わたし歩記-あるき-

心と向き合う写真家の学びの記録*

愛着障害

見ている人は見ている?

よくドラマや小説なんかで、主人公がこっそりある人を助けていて、でも、その助けられた人は主人公のことを、なぜか昔から毛嫌いしている・・そのまま最終回になるのかな~?と思いきや、その主人公の善行の一部始終を見ていた、まったく関係のない第三者が…

鏡転移と理想化転移

子どもにとって、その子の一生涯の人間関係を左右してしまう「愛着」を獲得するには、0歳から2歳までの間に、養育者からの心身ともに適切なタイミングでの「共感」を得ることが必要となります。では、具体的にこの「共感」が、子どもにとってどんな”生きる術…

生物学的非礼に耐えうる力

愛着障害とは、養育者との基本的信頼を築けないままに成長した人のことであると、このブログで何度か書きました。愛着が成立するためには、自分の欲求を、精神的にも肉体的にも受け入れてもらう必要があります。この土台が整うことで、子どもは自分が生きて…

「3日後、あなたを自転車に乗れないようにします」と言ってるのと同じこと

朝、窓を開けると、当たり一面、雪景色でした。東京の人間は雪道が本当に苦手です。9時前の通勤時間帯に外に出てみたのですが、公共交通機関の車以外、まるで通っておらず、悠々と向こう側へ横断できました。アイスバーンが完全に溶けるまで、大きな事故など…

SNSアプリをスマホから削除してみて気づいたこと

年末から年始と、現在も、スマホからSNSのアプリを削除して過ごしています。(そうしようと思った経緯は以下の記事に書いています。) hanahiroinoniwa.hatenablog.com hanahiroinoniwa.hatenablog.com 今後もfacebookに関しては、パソコンからのみのアクセ…

「感情とは、身体の状態のことなんですよ」と言われても、まるで腑に落ちなかった件

この間、近所の公園を散歩していたら、地面にどこかで見たことのある造形が・・!たぶん・・・、いや、きっと、アンパンマン?ですよね?^^ ところでアンパンマンって、自分の身体をちぎってお腹を空かせた人にあげたりしていましたけど、その瞬間って痛み…

無意識って身体そのものだったんだ!という気づき

精神科医の高橋和巳先生が、講義の中で頻繁に、 「”異邦人”には認知行動療法が効かないんだよね」 と仰るのを聞き、当初は「なるほど、そういうものなのか・・」と、文脈をそのまま受け取っていました。ちなみに”異邦人”とは、”愛着障害(愛着に傷を負った人…

息が深く吸えないという悩み

いつ頃からだったのか、正確には覚えていないのですが(でもちゃんと意識したのは28歳くらいだったかな?)、呼吸をしても息が深く吸えないというのが悩みでした。吸っても吸っても、肺の中まで入ってくる感覚が乏しいというか、常に弱い呼吸困難みたいな状…

「求められている=必要とされている」ではない

愛着に傷がある方の中には、(わたしがそうであったように)誰かに”必要とされるために必要とされたい”という非常に辛い精神状態で生きている方もいらっしゃるかと思います。 この”必要とされるために必要とされたい”がどのような行動パターンを生み出すかと…

愛着障害、ACの人にとって本当に必要なのは”ふつう”の人だと思う

hanahiroinoniwa.hatenablog.com ここ数年の間(特に夏以降)、自分の不安定さのルーツを理解し、両親との関係も改善されるにつれ、日々の心の状態が、自分でも自覚できるほどに穏やかになってきました。また同時に、人と一緒にいても、以前ほど疲れにくくな…

それから・・・

ロイヤルブルーの朝顔 帰省してから2週間が経ちました。それから・・のことを、今日は少し話そうかなと思っています。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com 東京に戻ってからしばらくの間、なんだか”ぽかん”としていました。この”ぽかん”な感じを何と言って説明…

帰省してはじめて知った乳児期の成育環境

今回の帰省で思いがけず、自分の乳児期の状況について知ることができました。乳児期というのは、0歳~2歳くらいまでを指しますが、この時期の記憶というのは、親や祖父母、親戚等からかいつまんで聞くくらいで、よほどでなければ、はっきりとエピソードとし…

「助けて」って言えていますか?の問いに対して思うこと

自立とは親以外の人にちゃんと依存できるようになること。甘えられるようになることだと、先日の副島先生のワークショップで学びました。 「助けてって言っていいんだよ?」「助けてって言えていますか?」 この問いかけにも、愛着の問題を抱えている人は、…

ぴったり同じであることを希求し続ける病(愛着障害)

気づけば、誰と居ても、どこに居ても、どんなにその瞬間が楽しくてお腹を抱えて笑っていても、「寂しい」という気持ちが、心のど真ん中に居座っていることが当たり前になっていました。そして、自分でさえ、「自分は、恵まれた人間関係に在りながら、なぜ、…

「好きに」、「自由に」~~していいがトリガーになることがある

土曜日は、友人が主催した「ぬり絵の会」に参加してきました。昨今「大人のぬり絵」等がブームだったりしますが、わたし自身はこれまできっかけがなかっただけなのか、自分で率先して「ぬり絵をやってみよう!」とはならなかったので、今回〇十年ぶりのぬり…

