先日、フジノン純正レンズ以外では初めてのオートフォーカスレンズ、SIGMA 56mm F1.4 DC DNをX-T5につけて撮影をしました。
私が所有しているフジノンの純正レンズはXF 35mm F1.4 Rのみのため、AF(オートフォーカス)撮影時には、「じーーー、ごごごごっ・・」みたいなモーター音が常なのですが、このSIGMA 56mmは、ほぼ無音で「す~っぃ!」っとフォーカスを合わせてくれることに、まあまあびっくり!(最近のフジノン純正レンズもAFは静かだと聞いています)
描写もAPS-C換算では85mmとなるため、周囲の圧縮効果や澄んだ色味も相まって良好。α7Ⅳで使っている、お気に入りのSIGMA 85mm Art と、遜色はないように個人的には思いました。
で、しばらく使っていたんですけど・・・なんだろう?何か物足りないような・・。いや、足りないんじゃなくて、そう、むしろ物足り過ぎてしまって、逆に物足りなくて(何このめんどくさい矛盾^^;)、今カメラについているのは、
だったりします。^^;これが、”神レンズ”と言われている真の所以なのかしら?とか思ったり。。。(って言うか、富士機を愛用している人のあるあるなのか?!(笑))
その瞬間、レンズの向こう側に在る、関心を向けた被写体が、小さいけれど、でも確かな存在感を持って声を発してくるような感じ。とても詩的な空間を見せてくれるとでも言ったら良いか。
35mmと言えば、フォクトレンダーのNokton 35mm F1.2も大好きなレンズなのですが、このレンズを使いたい時というのは、またちょっと違うんですね。日常を等身大で写し撮るというよりは、ちょっぴり気持ちを引き締めて世界と関わりたい気分の時に使っているように思います。すると、それまで見えていなかったものが、思いがけず写っていたりする。
この大根さんたち・・話し声が聞こえてきそうだった。大根の表面の艶や、陰翳のエッジがたまらないのです。^^葉っぱなんて、2次元なのに、一枚、一枚掴めそうです。
こういう画を見てしまうと、「動画撮影時の~~が今ひとつで~」みたいなの、どうでもよくなってしまう。だって私は、”写真”が一番撮りたいから。^^
XF35mmF1.4 Rは、発売されてから10年以上になるレンズではあるし、この先も優秀なXマウントのレンズは続々出てくるだろうけれど、きっとこの先も、手放せないレンズだと思う。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
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写真を眺めてほっと一息^^
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