喉元過ぎればなんとやら・・で、身体が動くようになってしまったら、忘れてしまいそうなので、今のうちに書き残しておこうと思います。もし、ここを読まれているあなたの大切な方が、腰痛を発症してしまった時に、お役に立てれば幸いです。
先ず、どんな状況でSOSが来るのかにもよりますが、患者さんが女性で、かつ一人暮らしだった場合を想定してみましょうか。時間は日中としましょう。
第一報を受け取ったら、今、どんな状況かを確認してください。
どこにいるの？
痛みは？
どの程度動けている？
それぐらいが精一杯だとは思います。で、直ぐにでも家に飛んで行ってあげたいと思うのはやまやまですが、痛みがひどくて動けなくなっている場合には、玄関のカギを簡単に開けられない可能性があります。さらに、着替え中に発症した場合などは、衣類を身に着けていない場合もある。なので、あなたが家族などごく親しい関係でない限り、ひとまずは、玄関に必要だと思う品物を届けてあげるのが良いのかなと思います。ご家族の場合は、中で裸で苦しんでいようが、トイレで身動きできなくなっていようが関係ないので、合鍵などで室内へ入って現状を見てから必要なことをしてあげてください。
私が今回不幸中の幸いだったのは、夫が連休で家に居たこと。同じ市内に住む友人が、一番辛い時に、おかずを黙って玄関に届けてくれたことでした。
腰痛になって何が困るかって、洗面台で前かがみの姿勢で顔が洗えないことだったりします。私は発症が朝だったので、ノーメイク状態でしたが、メイクをしたままで動けなくなっていたとしたら、メイクを落とせないまま、4日ほど過ごしていたことになります。ですので、お見舞いの品として、拭くタイプのメイク落としや身体を拭くシートがあると良いかなと思います。
私は、お風呂に入れるようになるまでは、ホットタオルで顔も身体も拭いていました。
それと、トイレットペーパーやテイッシュボックス、生理用品などが足りているかも確認して、足りないようなら念のため購入してきてあげると良いと思います。私は夫にお願いできましたが、一人暮らしの方の場合は、買い物が出来るようになるまでお店で買い物ができないと非常に困るはずです。
また、あなたがお部屋に入れるような関係であれば、とにかく日常よく使う品を、それを使う場所の腰より上の位置にひとまとめに置いてあげると良いでしょう。
例えば、スマホの充電の場所を布団から近いコンセントに移してあげるとか、ペットボトルのお水を、複数個所においてあげるなどですね。私は薬をどこでも飲めるように、リビングのテーブル、キッチン、ベッドサイド、ローテーブルと4か所に置いてました。
温かい季節だったので寒さ対策はそれほどしなくて大丈夫でしたが、腰痛を発症すると、靴下が履けません！（涙）相手が裸足だった場合は、靴下を履かせてあげると良いと思います。なるべく色の濃い靴下がいいです。自分で着替えられない場合は、とりあえず汚れても目立たないので。
湿布類ですが、購入するならこちらがおすすめです。
病院でも処方されました。
コルセットは、病院で処方したのをつけましたが、市販のものでも楽になると思いますよ。
痛みのピーク時は、歯ブラシも重たいと感じて持てませんでした。なので、食器類もなるべく軽いものがあると良いと思います。
私は平たい皿におかずを乗せてもらい、お皿は置きっぱなしで、そこからお箸で運んで食べていました。
ひとり暮らしの方の場合は、洗い物も辛いと思うので、紙皿を用意してあげて、使ったらそのまま捨ててもいいくらいにしてあげても良いと思います。
調理に関しては、とにかく立っていられないので、疲れたらすぐに休めるよう、椅子を近くに置いてあげると良いと思います。
私はキッチンと洗面台に休憩用の椅子を置きました。これがずいぶんと助かりました。
お味噌汁なんかは、インスタントのを買い置きしてあげると良いです。
ざっと、メモ程度ですが、また思いついたら追記しておきます。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
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写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
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