキラと乱反射して、眩いほど。いま、世界中で起きている理不尽な出来事…

妹と私

この連休は、隣市に住んでいる妹が泊りに来ていました。いや~、しゃべった、しゃべった。(笑)こんなに話すことがあったのか?!と思うくらい、話したし、笑ったし、泣いたし、昨日玄関で「バイバイ」する時には、若干喉が枯れ気味だったほどでした。 わたし…

”危険”に対して、ちゃんと身体が反応した!

先日配信したメルマガが通常のフォルダ以外の場所に入っていて危うく削除しそうになりました・・・という読者様からの連絡を受けたため、テスト配信を行い原因を探っていました。その際、もう何年も放置したままにしていたhotmailの”迷惑メールフォルダ”を久…

今年最初の句会

今日は今年最初の句会でした。本当は対面での句会を予定していたのですが、諸々を鑑みて、直前でのオンライン対応となりました。 毎回、17音の調べの中に込められた、参加者さんの想いや視点、はっと驚くような感性に触れられるのが楽しくて仕方がありません…

本日ありおりカフェ開催します

おはようございます^^ 産業カウンセラー/認定心理士の佐藤みゆきです。 今日の今日のお知らせで恐縮です。本日11時より30分間、音声オフ・ビデオオフ環境での「ありおりカフェ」をオンラインzoom内にて開催します。 女性限定・参加費は無料です。 「ありお…

ボデイワークが面白くなってきた

今日は今年最初のリトリートin森のユカフェでした。場所が同じ国立市内なので、自転車で気軽にびゅーんと飛んで行けるのが、今のご時世本当にありがたいです^^。 森のユカフェリトリートとは、ノブさんの指振整体を受けることで身体を緩め、ニュートラルな…

乖離(かいり)する瞬間が分かるようになってきた

自律神経系に対するトレーニングを始めてから今年で3年目。最近になってようやく自覚できるようになったことがあります。それは、 「これまでの人生のほとんどの時間、わたしは”この身体”と共に居なかったのだ」 ということ。 2年前、初めてSE™のセッション…

ただ「居る」のが辛いという感覚への理解

何か自分自身にとって不具合が起きていることは分かっている。でも、その何かを人に言語化して説明としようとしても、どうしても上手くいかない。それでも意を決して専門家に相談しようと予約を入れてみたけれど、面談当日、椅子に座ったその瞬間でさえ、自…

ありおりカフェはじめます

hanahiroinoniwa.com ひとりでいる時間もそれなりに楽しい。煩わしい人間関係で、気を遣うくらいな、ひとりの方がずっといい。 特に、愛着に傷つきをお持ちの方の場合は、人との距離感を取るのが苦手で親密になりたいのになれない、そしていざなったとしても…

見ている人は見ている?

よくドラマや小説なんかで、主人公がこっそりある人を助けていて、でも、その助けられた人は主人公のことを、なぜか昔から毛嫌いしている・・そのまま最終回になるのかな~?と思いきや、その主人公の善行の一部始終を見ていた、まったく関係のない第三者が…

鏡転移と理想化転移

子どもにとって、その子の一生涯の人間関係を左右してしまう「愛着」を獲得するには、0歳から2歳までの間に、養育者からの心身ともに適切なタイミングでの「共感」を得ることが必要となります。では、具体的にこの「共感」が、子どもにとってどんな”生きる術…

生物学的非礼に耐えうる力

愛着障害とは、養育者との基本的信頼を築けないままに成長した人のことであると、このブログで何度か書きました。愛着が成立するためには、自分の欲求を、精神的にも肉体的にも受け入れてもらう必要があります。この土台が整うことで、子どもは自分が生きて…

「3日後、あなたを自転車に乗れないようにします」と言ってるのと同じこと

朝、窓を開けると、当たり一面、雪景色でした。東京の人間は雪道が本当に苦手です。9時前の通勤時間帯に外に出てみたのですが、公共交通機関の車以外、まるで通っておらず、悠々と向こう側へ横断できました。アイスバーンが完全に溶けるまで、大きな事故など…

SNSアプリをスマホから削除してみて気づいたこと

年末から年始と、現在も、スマホからSNSのアプリを削除して過ごしています。(そうしようと思った経緯は以下の記事に書いています。) hanahiroinoniwa.hatenablog.com hanahiroinoniwa.hatenablog.com 今後もfacebookに関しては、パソコンからのみのアクセ…

「感情とは、身体の状態のことなんですよ」と言われても、まるで腑に落ちなかった件

この間、近所の公園を散歩していたら、地面にどこかで見たことのある造形が・・!たぶん・・・、いや、きっと、アンパンマン?ですよね?^^ ところでアンパンマンって、自分の身体をちぎってお腹を空かせた人にあげたりしていましたけど、その瞬間って痛み…

無意識って身体そのものだったんだ!という気づき

精神科医の高橋和巳先生が、講義の中で頻繁に、 「”異邦人”には認知行動療法が効かないんだよね」 と仰るのを聞き、当初は「なるほど、そういうものなのか・・」と、文脈をそのまま受け取っていました。ちなみに”異邦人”とは、”愛着障害(愛着に傷を負った人…

息が深く吸えないという悩み

いつ頃からだったのか、正確には覚えていないのですが(でもちゃんと意識したのは28歳くらいだったかな?)、呼吸をしても息が深く吸えないというのが悩みでした。吸っても吸っても、肺の中まで入ってくる感覚が乏しいというか、常に弱い呼吸困難みたいな状…

「求められている=必要とされている」ではない

愛着に傷がある方の中には、(わたしがそうであったように)誰かに”必要とされるために必要とされたい”という非常に辛い精神状態で生きている方もいらっしゃるかと思います。 この”必要とされるために必要とされたい”がどのような行動パターンを生み出すかと…