わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

偽りの謙虚さで人に罪悪感を植え付けていませんか?

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2



 今日のお話は、今が気づくタイミングであった方には、少しだけ痛いお話になります。^^;そして、このブログでお話することは、8割以上がわたし自身のかつての体験だと思ってくださいね。

 

 あなたには、

 

「自分は普段からこんなにも人に気を使っているのに、何故かあまり人からは感謝されないんです!」

 

とか

 

「気づくと仲の良かったお友達から距離を置かれている気がするんですけど、理由が思い当たらなくて・・・」

 

なんてこと、ないでしょうか?

 

 

こう言ったケースでの特徴は、自分の方には相手を攻撃した事実はないし、むしろ丁寧に接していたのに・・・という自負があること。

 

だからこそ、なかなか負のスパイラルから抜けるのが難しいですし、何ならトラウマを上書きしてしまって、強化することにもつながりかねません。

 

 

では、こうしたケースにおいて、無意識下では何が起きているのか、簡単なストーリーを見ていきましょう。

 

 

職場での一コマです。あなたは同僚のAさんが作成した書類の中のミスを発見してしまいました。Aさんに直接「間違ってるから、ここを直して!」と要求することもできましたが、些細な記入漏れだったこともあり、黙って加筆することにしました。そのお陰で、書類は無事に受理され、めでたし、めでたし・・・・。

 

のはずだったのですが、ここであなたは心配をしはじめます・・・

 

「私が書類に加筆したこと、Aさんが知って気を悪くしたらどうしよう・・・」

 

そこで、その日の夜、Aさんに、こんなLINEを送るのです。

 

 

「Aさん、こんばんは。今日は書類作成、お疲れ様でした。実はAさんが担当された〇〇の箇所だけど、記入漏れがあったの。大して重要な部分ではなかったし、私が記入しておきました。もしAさんがそのことに気づいていて、不快にさせてしまっていたらごめんなさい。夜分遅くにLINEしてごめんなさいね。明日も頑張りましょうね!おやすみなさい!」

 

 

もし、あなたがAさんの立場だったとして、この文面を読んだ時にどんな感情、身体感覚を味わいますか?ちょっと想像してみてください。

 

 一見・・・・相手のことを気づかっているし、何より気を悪くしていないか?と言う気遣いに溢れている文面だし、どこにも非の打ちどころなんてないような内容ですよね?^^;

 

 

・・・って、思ってしまったそこのあなた!それ、本当でしょうか?

 

 

ひょっとしたら、この文面を送られたAさんご自身でさえ、自分の中に湧き上がっているマイナス感情や、負の身体感覚を捉えるのが難しいかも知れません。

 

 

ですが、確実にAさんは文面の送り手(あなた)に対して、緩やかな嫌悪感を抱くことでしょう。

 

 

何故なら、たとえ僅かであっても、あなたから罪悪感を植え付けられてしまっているからです。 

 

 

もう一度、文面を見ていきましょう。

 

 

「Aさん、こんばんは。今日は書類作成、お疲れ様でした。実はAさんが担当された〇〇の箇所だけど、記入漏れがあったの。大して重要な部分ではなかったし、私が記入しておきました。もしAさんがそのことに気づいていて、不快にさせてしまっていたらごめんなさい。夜分遅くにLINEしてごめんなさいね。明日も頑張りましょうね!おやすみなさい!」

 

 

 

ここ・・・・青い部分です!

 

 

もしAさんが気づいていて、そのことで不快にさせてしまったらごめんなさい。

 

 

Aさんがもし、自分のミスを訂正してもらったことを知っていても、知らなかったとしても、どちらにしても、人間と言うのは、他人から「ごめんなさい」と謝られた時点で、自動的に「被害者」という立場に自分を置きます。そして潜在意識の中で、

 

「この人は、私に対して害を及ぼす加害者である」

 

というナラテイブ(その人の解釈によるストーリー)を生み出します。

 

 

これが一度や二度の時には、全く問題にはならないのですが、同様のケースを半年・1年・数年単位でされるとどうなるか・・というと・・・はい、もう分かりますよね?^^;

 

 

誰だって、「自分に害をおよぼす」人と(実際には何も起きていなくてもですよ?)なんて一緒に居たくありません。気づけば徐々に距離を置かれ、関係が疎遠に・・なんてことも。

 

ひょっとしたらAさんご自身も、何故その人のことがうっすら嫌なのか、分からない、けれど、どうしても、一緒に居たくない、なんか具合が悪い、居心地が悪い、疲れる・・そんな感じかも知れません。

 

 

で、メールを送ったあなたは?と言うと、

 

「自分は普段からこんなにも人に気を使っているのに、何故かあまり人からは感謝されないんです!」

 

とか

 

「気づくと仲の良かったお友達から距離を置かれている気がするんですけど、理由が思い当たらなくて・・・」

 

 

と言った悩みを持つことになります。これが何度も続いてしまうと、本当に辛いですし、健康的なセルフイメージを持つことも難しくなります。

 

 

でも、考えてみてくださいね。

 

 

もしAさんがそのことに気づいていて、不快にさせてしまっていたらごめんなさい。

 

 

ここ!

