わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

心理学

そっちは間違ってるよ・・のサイン

X100V いい加減分かってきたというか、多分そうに違いないな!と半ば確信していることがあって・・・。それは、「そっちは間違ってるよ!」のサインの見分け方なんですよね。 私の場合、結構分かり易かったのに、無視するのが上手くなっていたから、逆に複雑…

わたしとあなたは違うからという受動攻撃

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2 「どこにも自分の居場所がないんです」と仰るクライエントさん、とても多いです。 わたしも随分とこの「自分の居場所がない」という感覚に悩んだし、傷つくことも多かったのですが、今はもう「自分の居場所」って、「自…

ADHD/ASDグローバルサミット無料視聴オンエア中です

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2 つい最近、発達の問題についてもっと学びを深めないといけないのではないか?という出来事がありました。そうこうしていたら、昨夜のこと。いつも講座でお世話になっている、DMWから、こんなご案内が・・・。 www.brainw…

「グラウンディング」しているってどういう状態だと思っていますか?

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2 「もっとグラウンディングして!」 「あなたはグラウンディングが弱いから」 「グラウンディングが一番大事!」 この「グラウンディング」ですが、最近ようやくその本当の意味が腹落ちしたので、今日はシェアしたいなと…

「あたりまえ」という暴力を振るわない努力とその徒労感

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2 年末年始やお盆。所謂、人が原家族と深く関わりを持ち、共に過ごすことが多い時期に、 「ご実家に帰省されるの?ゆっくりと楽しんで来てね。」 等の定型の挨拶を気軽に言わなくなったのはいつ頃からだったのか・・・。 …

「嘘をついている」という後ろめたさが、自然と人間関係の弱みになる

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2 愛着トラウマを負って成長した人と言うのは、ヘルシーな愛着の基盤を持って成長した人たちが、「あたりまえ」でかつ、それを守っていると「安心・安全」と感じている社会的倫理規範を、違ったルートで身に着けて大人にな…

トラウマの完了体験

Fujifilm X-T5 with fujinon XF60mm f2.4 r macro hanahiroinoniwa.hatenablog.com 今回、実家に居る間、何度かトラウマテイックな場面に遭遇していました。 どういう話の流れだったか定かではありませんが、足を揉んでいる私に、父が急に、 「お前の人生は…

人生の物語の紡ぎ方はそれぞれ

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2 「人の一生は物語のようだ」・・・とよく言いますが、私は「長編小説」のような生き方をしている人に憧れがあったように思います。 分かり易い例だと、歴史上の人物とかですかね。 生まれて割と直ぐに、自分の天賦の才と…

自己肯定感が上がるとか下がるとか

Fujifilm X-T5 with fujinonXF35mmF1.4 R 「何故、山に登るのか?そこに山があるからだ」的に、上に行けば行くほど、何か「良い」こと「素晴らしいこと」、「素敵な状態」、「ありがたい状況」のような気持ちがするのは人間の性だと思います。 お給料然り。…

本音で生きることって?

Fujifilm X-T5 with fujinonXF35mmF1.4 R 緩急をつけながら、日増しに父の認知症はひどくなっています。 もともと気難しく、扱いずらい人ではあったのですが、晩年にはそれでもかなりマイルドになったなあ・・と思っていたのですが。 先日、私が東京に戻った…

人が好きとか嫌いとか

金木犀の花が香り始めましたね。 よく「人が好きです」と仰る方に出逢います。SNSなんかのプロフィールにも書いてあるのを見かけたりもします。 そのたびに、立ち止まって考えてしまう。 「人が好き」ってどういうことなんだろう?って。 私の友人の中にも、…

人生の四季を味わって生きる

Fujifilm X100V 人生の四季ってあるなあ・・・ってこの頃強く思います。 春夏秋冬・・・ 種をまく、芽吹いて花開く、結実して収穫し、刈り取って休閑する。 冬を生きていると、華やかな季節を纏う人、ぐんぐん勢いに乗って成長している人、成果を出してその…

何故、父はこうなってしまったんだろう?

Fujifilm X100V 先週末は父の介護のため、実家に帰省していました。8月、退院する少し前から少しずつ顕著になってきた認知症状。実は退院時の臨床心理士の見立てでは、「認知症ではない」という評価が下されていました。恐らく医師も同様の診断だったのでし…

選択は葛藤の隙間を縫って自分で選びとってきた

今、自分が置かれている現状に満足している方、そうでない方、様々だと思います。とは言え、「この部分は満足している」でも、「この部分には満足していない」・・みたいな方が、一番多いのかな? 傾聴カウンセリングで、私が一番注意深く聴くのは、クライエ…

価格が高い方が信頼できますか?

X-T5 with smc Takumar どうなんだろう?どうですか? やっぱり、価格が高いものほど「良いもの」に違いないって思いますか?信頼できるものですか? 先日、セッションの価格改定の記事をアップしました。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com すると私を陰なが…

カウンセリングのゴールって?

