わたし歩記-あるき-

心と向き合う写真家の学びの記録*

心理学

ただ「居る」のが辛いという感覚への理解

何か自分自身にとって不具合が起きていることは分かっている。でも、その何かを人に言語化して説明としようとしても、どうしても上手くいかない。それでも意を決して専門家に相談しようと予約を入れてみたけれど、面談当日、椅子に座ったその瞬間でさえ、自…

ありおりカフェはじめます

hanahiroinoniwa.com ひとりでいる時間もそれなりに楽しい。煩わしい人間関係で、気を遣うくらいな、ひとりの方がずっといい。 特に、愛着に傷つきをお持ちの方の場合は、人との距離感を取るのが苦手で親密になりたいのになれない、そしていざなったとしても…

見ている人は見ている?

よくドラマや小説なんかで、主人公がこっそりある人を助けていて、でも、その助けられた人は主人公のことを、なぜか昔から毛嫌いしている・・そのまま最終回になるのかな~?と思いきや、その主人公の善行の一部始終を見ていた、まったく関係のない第三者が…

もしかしたら、そこに居たのはわたしだったかも知れない

15日の朝、東京大学弥生キャンパスで、17歳の少年が3名の男女を刺すという、痛ましい事件が起きました。自宅で第一報を受け取った時、先ず思ったのは、「ひょっとしたら、少年に刺されていたのは自分でもおかしくなかったのではないか?」ということでした。…

鏡転移と理想化転移

子どもにとって、その子の一生涯の人間関係を左右してしまう「愛着」を獲得するには、0歳から2歳までの間に、養育者からの心身ともに適切なタイミングでの「共感」を得ることが必要となります。では、具体的にこの「共感」が、子どもにとってどんな”生きる術…

私たちはいつから数値でコミュニケーションをするようになったのか

はてなブログから、”はてなスター”の見た目がリニューアルされたとの連絡がありましたね(こちらは、外した矢先だと言うのに^^;)。スターを押すたびに、”きらきらりーん”と丸いアイコンがくるくる回って、ちょっぴりチカチカするのはご愛嬌ってところで…

生物学的非礼に耐えうる力

愛着障害とは、養育者との基本的信頼を築けないままに成長した人のことであると、このブログで何度か書きました。愛着が成立するためには、自分の欲求を、精神的にも肉体的にも受け入れてもらう必要があります。この土台が整うことで、子どもは自分が生きて…

「3日後、あなたを自転車に乗れないようにします」と言ってるのと同じこと

朝、窓を開けると、当たり一面、雪景色でした。東京の人間は雪道が本当に苦手です。9時前の通勤時間帯に外に出てみたのですが、公共交通機関の車以外、まるで通っておらず、悠々と向こう側へ横断できました。アイスバーンが完全に溶けるまで、大きな事故など…

SNSアプリをスマホから削除してみて気づいたこと

年末から年始と、現在も、スマホからSNSのアプリを削除して過ごしています。(そうしようと思った経緯は以下の記事に書いています。) hanahiroinoniwa.hatenablog.com hanahiroinoniwa.hatenablog.com 今後もfacebookに関しては、パソコンからのみのアクセ…

退屈すれば脳はひらめく?!

1日を通して身体の芯まで凍り付くような寒さでしたね。いつもの散歩道にはまるでクリスタルのような氷柱の欠片が落ちていました。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com ところで今朝、facebookアプリをスマホから削除したという記事を書きました。そのまま1日過…

facebookアプリをスマホから削除してみる

今年もあと4日となりました。なんとなく、自分の中では今年が一段落した感もあり、先ほど、以前からずっとしようと思っていたことを実行に移しました。それは、Facebookアプリをスマホから削除する・・というものです。 削除を意識した事の発端は、今年の春…

「感情とは、身体の状態のことなんですよ」と言われても、まるで腑に落ちなかった件

この間、近所の公園を散歩していたら、地面にどこかで見たことのある造形が・・!たぶん・・・、いや、きっと、アンパンマン?ですよね?^^ ところでアンパンマンって、自分の身体をちぎってお腹を空かせた人にあげたりしていましたけど、その瞬間って痛み…

無意識って身体そのものだったんだ!という気づき

精神科医の高橋和巳先生が、講義の中で頻繁に、 「”異邦人”には認知行動療法が効かないんだよね」 と仰るのを聞き、当初は「なるほど、そういうものなのか・・」と、文脈をそのまま受け取っていました。ちなみに”異邦人”とは、”愛着障害(愛着に傷を負った人…

忘却は正しく理解された先にある

よくトラウマについての知識がないごく普通の人が、「そんなに辛い出来事なら、なるべく思い出さなければいいんじゃない?」と提案してくれることがあります。”思い出さないようにしていれば、自然と忘れられるから”という優しいアドバイスなのですが、残念…

息が深く吸えないという悩み

いつ頃からだったのか、正確には覚えていないのですが(でもちゃんと意識したのは28歳くらいだったかな?)、呼吸をしても息が深く吸えないというのが悩みでした。吸っても吸っても、肺の中まで入ってくる感覚が乏しいというか、常に弱い呼吸困難みたいな状…