 

 

記入漏れに気づいて、不快だったのって、実はあなたじゃなかったですか?
本当は、Aさんご自身に直してもらいたかったのではないですか?
そのことをちゃんと言えなかった自分自身に、もやもやしていたのではないですか?
そんな自分の気持ちを解消したくて、AさんにLINEを送ってしまったのではありませんか?

 

そう、自分で解決できなかったことを、Aさんにどうにかしてもらおうと思ったのではありませんか?

 

 

偽りの「謙虚さ」を武器にして・・・

 

 

これね、相手のエネルギーを「奪う」という行為なんです。

そして、またの名を「受動攻撃」とも言います。

 

 

このパターンに気づけるようになると、

 

 

「自分は普段からこんなにも人に気を使っているのに、何故かあまり人からは感謝されないんです!」

 

とか

 

「気づくと仲の良かったお友達から距離を置かれている気がするんですけど、理由が思い当たらなくて・・・」

 

 

のループから、抜け出せるようになります。

 

 

ここに気づけなくてぐるぐるしているよって方や、同じような悩みを何年も抱えているよって言う方は、一度自分のパターンを言語化して話してみることをおすすめします。

 

 

そして、忘れないでほしいのは、あなたのその「謙虚さ」は、本来とても素晴らしいあなたの資質、リソースだと言うこと。複雑なパターンから解き放たれた後は、シンプルに軽やかに生きていけるはずですよ^^

 

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

あなたのモヤモヤ・ぐるぐるをお聴きします。
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愛着障害と脳内ホルモンの関係

Sonyα7Ⅳ with sigma85㎜ f1.4 dgdn art

 

 愛着障害で苦しんでいる方の中には、人と親密につながりたいと心から願っているにも関わらず、気づけば自分から、親密になれそうだった関係を切ってしまう・・という方も多くいらっしゃるのではないかと思います。俗に「リセット症候群」などと呼ばれている状態も、愛着問題が絡んでいるケースがあるのではないか?と推察します。

 

 ではなぜ、そんな悲しい事態を自ら選択してしまうのでしょうか?

 

 ひとつの要因としてですが、脳下垂体から分泌されるオキシトシンというホルモンと、脳の扁桃体との関係を考えてみると、実に興味深いです。

 

 

 オキシトシンは主に、母親の授乳や出産をサポートするホルモンとして知られています。「幸せホルモン」等とも呼ばれていますよね。

 

 また、人に抱きしめられたり、くっついたり、頭を優しくなでられたり、ニコニコ微笑まれたり、逆に微笑み返したり、優しく見つめられたり、こちらも見つめ返したり・・・といった、穏やかな対人交流によって分泌が増えると言われています。

 

 そしてそのことで、「不安」や「恐怖」、「怒り」、「驚愕」、「悲しみ」、「嫌悪」といった、一般的に、ネガテイブに分類されている感情の軽減をサポートすると言われています。

 

 一方、脳の扁桃体ですが、こちらは大脳辺縁系(古い動物的な原始脳にあたる部分)の一部です。人の表情筋等から、その人が自分にとって安心・安全・報酬的か、または、危険で脅威かを一瞬で判断し(表情認知)、情動行動をすばやく発起させる役割があります。

 

 扁桃体には、生まれてから今日までの、人の表情と感情(喜怒哀楽)の組み合わせの膨大なデータが備蓄されていて、脳幹や大脳基底核等とも連携を図っています。つまり、ポリヴェーガル理論的に考えると、”闘争・逃走”反応や、人と安心して繋がることを可能にする腹側迷走神経複合体の働き等と深い関りがあると言うことです。そして、扁桃体にはオキシトシンの受容体が沢山存在していることで知られています。

 

 