必要とされるために必要とされたい

「必要とされるために必要とされたい」 愛着障害を抱えている人の苦しみの土台は、この観念に尽きるのではないかと思うのです。 生まれたばかりの赤ちゃんは言葉がしゃべれませんから、泣くことで母親またはそれに代わる養育者に対して欲求を伝えます。 「お…

学びの秋

このところ、来年からの進路に関わってくるであろう内容の濃い講座や講義を連続して受講しているせいか、脳内での知識の解体や統合作業が大忙しです。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com www.asahiculture.jp それぞれの講座から受け取った感想や気づきを書き…

明日から新たな学びへ

明日から9月まで、毎週水曜日、こちらの講座を学ぶことになっています。 それは、IFS(内的家族システム)講座。 ↓ ↓ ↓ www.reservestock.jp この講座に出逢えたのも、本当に不思議な縁だったのですが、7月始め、わたしは友人宅で人間の「ペルソナ」につ…

人との愛着形成が難しいときどうするか

昨日は愛着障害においては、先ず現在の人間関係で「安心・安全」のベースの再構築が必要であること。そしてそのためには、愛着障害について、正しい知識とトレーニングを積んだ専門家の力を借りることが必須だと書きました。 ただ、愛着障害のタイプによって…

愛着障害の人がカウンセラーとのラポールを築きにくい理由

先週、先々週と週末は心理学実験実習のスクーリングに明け暮れていました。入学して以来、キャンパスには一度も訪れたことはありませんでしたから、オンラインとは言え、初の双方向での、それもグループ実習と言うことでとても楽しみにしていた講義でした。…

「分かってもらえなかった」の後遺症②

hanahiroinoniwa.hatenablog.com 前回の記事「分かってもらえなかったの後遺症①」の続き、 「分かってもらえなかった」の後遺症を持っている人が、人間関係でどんな罠にハマりやすいのか について書きたいと思います。 幼少期において身近な養育者から適切な…

後天的にHSPが生まれるプロセス

昨日は、生来的な特性だと多くの著書の中で書かれているHSPが、後天的、つまり学習的なものではないだろうか?と言うところまで書きました。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com 上記の中でわたしは、HSPの人が抱えやすいと言われている以下の特性 ①深く情報を…

HSPは個性?!

繊細さん、敏感さん・・・そんなワードが書店の心理コーナーを賑わしたり、HSPカウンセラーなる肩書がSNSの広告やメデイアに徒党を組んで登場し始めたのは、ここ数年のことだと思います。わたしも「チェックシート」で調べたところ、当てはまる部分が多く、…

誰もが心の病名を簡単に持てる時代

インターネットが普及したことで、今は誰もがオンライン上で性格特性検査を簡単に出来るようになりました。わたしも心理学なんて勉強しているくらいですから、そう言った類の検査は興味深く大好きなのでよく試していたりします。結果に関しては、「そうそう…

悲しみが癒えはじめるとき

桃色雪柳 今日ではてなブログへの投稿が100記事目を迎えました。昨年の夏頃からマイペースで細々と綴ってきた場ではありますが、いつも訪れて読んでくださる皆さま、本当にありがとうございます。はてなブログは「書く」ことに真摯な方が多く、リンクをた…

わたしの人生はわたしに何を求めているのか?

『夜と霧』の著者であるヴィクトール・フランクルは、 生きるとは、人生とは何かを問うことではなく、人生からの問いに応えること だと記しているのですが、今回ほど、 わたしの人生はわたしに一体何を問うているの?! と激しく自問自答したことはないと思…

〇〇のおかげでと言う時の対象をもう一度吟味する

一昨日くらいから、ベルが以前にも増して弱ってきており、ひょっとするとこの週末あたりがアブナイのでは?と24時間体制で見守りが続いていたため、なんだか気持ちも体力的にも切迫し、熟睡感がないのでふらふらしています。そんなベルを見ているのは辛いで…

なぜトラウマさんはアブナイ人に利用されやすいのか

「なぜか人に利用されやすい」「気づくと搾取されている」「すごく良い人だと思っていると最後はこっぴどく裏切られる」 これ、トラウマの中でも複雑性のPTSDや愛着に傷がある方のお話を聴いているとよく出てくるフレーズです。 実は私もずーっと人生で同じ…

まだそんなことで悩んでるの?

たぶん、私が単に執念深いってだけなのかも知れないけど、思い悩んだことをなかなか簡単には忘れられない質だったりします。 「忘れられない」・・これの良くない点は、自分で自分を傷つけてしまうと言う点。脳内で、そのシーンを再生・・つまり追体験し続け…

羅針盤となった本

夏休みの課題図書よろしく、7月末から読み始めたこちらの本ですが・・・ 「ポリヴェーガル理論」を読む -からだ・こころ・社会- 作者:津田 真人 発売日: 2019/06/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) 一昨日、ようやく読み終わりました。 hanahiroinoniwa.h…