わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

。ハラスメントって何ですか?!

Fujifilm X-T5 with fujinonXF35mmF1.4 R

 先週末、夜のニュース番組内で、昨今、若者の間では、オジサン、オバサン世代からの「。ハラスメント」というものが叫ばれていることを知りました。

 

 名実ともに(笑)オバサン世代に属している私は、

 

???????????????

 

一瞬、脳内がフリーズしてしまいました。^^;

 

「。ハラスメント」をご存知ない方のため、簡単に説明をしますと、LINEやメール等のやりとりの中で、職場等の年長者からの文面の中に、

 

「来週までに、以下の資料に目を通しておいてください

 

と、最後に「。」つまり「まる」が打たれていると、圧を感じる、怖い!

 

・・・のだそうです。はい・・・今、この事実を知ってフリーズしちゃってるそこのオジサン、オバサン世代のあなた!お気持ちお察ししますよ~^^;

 

 

では、どうだったら良いのか?というと、例文として、

 

「来週までに、以下の資料に目を通しておいてください😀」

 

であるなら、OKなのだそうです。

 

🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔

 

んーーーーーーーー?んーーーーーーーー?

んーーーーーーーーーーーーーーーーーー?

 

そうなんだーーーーーーーーーー・・・・・・

 

 

と、その時は事実を受け止めるのに精一杯だったのですが、今朝、これってもしかして、先日こちらの記事に書いた内容に関係しているのではないか?と(あくまで仮説ではありますが)思ったわけです。そして、もしそうだとしたら、このままではマズイかもしれない・・とも感じています。

 

 

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

 

津田先生が仰った、「いま、急速に言葉が記号化してきている」という言葉。

 

 

今回の「。ハラスメント」で一番の問題点は、若者たちに「圧をかけてやろう!」などと言った意図がさらさら無いにも関わらず、受け取り手の若者側には、「圧である、怖い!」と感じられていることだと思います。

 

年長者からしたら、「。」のある文面は、遊びやサークルとは違う、職場等のフォーマルな場における、当たり前のやりとりだと思っているし、これもまあ、手垢のついた表現になりますが、「親しき中にも礼儀あり」で、むしろ相手を敬っているからこその配慮でありましょう。

 

ですが、このままでは平行線ですので、ここで一旦視点を変えて「。」を受け取った時の若者の神経系では、何が起きているのかで見ていきましょう。

 

 

「圧を感じる、怖い!」というのは、サバイバルモード、つまり、交感神経の「闘う・逃げる」の反応です。
この「闘争・逃走」反応の意味するところは、「他に助けを求める人が居ない、人に助けを求める術がない」という副交感神経系(その中でも他人とのつながりを促す腹側迷走神経複合体)の不活性のデフォルト状態が先ず在って、その次のステップの反応ということになります。

 

 

一言で言えば、多くの若者たちの神経系には、「大人=年長者」に対して、「安心して助けを求められない」という状態がベースとしてあるということなのです。

 

 

 

そして、その「安心・安全」を感じさせて欲しいがために、自分というシステム・命を守りたいために、

 

😀

 

↑これ、これ↑を求めているとは考えられないでしょうか?

そう、視覚的に、分かり易い「笑顔」という記号です。

 

問題の本質は「。」ではない・・・と私はね、思っています。

 

ここで、津田先生が仰った言葉を再掲します・・・

 

「あなたが気になっている人から”好きだよ”と言われたら、みんなその言葉がどれぐらいホンキなのかを全身で必死で感じ取ろうとするでしょう?私たちには本来、その言葉が出てきた背景を感じとる能力があるんです。でも、最近のAIが製造している言葉は、”WHAT”ばかりに関心がいって、"HOW"の部分、つまり、どんな背景で発せられた言葉かを重視しなくなっている。いま、急速に言葉が記号化してきている」

 

 

若者たちにだって、そもそも言葉が発せられた背景を感じとる力は備わっているはずなのです。現に「😀」には、安心・安全を感じとることが出来ているのですから。

 

 

ただ、インターネットやSNSを通して、日々「言葉という記号」のやりとりに慣れていく中で、言葉の「HOW」を感じとる力は、ひょっとすると、少しずつ削がれていっている可能性は否めないかもしれません。

 

 

 

では、言葉の「HOW」を読み取る力を取り戻すには、どうしたら良いのでしょうか?私は、人との「つながり」を・・・「つながり」の構築を促す神経系(腹側迷走神経複合体)の働きを活性化し、取り戻していくことが、鍵になっていくと考えています。

 

 

 

 

2月19日の講座では、まさにその辺りについてのお話をしたいと思っています。

 

リアルタイムでの参加費は無料です

 

講座内で使用する資料は、津田先生による監修済のものを使用します。

 

zoomは予めビデオ・音声共にOFFで行います。

リアルタイム参加の方は無料です。
後日のアーカイブ配信を希望される方のみ1,100円のお振込みをお願いします。m(__)m

 

参加ご希望の方は、公式LINEから当日のzoomのURLをご案内しますので、登録してお待ちください^^。メールの不達問題を回避するためにLINEを使います。ご面倒をかけます。

 

 

講座お申込みフォーム

 

forms.gle

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

今年から花拾いの庭公式LINEができました!

友だち追加 

 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内