 例えば、あなたが小さな子どもだったとして、目の前の大人がものすごく怒りを露わにしていたとします。それを見たあなたの扁桃体は、「この人、すごく怒っていて怖い!逃げなくちゃ!」と判断したとします。身体が緊張し、心臓はドキドキし、足や手にぎゅっと力が入って、逃走態勢に入ります。どうにか逃げ切って、自分の家に帰りつき、優しいお母さんが、「こんなに怯えてどうしたの?怖かったのね!よしよし、もう大丈夫だからね」とにっこり微笑み、あなたを抱きしめて、頭をとんとんしてくれたとします。すると、あなたの視床下部からオキシトシンが分泌し、それが扁桃体に運ばれ、体験した不安や恐怖を和らげていく・・・といった感じです。

 

 

小さなあなたは、優しい笑顔と愛情のこもったタッチが、不安や恐怖を減らしてくれる・・ということを、「手続き記憶」として学んでいきます。

 

 

ところが、もし、恐怖と脅威と不安をもたらす対象と、愛情の源であるべき人物が同じ人間だったとしたらどうなるでしょうか?つまり、養育者が身体的・心理的・情緒的虐待を行っていた場合です。

 

 

 ある時まではニコニコ笑っていた養育者が、理由は分からなけれど、突然キレて自分を殴り出す、あるいは、無視し始める・・・・。そして、それがしばらく続いたかと思えば、急にまた優しく抱きしめられる。もっと奇妙な場合として、ニコニコ微笑みながら、にっこりと見つめられながら殴られる・・・。性暴力に至っては、もっと複雑な状況がそこには存在するでしょう。

 

 

 あなたの扁桃体の正しい「表情認知」は、崩壊します。そして、正常な人であれば、優しく見つめられた時に分泌され、不安や脅威を軽減してくれた「オキシトシン」は、愛着障害の人にとっては、「不安」、「恐怖」、「脅威」、「裏切り」の始まりとして、あなたの自律神経を誘導してしまうのです。そう、たとえ、あなたに微笑んだ人が、本当に心からあなたを大切に思っている方だったとしても・・・・。

 

 

 これが、愛着障害の人が、心の底から人と親密につながりたいと思っているにも関わらず、それが出来そうになると、何故か急にその関係性から逃げ出したくなってしまう現象の理由のひとつです。

 

 

 改めて言いますが、これは自律神経の自動反応のため、あなたのせいではありません。認知やブリーフの書き換えで、簡単にどうにかなる問題ではないのです。(私がカウンセリングを学んだ精神科医の先生も、”愛着障害の方は認知行動療法が何故か効かないんだ・・”とはっきり仰っていました)

 

 

これが現在臨床で、神経系へのアプローチが強く叫ばれている理由であると考えます。

 

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

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先日の講座の感想が続々と届いております

Fujifilm X-T5 with fujinon XF35mm F1.4R

 

 先週の木曜日、金曜日と嵐のような二日間を経た後の土曜日。それまでどこかに身を潜めていたかのような春が、いっきに解放されて目の前に現れました!

 

今週はお花見を楽しまれる方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか?私も今週はどこへ行くにも、カメラが手放せなくなりそうです。

 

 

 さて、先週の木曜日に開催しましたこちらの講座ですが、リアルタイムで御覧になった方、アーカイブで御覧になった方、双方から、感想が続々届き始めました。

 

1通、1通、丁寧に読ませていただいております。m(__)m

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

 

今日は頂いた感想の中から、占術家でセラピストをされているAさんからの感想をご紹介したいと思います。

 

 

さとうさん、はじめまして。いつもブログを興味深く拝見させていただいております。私はケースバイケースで星読みと四柱推命を使って、占い師をしております。(中略・・・)以前から、心理学の知識には興味がありました。ですが、本格的な資格を持って活動されている方の講座は、私のような占い師には、少し敷居が高い気がして、申し込みを躊躇ってしまっておりました。さとうさんのことは、最初インスタで知り、リンクからブログを読んで、ドハマりしました(軽々しくすみません)。さとうさんがよく書いている、「人が癒されたり、良くなるのだったら、手段なんてなんだっていい!」という言葉にも、勇気をもらいました。この人の講座なら私のような占い師でも受け入れてもらえるかもと感じました。(中略・・・)

内的家族システム療法の講座、とても面白かったです!こんなこと言って、失礼に当たらないかと心配ですが、星を読む時には「サイン、天体、ハウス」というのがあるのですが、その要素ひとつひとつが今回学んだ「パーツ」という概念に当てはまるような気がしました(違っていたらすみません)。これまでは、あまり良い影響を与えていない星の配置をお客様に伝える場合、どうやってそれらを克服していくかを伝えることばかりに、気を取られていたように思います。このことで、お客様を、知らず知らず傷つけていたのかも知れないと思ったら怖くなりました。内的家族システム療法の考え方は、どんなセラピーにも応用できますね!勇気を出して申し込んで、本当に良かったです!あそこまでのクオリテイの講座を無料でやってくださったことに心から感謝します。さとうさんの親しみやすいお人柄も素敵でした!また機会がありましたら、ぜひ参加させてください。ありがとうございました!

