わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

急に歳をとった気がする

Fujifilm X100V

 

 今日は1ヶ月ぶりに電車に乗って隣町まで行ってきました。療養後初めての電車移動・・ということもあって、最初すごーっく緊張したのですが、どうにか目標達成です。これで少しずつ距離を伸ばしていけたらと思っています。この週末には延び延びになっていた実家へ行くことになっています。指定席なので行きも帰りも座れますのでこちらは安心です。

 

 さてと、今日のタイトル、

 

「急に歳をとった気がする」

 

ですけど・・・、これね、物理的、経年劣化的な視点からも、もちろん言えることなんですが、私が本当に言いたいのはその部分ではないんです。

 

 

だいぶ最近までですが、私は鏡に映った自分を観るたびに、そこに映っている自分のことが、何故か、10歳くらいの子どものように観えていたんです。

 

もちろん、本来の年齢を自覚もしてますし、姿カタチだって10歳でないことは重々分かっているんです。なのに、それにも関わらず、どういうわけか、10歳くらいの少女がいつも向こう側から自分を見てる・・・そう感じられて仕方がなかったんです。

 

その子を観るたびに、自分のことが弱々しく思えたし、頼りなく思っていました。普段、社会生活をそこそここなしている自分も居たけれど、いつだって自信がなかったし、自分では何も成し得ないような・・・そんな気分でした。

 

それが・・です。

 

この頃、鏡に映った自分は、年相応というんでしょうか・・・。

 

「あ、大人の女の人がいる!」

 

って感じて、この人なら困ったことがあっても、頼れるし、大丈夫なんじゃないかな?って思える自分が居るんですね。

 

 

この感覚が芽生え始めた時に思い出したのは、高橋先生が講義で仰っていたことでした。愛着障害の人は、その傷が癒えてくると、ものすごいスピードで年を取っていくって。一体それって、どういうことなんだろ?って思っていたのですが、自分に起きてみて、初めて理解できたというか、ああ、こう言うことだったのね!と腑に落ちたのでした。

 

 

きっと、もう子どものままでいる必要がなくなったってことなんでしょうね。

 

 

そして、いま、心はとても楽になってきています。
世の中の大概の普通の大人は、こんな風に世界を生きていたんですね。
大人って楽しいですね。^^いろんな人と、ちょうど良い距離感で、ちょうど良い秘密と、ちょうど良い親密感を楽しめる。なんて優しい孤独と、なんて淡い抱擁感。

 

 

ああ、良かった。死ぬ前に、大人になれて、本当に良かった。

こんな日が来るなんてね。

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

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