今日はVoigtlander MACRO APO-ULTRON 35mm F2 のレンズの作例をご紹介します。
このレンズを購入しようと思った時、作例を出されている方が、何故かあまりいなかったために、検討に一苦労しました。
レンズのスペックだとか、プロダクトとしてのレンズ構成なんかも、まあ知りたいと言えば、知っておきたいけれど、最重要項目ではない・・って方いらっしゃいませんか?^^;むしろ、どんな画が撮れるのか?マクロで寄れると言っても、どんな塩梅で、どれくらいの距離感で被写体と向き合えるのか?そんなことを知りたいと思うのですが、皆さんはどうでしょうか?
上のキバナコスモスは、10㎝くらい寄ってF2で撮影しています。このレンズはハーフマクロではありますが、花びらの皺の溝も綺麗に捉えています。私には十分だと思えました。
こちらの小菊もだいたい10㎝の距離でF2開放で撮影しています。背景ボケですが、こんなとろけ感です。お好みが分かれそうですが、私は好きです。
今度は1メートルくらい離れたところからF2開放で撮影しています。
F2の背景ボケって、”開放族”にとっては最初物足りないんじゃないか?って思いがちですが、F2であることで、むしろ歯止めになると言うか・・・。(笑)私もついつい開放しがちになるので、節制できて助かりました。
20センチくらい離れた紅葉をF2で撮影しました。
ここまで来ると、Nokton 35mm f1.2の写りに酷似してきます。あちらも寄れるレンズなので、この辺りからだと守備範囲が被るってことなのでしょうね。うーん・・でも、多分この2本は、役割が被っていても絶対に手放さないだろうな~という予感がしています。
相変わらず動きのある動物はAFのようにはいきませんが、それでもまったり中の鴨さんたちぐらいならMFでもなんとか追いつけました。
Voigtlander の特徴なのでしょうけど、光と水の描写がほんと好きです!
昨今、SIGMAのXマウントの人気シリーズ(56mmを筆頭に)が、受注を一旦停止する・・みたいなニュースが出ていましたよね。ほとほと、今年は欲しいのに手に入らないカメラやレンズが矢継ぎ早で、がっかりされている方も多いのでは?
そんな中、MFのこちらのレンズの購入を検討されている方のお役に立てれば幸いです。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
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写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
写真を眺めてほっと一息^^
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