今日の午後は、花拾い句会の8月投句のシェア会でした。
これはオンライン句会独特のシステムですが、前月の投句と選句を終えた状態で、月が改まってから、zoom上で対面の「シェア会」と言う場を持っています。
「シェア会」で初めて、句を詠んだ作者に名乗り出てもらい、その句を詠んだ背景を語ってもらい、他の方は傾聴し、その後、共感をこめた感想を送り合います。
この、
「話す・聴く・共に感じ合う」
という3本柱を、飽きずに繰り返しながら、気づけば今日で(茶話会も含めて)9回、メンバー様と時間を共にしてきました。
「相手をゆっくり知る」
「淡くつながる」
ということを大切に場づくりをしてきましたが、「俳句or季語」という繊細な重力は、忙しない大人の日常に、何かこう「アンカー(錨)」のような役割を果たしてくれており、自然という大きな摂理に抱かれることで、穏やかな人と人との関わり方が成り立っているようにも感じます。
そして、主宰者である、わたし個人の在り方としては、
「この会をこの先もずっと続けていこう」
と気負わないこと、をいつも思い出すようにしています。
その理由は、この記事でも述べています。
hanahiroinoniwa.hatenablog.com
これまで「組織」において、悲喜こもごも、さんざん経験してきておりますが、私なりに得た結論としては、発起人が辛くなったらいつでも休めるくらいの場所が、誰にとっても居心地の良い「居場所」になり得る・・・そんな気がしています。
そうそう、今月から選句の際の評価項目をメンバーにひとつずつ提案してもらい、それらを採用しての選句を行いました。
ちなみに、現在採用中の評価項目はこちらです・・・
いいね句
HAPPY句
味わい句
絵になる句
学びの句
寄り添いたくなる句
懐かし句
聴こえる句
ほんわか句
気になる句
美句
感動句
共感句
どうですか?なかなかの多様性です。^^そして、花拾い句会では、順位付けはしておりません。他者の句の添削も訂正もありません。
それでも、季節を愛でる気持ち、俳句の種を日々探すことで、人生との向き合い方を変えられていく人は大勢おり、外部の句会で入選される方も出てきたりと、本当に面白い場になったなあと思います。
おひとりおひとりと丁寧に関わりたいため、現在句会参加者は10名前後とさせていただいております。現在若干名でしたら、参加可能です(参加無料です)。
ご興味のある方は、花拾いの庭のメッセージフォームよりご連絡ください。
*新メンバー様の人数は希望人数に達しましたので、
ここで一旦募集を停止します。^^
次回の募集をお待ちくださいませ。
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
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写真を眺めてほっと一息^^