「どうしたら私たちは癒されるのだろう?」
「どうしたら私たちは”癒された”と感じられるのだろう?」
なんて、今更のようなことを、最近よく考えてしまうんですよね・・・。
というのも、私自身がこの頃ふと、
「どうして、あんなにも癒されたいと必死だったんだろう?」
「どうして、そこまで自分を嫌っていたんだろう?」
と振り返る時間が多くなってきたからかも知れません。
とにかく自分をどうにかしないと・・・どうにかしなくちゃ!
そうしないと、この世の中ではやっていけない。辛いことばかりに見舞われる。
割を食ってばかりいる。そこから抜け出したい。(誰でもいいから)見返したい。
勝ちたい!負けたくない!認めさせたい!(誰に?)
ずっとそんな感じだったと思います。でも、この頃思うのは、
「私の人生って、そんなに酷い人生でもなかったかもな・・」
「どこか根本的に直したり、正したりする必要ってあったのかな?」
ってことが増えた。ある程度の年齢を重ねたせい?とも思うけれど、それだけじゃないとも思う。
これまで、「自分をどうにかする」ために、様々な技法・手法・学び・メソッド・セミナーetcを受けたり、試したりしてきたけれど、最終的に今の自分にたどり着くために、「これこそ決め手になった!」特定のものなんて何もなく、
「あのメソッドのおかげだったかもしれないし、あの人のおかげもあったかも知れないけど、でも、本当のところは何が良かったのかなんて分からないな。って言うか、どれも違うし、どれも正解だったのかもな?なんだろ?実際は分からないな~!自分が好きとか嫌いとかも、どっちでもよくなっちゃった。これからも傷つくことはあるだろうし、嬉しいことだってあるよね。起きてしまったことには、その時、その時、考えて、やっていくしかないもんな~。」
って、思っているんですよね。
私はカウンセラーとして、クライエントさんとのセッションの中で、メソッド的なことをお伝えする機会は当然あるのですが、最終的には、クライエントさん全員が、メソッドやツール、何なら私との関りからも自分を解き放って、自由になっていただけたらいいなと思っています。
メソッドが心を癒すのではないと思うんですよ。あ、もちろん、物理的な痛みや、病気に関しては、それ相応の医療的なアプローチが必要ですよ?身体的に関わらなければいけない”傷み”に関しては、”メソッド”や”ツール”が最も有効な場合が殆どだと考えます。
けれど、ヘルシーな人生の基盤って、究極、安心・安全な居場所と、自分を無条件に大切にしてくれて、理解をしようとしてくれる人間関係です。これさえあれば、人間って、幸せに生きていける。そこにプラス、身体的・精神的な好奇心や承認欲求を満たしてくれる学びや仕事があればもっと充実して過ごすことができる。でもこれ、必ずしもマストではないと思う。
▣安心・安全な居場所
▣自分を無条件に大切にしてくれて、理解をしようとしてくれる人間関係
私は、この2つを飛び越えて、
▣身体的・精神的な好奇心や承認欲求を満たしてくれる学びや仕事
を必死にやってきたのだと思います。そしてある時、「こんなにやっているのに!」「こんなにも学んで身に着けたのに!」という自分で作ったループにぐるぐるにまかれて、窒息したのです。
▣安心・安全な居場所
▣自分を無条件に大切にしてくれて、理解をしようとしてくれる人間関係
この状態が、どれほど価値があるものなのかが、身に染みて分かっていなかったのです。このフェーズに入ってからの学びは、本当に楽しい。「自分をどうにかしなくちゃ」という切迫感が全くない状態って、好奇心しかないのです。
いつか今日書いた内容を読み返したあなたが、懐かしく微笑んで居るのを想像しながら、今日の記事は終わります。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
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ありおりカウンセリング
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
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