先日、久しぶりに fujinon XF60mm F2.4 R Macro で撮影をしました。こちらのレンズのスペックについてはこちらからご覧くださいね。^^
ハーフマクロレンズなので、等倍マクロまではいきませんが、それでも26.7㎝まで寄れることを思えば、もう十分すぎるくらい。
紅葉の葉っぱの繊細なギザギザも、ばっちり解像してくれています。
花びらの質感とか・・指で掴めそうなくらい・・・。
で、ここまで大絶賛のレビューをしておいて何ですが、実は本日、このレンズを手放しました。^^;せっかくの純正レンズ、しかも神描写と評判の高いレンズだったのに・・・です。
決め手となった理由は、巷でよく聞くAFの遅さでも、フォーカス音でもありません。実際に私はこのレンズをマニュアルフォーカスでしか使用していなかったので。
ならばどうして?ということですが、まさにその「マニュアルフォーカス」をするにあたり、フォーカスリングを回しても、回しても、ピントが合うまでに、かなり時間がかかってしまうことが地味にストレスとなってしまったからでした。
写りは申し分なかったのに、持ち出し頻度が激減したのは、小さなストレスが積み重なったからだと思われます。
この60mmを下取りして購入したのが、最近お気に入りの、Voigtlander から出ているMACRO APO-ULTRON 35mm F2 X-mount(右) です。
え?既に35mmは持ってるよね?(左)と思った方もいらっしゃるとは思いますが、この2つは写りこそ似ているけれど、性格はぜんぜん別!
標準マクロでありながら、約16㎝まで寄れるF2の明るいレンズです(実際には10㎝くらいまで寄れてる感覚です)。そして60mmで懸念材料だったMFのピント合わせも楽々決まるのでストレスフリーになりました。♪♪マニュアルフォーカスが苦手・・と言う方には、ぜひ一度 Voigtlanderのレンズをお試しいただきたいです。ほんと気持ち良いくらいピタっと決まります。
Voigtlander のレンズって使えば使うほど好きになっていくという不思議な魅力があります。立体的な解像度はフジノンにも負けず劣らずだし、中でも特筆すべきはその澄んだ色味だと思います。ここにハマったのだと思う。私には非常に心地よいトーンです。
で、ふと気づいたことが・・・・
今、持っているXマウントのレンズが全て35mmになったのでした!!!つまり、APS-C換算で約50mmということになるので、つまるところ、やはり私は50mmという画角が好きなんだなということなのでしょう。身軽に撮影ができることも、嬉しいです。
当分、この子たちと撮影を楽しんでいこうと思います。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(60分 3,300円)
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
写真を眺めてほっと一息^^
写真家 さとうみゆき公式HP