わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

夜という時間に眠るだけでもSDGsに貢献できる

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 月末に参加するギャラリー国立のグループ展

 

『国立植物園』は、文字通り植物をテーマにした企画展です。

 

 

 コンセプトの中にはSDGsが含まれています。

 

 

 ところでこのSDGs、あちこちで聞かれるようになって久しいですが、日々の暮らしの中で、簡単に実践できることって、意外と知られていないような気がしています。

 

 例えば、夜という時間に(可能な方は)しっかり部屋を暗くして眠るだけでも環境に貢献できているって知っていましたか?

 

 

 

 

 ここでちょっと「光合成」のお話をさせてください。そう、植物たちが私たちにとって不可欠な酸素を生成するために行っているエネルギーの化学反応のことです。

 

 

ご存知の通り、光合成には、光と水と二酸化炭素が必要です。通常植物たちは、日中太陽の光を浴びて、「光合成」を行い、夜は「呼吸」のみを行っています。植物にも人間と同じように昼と夜があるのですね。

 

ところが、近年、この植物たちの「光合成」サイクルが乱れはじめているというのです。

 

 

「光害」という言葉をご存知でしょうか?

www3.nhk.or.jp

 

 人間のライフスタイルが変化し、夜も昼もなく活動することが増えたことで、なんと植物たちも、24時間「光」に晒され、休む間もなく「光合成」を行っているというのです。結果、植物たちはクタクタ。自然栽培の農作物などは成長し過ぎて売り物にならなかったり、アフリカでは長寿で有名なバオバブの木が、近年枯れ始めていたりするそうなのです。

 

 では、それで何が問題なのか?と言うと、植物たちの内に取り込まれた二酸化炭素は、植物の夜間呼吸によって酸素に変換されず、そのまま蓄積されますから、とどのつまり、地球温暖化に繋がってしまうということなのです。

 

 

 「環境問題に取り組む」と聴くと、自分にはとりたてて出来ることもないと思ってしまいがちですが、(可能な方は)”夜になったら電気をちゃんと消して眠る”。小さなアクションかも知れませんが、あなたのお家の近所の樹木たちにとっては、大切な労いとなっているかもしれないことを、この記事を読んでくださったあなたに覚えていていただければと思います。

 

 

 

 今回、『国立植物園』に出展する私の作品、「地球の深呼吸」のコンセプトは”光合成”をテーマにしています。植物たちが、然るべく安らかな「闇」に包まれますようにとの願いを込めました。現地で見ていただけますと嬉しいです。

 

 

 

ギャラリー国立にて開催

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

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