わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

からだと関わる時間が増えたことで気づいたこと

Fujifilm X-T5 with fujinonXF35mmF1.4 R

 

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

 ベリーダンスを習い始めて約1ヶ月。からだと関わる時間が増えたことで、これまでまったく気づきもしなかった驚きが沢山ありました。

 

 

 先ず、私はずっと「こんなにも縮こまって」生きてきたのか!という気づきです。

 

 ベリーダンスのレッスン中というのは、耳にタコが出来るくらい、”基本姿勢”に戻ることを促されます。

 

ベリーダンスの基本姿勢は、骨盤を入れて、お尻をきゅっと中心に締め、その姿勢を保ったまま胸を張って、そのまま天に引っ張られるような意識で肋骨を引き上げ、膝を少しだけ曲げて身体をリラックスさせます。

 

この姿勢をほんの束の間意識するのを忘れただけで、本来なら楽に出来る動きが出来なくなるし、ダンスの美しい型が失われてしまいます。

 

「はい、胸が下向いてますよ~!」

 

「胸を張って~正面を見て~」

 

「前傾してますよ~。しっかり骨盤を立てて”in”して~!」

 

レッスン中、私はこの指摘を何度されることか・・・もう数えきれません。^^;

 

私がほんの少し、その場で堂々と胸を張ったところで、大して他の生徒さんの邪魔になるわけではないのに、気づけば、どんどん、どんどん、存在を小さく見せていこうとしている自分がいる・・・。^^;

 

 

きっと、実際の生活の中でも、そうなのでしょう。無意識でやってることだから、気づけなかっただけ。

 

 

また、「前傾」姿勢というのは、ポリヴェーガル理論的に言えば、交感神経のサバイバルモードの基本姿勢なんですよね。つまり、いつでも危険から逃げられるように身体が準備しているってこと。自分を取り囲む世界が、危険だったり、信じられなかったり、他に守ってくれる人がいないと思って生きてきた愛着不全の人達にとっては、「胸をゆったり開いて、その場にただ立つ」という姿勢が、自律神経系レベルで死に直結する行為だから難しいのです。

 

 

 たとえ、意識では「今は危険はない」と理解できていたとしても、身体の細胞(無意識=自律神経系)が「身を守れ」と記憶していた場合には、そちらの行動が優先されてしまうんですね。これはもう、どうしたって抗えない。^^;

 

 

ですが、安心安全な場で、いま、身体を通して手続き記憶として刷り込まれてしまったこれらの恐怖や不安に再交渉することで、日々自分の中で、何かが変わっていることを実感していて、扉がひとつ開くたびに、また次の扉が開いて、新たな気づきを得る・・みたいな、冒険の旅を楽しんでいる感覚なのです。それがほんと、この上なく、楽しい。^^踊れる、踊れない以前に、私はここが、たまらなく、嬉しい。

 

 

先生や他のメンバーさんは、まさかレッスン中に私がこんなマニアックなことを想ったり、感じているとは夢にも思わないだろうけれど。(笑)

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

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