X-T5 with smc Takumar このところカウンセリングのご依頼が増えたので、改めて私のカウンセリングのゴールについてお話したくなりました。以前にもどこかに書いたと思いますが。 悩みがなくなる=カウンセリングのゴール ではなく、 安全に健全に悩めるよう…

セッション料金改定のお知らせ

本日は業務連絡となります。 ニュースなどでちらほら耳にしている方も多いかと思いますが、2023年10月1日よりインボイス制度が開始されるにあたり、それまで個人事業主として免除されていた消費税の納税が、義務付けられることとなりました。 そこで、クライ…

モデレーターを置かない理由

X100V 句会もそうですが、コミュニテイ等の勉強会の場であっても、わたしは所謂「モデレーター」に当たる人を置いていません。 「モデレーター」って耳慣れない言葉ですよね。 簡単に言うと、主催者とは別に、参加者とのコミュニケーションを円滑にするため…

企画展無事に終了しました!

昨日無事にギャラリーの企画展が終了しました。思い返せば6月の末から走り出した企画で、あまりの負荷にここ2か月の記憶があまりないくらい。^^;それぐらい、怒涛の日々でした。 「担当できる?」と気軽に尋ねられ、「では、やるだけやってみます。」で始…

組織の発展はリーダーの器の大きさを絶対に超えないという名言について

チームなり集団・組織の発展は、その組織のリーダーの器の大きさを絶対に超えない と言う格言。よく耳にはしていたのですが、その実どういうことだろう?と思っていた時期がありました。 その謎が「そうか!だからか!」と合点したのは、大学の社会心理学で…

気づいたら8月が半分終わろうとしています

残暑お見舞い申し上げます。 気づけば8月も14日。月の半分が終わろうとしていますね。暑さ、台風、暑さ、台風、そしてお盆・・・とめくるめく月日は流れて・・・。 先週から父の介護の為に帰省し、戻ってきました。6月の末から水も喉を通らなくなったために…

サイコパスって見抜けるの?

このところ、偶然なのか?たまたまなのか?クライエントさんの主訴に「サイコパス」の存在がちらつく案件が続いており、なんとも歯がゆいというか、何か根本的な回避方法とかってないんだろうか?と思い悩む場面が多くあります。 そもそも「サイコパス=反社…

話せる場所を用意する・・と言う方向では解決しない

数日前に、再び芸能人の方が自らの命を絶つということがおきましたね。 個人的なお付き合いをしていたわけではないし、お話をしたことがあるわけではないので、そのことの是非については何も言えないのですが、彼と身近に過ごしていた方は、きっと思ったはず…

ぜんぶ自分でしなくちゃいけない

前回のブログの続きの内容になります。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com ヘルシーな心理発達を遂げて大人になった方たちと言うのは、健全な自己愛「自分を大切にする」という必須科目の単位を子どもの頃に取得済の方たち。 そして、その単位を未履修の人が、…

「自分を大切にする」が分からない

「もっと自分を大切にしないと・・・」 そうアドバイスをもらっても、具体的にいったい何をすればいいの?とずっと思っていました。でも、それを言っている本人は、あたかもそれが世界中で一番簡単なことで、当たり前のことなのよという口ぶりなので、ますま…

国立植物園2023 はじまりました!

at ギャラリー国立 職場でもあるギャラリー国立で、昨日から【国立植物園 2023】という企画展に参加しています。 ギャラリーでのアート展示はもちろんですが、地元の3店舗がコラボレーションし、スタンプラリーを行っています。 スタンプラリー店舗のご案内 …

自分の気持ち・感情を知ることへの憧れ

茅の輪くぐり~夏越の大祓~ 氏神様に茅の輪が設置されていたので、潜ってきました。 * 「自分の気持ちが分からない」「自分の本当の感情が分からない」 これは愛着トラウマを抱えている方にとってはポピュラーなお悩みです。そもそも、どうしてこうなって…

それでもやっぱり「今」を書く

Fujifilm X100Vで撮影 セラピストさんやカウンセラーさんによっては、SNSやこうしたブログなどでプライベートに関しては一切発信しないというスタンスの方もいらっしゃいます。 それが良いとか悪いとかではなく、自身のポリシーに因るものなので、どちらもあ…

バーンアウトについて考える

Fujifilm X100Vで撮影 バーンアウト(燃え尽き症候群)の怖さは、本人にその自覚があまりないことではないかと思います。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com バーンアウトは、特に、支援職や支援者の立場に在る方に多いと言われています。医療関係者、心理カウ…

とにかく自分を満たした二日間

Fujifilm X100Vで撮影 実家から戻ったその夜、なんだか何もする気が起きなくなり、自分でもどうしたらいいのか分からないくらい、ぐったりしてしまいました。 とにかく虚しい・・・。だけど、頑張らなきゃ・・とは思う。でも、それを自分に許せないくらい、…