わたし歩記-あるき-

心と向き合う写真家の学びの記録*

心とカメラのシャッターチャンスには時差がある

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 街路樹が色づいてきて、カメラ散歩が楽しい季節です。

 

ところで、写真を撮っていると、こんなことってありませんか?

 

「わ~!あの木、紅葉してる!きれい~!」

 

と思いながら木に近づいていって、カメラを取り出しシャッターを切ってみた。ところが、撮った写真を見てみると、あれ?なんか、最初の”きれい~!”がそこには写っていなかった・・・こんなこと。

 

不思議に思って、撮影したその木を再び眺めてみるけれど、確かにきれいだ、わたしが撮りたい!と思った木だ・・変だなあ・・・。そう首を捻りながら、納得できないままに、もう一度その木を撮影してその場を後にする・・・。

 

 

 これ、何が起きているか分かりますか?^^;わたしも長いこと不思議だったし、理由が分かった今でも時々はまり込んでしまうクセだったりします。

 

 

答えは・・・

 

 

”心とカメラのシャッターチャンスの時差”

 

 

による違和感なのです。

 

 

つまり、こうです。

 

 

「わ~!あの木、紅葉してる!きれい~!」

 

 

そう思った瞬間が、あなたが本当に撮りたかった瞬間(シャッターチャンス)なのです。

 

 

って、言葉にするとしごく当たり前のことだと思いますよね?^^;でも、この”当たり前”を実に多くの方がなかったことにしていたりするのです。

 

 

 

本当は・・

 

 

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この風景を見た瞬間に心は動き、心でシャッターを切っていたのだけど、きれい~!と思って近づいていってあなたが写したのが、

 

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この画だったから、心は違和感を感じているのです。

 

 

こんな風に、心のシャッターが切られる瞬間と、実際にカメラを取り出してカメラのシャッターボタンを押される瞬間とには時差があります。特に”観察”や”分析”がお好きなタイプの方は、行動のクセでね、割とすぐに観察モードに入っちゃうんですね。^^;そして、本当に撮りたかった画をみすみす逃しがちかも知れません。

 

 

「あれ?自分が撮りたかったのって、この景色だったかな?」

 

 

そんな違和感が生じた時には、この時差の話を思い出してみて欲しいなと思います。で、被写体に既に寄ってしまった後なら、再度引いてみると、何か気づくことがあるかも知れません。わたしも最近になってようやく、この”時差”が埋まって来たのを実感しています。あるいは、”ダミー”に気づけるようになってきました。

 

 

結局写真って、技術をある程度身に着けた後は、この”時差”をどう埋めていくかで、自分自身の作品への満足度が変わっていくような気がします。他人の目は知りませんよ?でも、自分が本当に写したいと思ったものを、やっぱり写したいじゃないですか^^。

 

 

ただ、観察や分析の視点も、写真にはものすごく大切で、そこからしかみえない景色もたくさんありますので、悩ましいところですけど・・^^。

 

 

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この週末は、紅葉狩りをされる方も多いのではないでしょうか?

 

あなただけの、素敵な1枚に出逢えますように・・^^。
Enjoy♪♪♪

 

 

きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^
さとうみゆき

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  

 

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