あと2日でGWも終わり。今年は全体を通して気持ち良い晴れ間が多く、例年になく休暇を楽しめた気がしています。
我が家は2回ほど(日帰りではありましたが)遠出をしました。目的地はいずれも夫の希望する場所でした。
夫は筋金入りの乗り鉄!小学生の頃からだそうで、これまで40年近くかけて日本全国の駅に下車した経験を持つ強者です。(笑)
電車旅行をすると、次の乗り換えでは何両目の車両に居れば階段付近に近いか等、ちょっと異常なくらいにスムースなアレンジをしてくれるので、彼と一緒に行く電車旅というのは、そこいらのツアコンなど足元にも及ばないくらい楽ちん!
ただこれ、良いことばかりではなくて^^;そんなこんなで、彼にとっては既知の場所というのは、イコール面白みがないようで、最近は人があまり行かないような、所謂秘境?って言うんでしょうか?「どこ、それ?!」みたいな場所に、連れて行かれる確率が、めちゃくちゃ高いわけです。^^;
そして私というのは元来、
・不慣れな場所
・予測不可能な状況
・不意の予定変更
などに滅法弱い・・・人なわけです。これ、先日書いた原始反射の未統合も関係しているかとは思います。
hanahiroinoniwa.hatenablog.com
もう、そんな状況に放り込まれただけでも、サバイバルモードに突入して、心臓はバクバクしてくるわ、お腹が痛くなるわ、引きこもりたくなるわ・・・で、そんな自分を責めて、自分を嫌いになって自信を無くす・・・というループにハマっていくわけですね。^^;
ただ、今回のGWの夫が繰り出す無茶ぶり旅で感じたのは、以前ほど予測不可能なことに対して、身体がサバイバル反応を示さなくなったかも!?ということでした。
2回目の外出では、早朝「〇〇方面へ行く」とだけ告げられて車に乗せられたのですが、あまり不安はなかったんですよね・・・。逆に道中を楽しんでいる自分がいました。
昨日のNHKスペシャルで放送された「アタッチメント」の番組をご覧になった方は覚えているかと思いますが、この不確実な世界に向かって踏み出していく=探索行動は、愛着(アタッチメント)が整って初めて成立します。
そして、愛着は、安心・安全の上に成り立つものなので、それを身体で感じられるための、原始反射の統合が整っていることが重要なのです。
大脳の新皮質系からの認知アプローチと自律神経系からのソマテイックワークのアプローチ、この両輪がしっかり機能した際の変化を、自分自身のからだと心を通して体験できたこと・・・私にとっては今後の臨床の大きなリソースとなりました。
しっかりとクライエントさんに生かしていきたいです。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
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