わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

句会発足から8ヶ月が経ちました

Sonyα7Ⅲwith batis 40mm f2 CF

 

 主宰しているオンライン句会『花拾い句会』ですが、発足から8ヶ月が過ぎようとしています。

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 現在登録しているのは私を含めた9名。内、半数以上の方が、当初、それまで一度も俳句を詠んだことがなかったという方たちばかりでした。

 

それが今ではどうかというと、何かと私生活での厄介ごとが重なり、気分的になかなか投句出来ずにいる主宰者を除き、他のメンバーは皆、毎月Maxで投句をしてくださっているという状況です。^^;月末のメンバーさんの句が一斉公開となる選句期間は、本当に楽しみでなりません。そして、メンバーさんの中からは、外部の俳句大会などに軽い気持ちで試しに挑戦し、佳作入選される方も出てきています。

 

 

 先日、句会のメンバーで秋の季語を味わう趣旨の茶話会(さわかい)をオンラインで開催しました。

 

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 俳句には欠かせない季語ですが、俳句という形にせずとも、ただ味わうだけでも楽しいものです。もっと気軽に季語を通した経験や思い出を語り合う場があっても良いのではないか?と思い、企画しました。こちらは、なかなかの盛り上がりでした。また開催したいと思っています。

 

 

 発足から8ヶ月ですが、お互いに”知り過ぎず、知らなさ過ぎず”といった、快適な距離感が保たれている場となっているのを感じます。

 

 

 通常、コミュニテイやオンラインサロンの目的は、短期間に、人とより親密になっていくことだったり、有益な情報を交換し合うことであったりするのかも知れませんが、花拾い句会では、敢えてそれを促していません。そのため、専用のfacebookページや、インスタアカウント、LINEグループもありません。

 

 

もともと、愛着トラウマや、発達性トラウマを抱えた方でも、安心して身を置けることを目的とした心理療法に基づく要素をふんだんに取り入れて整えている場でもあるので、(愛着やトラウマに関して学ばれた方でしたらお気づきになると思いますが)対人関係における「陰性転移」や「投影」を起こしにくい設計となっています。

 

緩やかに・淡く・安定的に・普遍的に・予測可能で・安全に繰り返される

 

この要素が、愛着トラウマの改善には必須です。

 

かといって、お互いに無関心なわけではなく、うっすらと、どこに住んでいるのか?だとか、いくつくらいのお子さんがいて、どんな家族構成なのか?仕事は何をしているのか?何が好きで、何が苦手か?といったことは、句会のシェア会をするたびに、少しずつ把握していってるはずです。

 

 

 年齢を重ね、環境や健康状態の変化を経て、それまでは、実際に会ったり、行動を共にするなどして親密だった友人関係は、必ず、「淡く・緩い」ものへと変化していく時を迎えます。その時、人と緩やかに繋がるスキル、そこで満足するスキルを備えているかどうかで、加齢と共に迎える孤独との向き合い方が大きく変わるような気がしています。

 

 

 いつか「花拾い句会」のような場を、あちこちに創っていけるような活動をしてみたいなあと思ったりしています。

 

 

 ただいま、花拾い句会の新しいメンバーを若干名募集中です。ご興味のある方は、こちらをお読みの上、お気軽にメッセージください。

 

 

 

☆きょうも最後までお読みくださり
ありがとうございました^^

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

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写真を眺めてほっと一息^^  

 

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