ひと区切り

昨日は丸1日、精神科医 高橋和巳先生の“見立て8型”上級講座、最終日でした。1年間に渡る学びでしたが、参加できて本当に良かったと思っています。何より、参加している専門分野の先生方の事例をなぞりながら、当事者でもある私自身が、私の唯一無二のカウン…

「求められている=必要とされている」ではない

愛着に傷がある方の中には、(わたしがそうであったように)誰かに”必要とされるために必要とされたい”という非常に辛い精神状態で生きている方もいらっしゃるかと思います。 この”必要とされるために必要とされたい”がどのような行動パターンを生み出すかと…

レッスンの場が与える参加者さんへの影響

こちらはお料理と写真撮影とのコラボレッスン、『くにたち2つのフルコース』でご一緒している森のユカフェ、友香さんのブログ記事です。 ameblo.jp 森のユカフェでフォトレッスンさせてもらって、かれこれ3度目になるのですが、個人的にすごく不思議に思っ…

愛着障害、ACの人にとって本当に必要なのは”ふつう”の人だと思う

hanahiroinoniwa.hatenablog.com ここ数年の間(特に夏以降)、自分の不安定さのルーツを理解し、両親との関係も改善されるにつれ、日々の心の状態が、自分でも自覚できるほどに穏やかになってきました。また同時に、人と一緒にいても、以前ほど疲れにくくな…

それから・・・

ロイヤルブルーの朝顔 帰省してから2週間が経ちました。それから・・のことを、今日は少し話そうかなと思っています。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com 東京に戻ってからしばらくの間、なんだか”ぽかん”としていました。この”ぽかん”な感じを何と言って説明…

生きる希望をもたらす目標はすべて尊い

帰省している間、父と語らいながら、何度か胸に熱いものがこみ上げて来ては涙しそうになったけれど、父から「もう死にたいと思ったことがあった」と告げられた時さえ、わたしは泣きませんでした。恐らくこの時のわたしは、娘の顔ではなく、傾聴者の顔になっ…

帰省してはじめて知った乳児期の成育環境

今回の帰省で思いがけず、自分の乳児期の状況について知ることができました。乳児期というのは、0歳~2歳くらいまでを指しますが、この時期の記憶というのは、親や祖父母、親戚等からかいつまんで聞くくらいで、よほどでなければ、はっきりとエピソードとし…

1年ぶりの帰省、そして父の悲嘆

今日の午後、久しぶりに帰省した実家から東京に戻ってきました。道中は爽やかな秋晴れに恵まれ、幸せなひとときでした。 1年ぶりに再会した両親とは、どちらともなく両腕を広げて抱き合いました。もちろん普段はそんなことはしないのですが、言葉にしようと…

価値観が偏ってきたかも?!そこで・・・

朝、カーテンを開けると、きれいな鯖雲が「おはよう」をくれました。この季節の朝の寒さは「朝寒(あささむ)」なんて言って俳句にも多く詠まれていますが、爽やかで大好きです。 明日から1年ぶりに、父の見舞いと諸々のライフラインを整えるために、妹と実…

専門家だからといって安全とは限らない

勉強のため、心理師・心理士の方が書いているブログやメルマガをいくつか登録して読ませていただいています。 つい最近登録した臨床心理士さんのメルマガですが、割と読み始めた直ぐくらいから、わたしの中のセンサーが「この人は、キケンだよ~」というシグ…

「助けて」って言えていますか?の問いに対して思うこと

自立とは親以外の人にちゃんと依存できるようになること。甘えられるようになることだと、先日の副島先生のワークショップで学びました。 「助けてって言っていいんだよ?」「助けてって言えていますか?」 この問いかけにも、愛着の問題を抱えている人は、…

ぴったり同じであることを希求し続ける病(愛着障害)

気づけば、誰と居ても、どこに居ても、どんなにその瞬間が楽しくてお腹を抱えて笑っていても、「寂しい」という気持ちが、心のど真ん中に居座っていることが当たり前になっていました。そして、自分でさえ、「自分は、恵まれた人間関係に在りながら、なぜ、…

すべての感情には願いがある

先日参加した副島先生のワークショップのテーマは、『感情の言語化』だったわけですが、「感情を言語化する」と言うプロセスには、やはりちょっとした視点の変換が必要で、そのプロセスの”コツ”みたいなものは、大人から子どもに意図して伝えていくべきでは…

あかはなそえじ先生のオンラインワークショップに参加しました

昨夜はミシュカの森主催の、こちらのオンラインワークショップに参加していました。 オンラインワークショップ~副島賢和先生に学ぶ感情の言語化 http://ptix.at/DG3WIh 副島賢和先生と言えば、2009年に日本テレビで放映され、大泉洋さんが主演を務めた『赤…

「好きに」、「自由に」~~していいがトリガーになることがある

土曜日は、友人が主催した「ぬり絵の会」に参加してきました。昨今「大人のぬり絵」等がブームだったりしますが、わたし自身はこれまできっかけがなかっただけなのか、自分で率先して「ぬり絵をやってみよう!」とはならなかったので、今回〇十年ぶりのぬり…