わたし歩記-あるき-

心と向き合う写真家の学びの記録*

観遊花ふたり展へご来場ありがとうございました

 

 

 ギャラリー国立にて6日間に渡って開催しました正木友香さんとの

 

観遊花ふたり展~色なき色を映すもの~

 

昨日無事に千秋楽を迎えることができました。会期全体を通して、天候不順で雨天続きだったにも関わらず、延べ100名を超える方にご来場いただけたこと、感謝しかありません。本当に、ありがとうございました。また、会場に足を運べなかった皆さまからも、たくさんの激励のお言葉を頂戴しておりました。おかげ様で、会期を完走することができました。ありがとうございました。100枚近く用意したポストカードも、最後のお客様の購入でちょうど完売というミラクルが!お迎えくださった皆様、ありがとうございます。

 

 

 

 昨晩、一通りの片づけが終わり、お風呂の湯舟に浸かった瞬間、何かが堰を切ったようにこみ上げてきたと思ったら、涙が溢れて止まらず、そのまま暫く泣き続けました。

 

長丁場の緊張と疲労から解放され、安堵したこともありました。やり遂げたという達成感も。でも、それだけじゃなく・・・。訪れてくださった方たちの優しさ・温かさ、会場でサポートしてくださったギャラリーのスタッフの皆さまへの畏敬の念、6日間、共に過ごした友香さんへの感謝、もっとスマートな対応が出来なかったのかという自分への後悔、作品を目の前で楽しんでもらえたことへの嬉しさ、そこをぜんぶ含んで超えて、何かもっと自分の根源から呼びかけられているような・・・「やっとここに来れたね」と抱きしめてもらっているような、愛しい気持ちに包まれたのでした。(今も、思い出すと涙が・・^^;)

 

 



 「もう何度目の展示なんですか?」と質問され、「まとまった作品展示は今回が初めてです」と答えると、なぜか皆さんとても驚かれるんですよね・・・。写真を撮り始めてから、かれこれ約20年になりますが、わたしには「撮る」ことはできても、「展示」というプロセスについてくる”一連の作業”がどうしても苦手で、写真展の開催はハードルが高く、夢のまた夢だと思っていました。

それが今回、「だったらみゆさんの苦手な部分は私がするよ!」と手を差し伸べてくれた友香さん、そして、搬入作業をほぼ完結してくださったギャラリー様のお陰でこの展示は成立したようなものなのです。生来人を頼ることが苦手だったわたしにとり、この展示は貴重な学びの機会であり、大きな価値観の転換点となりました。

 

 

 

 

 展示中、「この(撮影)技法は何ですか?」と尋ねられることがよくありました。よくよくお話を伺えば、この道〇十年というアートの大先輩方ではないですか!^^;しかも、写真歴だけは長いとは言え、正統派の”美術畑”を一切歩んでこなかったわたしには、「技法」などと呼べるスゴイものはお恥ずかしいほど何もないわけでして・・・^^;。

 

「自分が一番心地よい、きれいだな~。美しいな~。と思った瞬間と色に出逢った時にシャッター切ってます!」

 

としか言えず、毎回歯がゆい思いをしました。

 

ただわたしにとって、この20年間というのは、「自分に観えている」ものを、カメラ・レンズと言う光学機器と融合させることで、どうしたら忠実に表現できるのかの葛藤の連続だったことは確かです。そのために、写真の技術云々というよりは、自分とこの現象世界、自分と他人、何より、「自分とは何か?」を見つめ続けた時間がそこには脈々と流れていました。(むしろ、それだけだったと言っても良いかも知れませんが^^;。)47歳にもなって、大学に編入してまで心理学を学んだのもその一環なのでしょう。

 

 

今回展示した作品と言うのは、2019年末からの2年間、ちょうどコロナ禍で撮影した作品が殆どでした。被写体となったものは、自宅から半径3キロ圏内。野の花や刈り取られた田んぼ、用水路、空き地、水たまり、空、といった身近な風景ばかりです。けれど、そんなこれまで当たり前に存在していた小さな自然に、コロナ禍で殺伐としていた心がどれだけ救われ、慰められたことか・・・。展示は、そうした名もなき存在へのオマージュであり、感謝でもありました。

 

 

 「写真展を見て、こんなにも心が動いて感動したのは初めてだよ!いい展示をありがとう!」と自分にはもったいないほどの言葉を頂くたびに、思っていたこと・・・。それは、見てくださる方の感謝の想いは、わたしの被写体への感謝としっかり共鳴しており、その想いは、この世界に放たれて、巡り、満ちて、またいつかのどこかで被写体となって出逢えるにちがいない・・ということ。そのような空間・場を、友香さんと共に創れたことは、次回の展示への自信、小さくとも大きな布石となりました。

 

 

 会期中、雨が多かったことは、わたしにとってはかえって都合が良かった。なぜって、もし写真日和であれば、フィールドワークが大好きなわたしは、撮影に行きたくてたまらなくなり、ギャラリーを何度か抜け出してしまっていたかも知れないから。(笑)

 

 

 気づけば街には色とりどりの紫陽花が色づき始めています。わたしの大好きな季節の到来です。今日もこの街のどこかで、カメラを提げて、地球という美術館巡りをしているわたしを見かけたら、どうぞそっと見守ってやってください。わたしも、そんなあなたに、「今日も佳い日を!」と、心の手を振りかえしていますので。^^

 

 

 最後にもう一度、素敵な時間を本当に本当にありがとうございました。またきっとどこかでお目にかかれますように。^^

 

さとうみゆき 2022.5.18 初夏

 

 

 

追伸:ワークショップの模様などは、また別の機会に記事にしたいと思います^^。

 

友香さんの視点からのふたり展のルポも近々UPされると思います。
こちらも併せて、どうぞお楽しみに♪

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きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^
さとうみゆき

 

 


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