わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

ただのつぶやきです

 

 長雨が止み、以前であれば「写真でも撮りにいこうかな」とすんなり思えたものだけど、この頃はまっすぐに手がカメラに伸びません。いや、伸びるのだけど、寸でのところで引っ込める・・を繰り返している感じ。

 

 毎日、インスタグラムを観ていると、最近は季節柄、ヒガンバナやコスモスの写真を多くみかけます。

 

花と言うのは、どうしても”制服み”が強くなる被写体で、同じ場所、同じアングル、同じカメラで撮影した写真は、必然的に同じような写真になりがち・・・。

 

タイムラインに流れてくる他の方の写真たちを見るにつけ、「あ~この雰囲気の感じ、撮った」、「あ、これ、分かる・・」、「うん、そうなるよなあ・・」、「そうそう、私もこの場所で、こう撮った」、みたいな心の声があふれて来て、私が敢えて自分の写真を世間に晒す意味なんてあるのか?!と自問自答して終わる・・感じ。

 

もっと突き詰めていくと、自分の凡庸さに絶望する・・というとなんだかカッコつけだけど、要は、月並みでどこにでもある自分の写真に飽き飽き、辟易してしまっている・・というのが近いのかも。

 

 これと同じような気持ちを、先日参加した「秋の大まのあたり句会」という講座中にも感じた。

 

 俳人の池田澄子先生を筆頭に、神野紗希さん、西村麒麟さん、他、7名の先生による選評をライブで体験できる貴重な句会だったのだけれど、参加者への兼題が「風」。とても勉強になったし、過去、名だたる先生方が「これは類想句なのよね~」というコメントをされている時の気持ちが、嫌になるほど理解できた句会だった。

 

 投句された約140句の中に、何度も「秋の風」、「色なき風」と同じ季語が繰り返されて、読む側からすると、「なんか、他の風ってないのかな?」と、偉そうにも思ってしまった。でも、その中にあって、しっかりと「埋もれていない」俳句というのが確かにあって、その一句の放っている光、存在感に、圧倒されてしまった。この域に行くにはどうしたらいいの?!

 

そして、こう思うのは俳句だけじゃない。たくさんの花の写真の中で、明らかに「何、この世界観!」と頭をかち割られるような衝撃を受ける1枚に出逢うことがある。

 

 何がその他大勢と違うんだろうな?とあの日からずーーーーっと考えているのだけど、想うに、対象への理解の深さなのだろうなというところに落ち着いた。

 

 私はどれだけ被写体を理解して撮っているんだろう?詠んでいるんだろうか?

 

ちょっときれいで、人に心地よさを届けられるレベルのものは撮れているし、詠めているのかもしれないけれど・・なんか、もう、ほんと自分の薄っぺらさに嫌気がさしまくり、やけ酒をしてくだを巻きたい気分。

 

 と、今日はただの愚痴のような、現状把握みたいなブログになってしまいました。m(__)m

 

これ、自分との闘い、挑戦なので、誰にどうしてもらうことも出来ないからなあ・・。しっかりネガテイブケイパビリティしていきます。

 

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きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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