昨日の夜は、中秋の名月でした。当初関東では夕方から雨予報。これはお月見は難しいかしら?と残念に思っていましたが、それは杞憂に終わりました。
月を見ようと窓を開けると、どこからともなく香ってきたのは、石鹸の匂い。恐らく、どこかのお家で誰かがお風呂に入っているのでしょう。心地の良い虫の音色も、清んだ空気をよりいっそう際立たせてくれました。なんだか眠ってしまうのが惜しいような夜でした。
久しぶりに、月を撮影したのですが、撮りながら、「わたしにとって月って何だろう?」と考えていました。
面白いもので、自分以外の人が撮った「月」を見ていると、その人が「月」をどう捉えているのかが分かったりします。
例えば「天体」として捉えている方は、超望遠レンズで、まるで宇宙の図鑑に載っているような「月」をSNSにアップしていたりします。その姿たるや圧巻で、まるで生き物のような・・・と言うと語弊があるかも知れませんが、人格?を持った存在のようにも見えてきます。
で、わたしは?と言うと、多分、「天体」という視点はあまりないんじゃないかと思います。じゃあ、なんだろうな?と一夜明けて太陽が高くなるまで考えていたのですが、先ほどはっと気づきました。
わたしは「月」をこの世で出逢うひとつの「光」として捉えているな・・と。
「月光」と書いてしまうと、またちょっと違って来る気がするのですが、地球から見えている惑星の1つである「月」というところから届いている「光」なんですよね。
これが「月」ではなく、「木星」でも、「土星」でも、(もし月ほどの発光が届くなら)わたしは「木星」の「光」が創り出した光景を撮っているだろうと思うのです。
何はともあれ、昨日の月が放っていた「光」は、本当に綺麗でした。
きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^
さとうみゆき
写真を眺めてほっと一息^^