わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

すごい!と思う人が変わってきた

Fujifilm X100V

 

 

 突然ですが、あなたはどんな人のことを「すごいな~!」って思いますか?

 

 何故こんなことを考えたかというと、ここ半年くらい10代後半(大学生さん)~70代後半の方といった、ものすごく幅広い年齢層の方とお仕事をさせていただくことが増えたのですが、会話の中に出て来る「すごいな~!」と思う人の特徴が、年齢によって随分違うものだな~って感じたからなのです。

 

 ちなみにわたし自身がどうだったのかを振り返ってみると・・

 

 10代後半の頃は、勉強がどれだけ出来るかとか、お家がお金持ちだとか、ブランド物をいっぱい持ってるとか、素敵な恋人がいるとか、どれだけモテるかとか、どれだけ友達がいるかとか、内面というよりは、見た目で判断していたような気がします。

 

 社会人になったばかりの頃は、どこの会社で働いているかとか、仕事が出来るとか出来ないとか、お給料をどれぐらい貰っているかとか、帰国子女で英語が話せるとか、年に何回旅行に行ってるかとか・・・と、学生の頃とそんなに基準は変わっていなかったように記憶しています。

 

 それが、20代後半~30代に入ってくると、それまでとは少し様変わりしてきます。周囲に対していかに気を配れるかとか、いかに人から頼りにされているかとか、感じの良いリーダーシップを発揮しているとか、人を勇気づけることが出来るかとか、どちらかと言うと他人への影響力だったり、目に見えない要素の部分ですごい!と感心することが増えました。

 

 40代に入ってくると、窮地に追い込まれた時に、どんな機転を利かせて難局を乗り切るかとか、何もないところから、どんな風に新しいものをクリエイティブに生み出していけるかとか、苦しんでいる人に出逢った時に、必要十分なサポートを出来るか・・といった、創造力とか縁の下の力持ち的な人のことを「すごいな~!」と思うようになりました。

 

 

 そして今。50代になったわたしが、どんな人のことを「すごいな~!」と思うかと言うと、「助けてください!」と人を素直に頼れる人。そして、自分が知らないことを、「分かりません。教えてください。」と言える人ですね。こういう人に出逢う度に、「すごいな~!」って頭が下がる思いがしてしまうんです。

 

 

 で、この50代の私の「すごいな~!」を、今の大学生の子に話したとしても、ひょっとしたら分からないかも知れません。なぜって、私も当時はそのような人のことを、「すごい!」とは思えなかったから・・・。むしろ、「勉強不足なんじゃない?」とか「頼りないなあ・・」なんて思っていたかも。

 

 

ああ、でもね、20代の頃の私に教えてあげたい。この、「助けてください」と人に頼れる力(助援力)がどれほど人生を生きやすくしてくれるのか・・を。「分かりません。教えてください。」と心を無防備に拓けることが、どれだけ自分を磨き、豊かにしてくれるか、を。

 

 

 時間ってすごいなあ・・ってつくづく思います。いつの日か、君の「すごい」も変わっていくのかな・・・。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

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