 

 

 

丁寧な感想、こちらこそありがとうございましたm(__)m。

 

実はAさんの他にも、同様な感想を数名の方からもいただきました。

 

例えばタロットをツールとして活動されている占い師のXさんからはこんな感想が・・・

 

内的家族システム療法、パーツ心理学というのが、自分がこれまで漠然と感じていたこと、タロットでやっていることを裏付けるような内容であること・・・

 

そうなのです。Aさんも感想の中で書かれていますが、

 

以前から、心理学の知識には興味がありました。ですが、本格的な資格を持って活動されている方の講座は、私のような占い師には、少し敷居が高い気がして、申し込みを躊躇ってしまっておりました。

 

と感じておられる方や、Xさんのように、

 

自分がこれまで漠然と感じていたこと、タロットでやっていることを裏付けるような内容であること・・・

 

と、昨今の心理学や臨床現場で何が言われているかとかはさておき、「ここがセラピーの肝だよね!」と、魂で本能的に感じて活動をされている”心の聡い方”たちが、

 

「やっぱりそうだよね!」

 

と、漠然と感じていらしたことが、裏付けのある確信と自信に変わるお手伝いが出来たのだとしたら、私は今回の講座、やって本当に良かったと思いました。

 

 

そして、Aさんの感想の中のこの部分・・・

 

 

これまでは、あまり良い影響を与えていない星の配置をお客様に伝える場合、どうやってそれらを克服していくかを伝えることばかりに、気を取られていたように思います。

 

 

内的家族システム療法を知った後は、恐らく・・恐らくですが、「克服方法」の伝達ではなく、その前に何をしていけばより良いのか?新たな選択肢を感じ取っていただけたのは?と思います。もしかすると、とどのつまり、それが一番早い「克服方法」なのかも?知れません。

 

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

講座のアーカイブ配信は3,300円で販売もしております。

https://hanahiroinoniwa.com/contact/

 

こちらからご連絡ください。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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第2回目のありおりラボの講座無事に終了しました

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2

 

 昨日は先月からスタートしたありおりラボの心理学講座第2回目、下記の内容でお話をさせていただきました。

 

 ご参加いただいた皆さま、なんだかんだで、約100分ほどになりました、長時間本当にお疲れ様でした。

 

 

早速、ご感想を頂いております。

 

ひとつひとつ、拝読させていただいておりますが、「あ!その視点があるのか!」とか「私も同じようなことを考えたことある~!」と感心したり、共感したり・・・と、私の中の”パーツ”さんたちは、今、すごく楽しそうです。(←この会話が出来るようになると楽しいですよ^^)

 

 

*昨日の講座のアーカイブ動画は3,300円で販売しております。
ご希望の方は、以下のフォーム、または、
公式LINEよりお声がけくださいませ。
(昨日の講座の参加者の方は1,100円のままです)

https://hanahiroinoniwa.com/contact/

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

 

 

 今回は、リアルタイムでの参加者さんの倍以上の人数、約30名ほどの方がアーカイブ配信からご視聴いただく・・という、講座となりました。春休み期間だったと言うことと、「自己肯定感」というワードへ関心を持っておられる方が、それだけ多いということなのだと受け止めました。

 

ただ、そんなわけで私の中には”放送事故があってはならない!”という、言わば”危機管理”パーツさんたちの大合唱が止まらず(笑)、多少、熱量あまってテンパっている感じも否めない講座になってしまったかなあ・・と^^;。

 

 

音声等、お聞き苦しい点がありましたら、本当に申し訳ございません。m(__)m

 

 

さて、実際に講座を受けられた皆さま・・・「パーツ」という概念、いかがでしたでしょうか?

 

 

そして、「自己肯定感が高い」、「自分が好き」とは、本当はどのような状態なのか?その部分に、講座を受けたことで新しい気づきがもたらされていたとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

 

 

この「自己肯定感」というワードを取り巻く観念の変容は、人を導く立場にある支援者さんにとっては急務だと思っているし、自分自身のことで、今、悩んでいる・・と言う方にとっても同様です。

 

 

 

IFSをはじめとするパーツ心理学や構造的解離の理論というものは、今後ますます研究されている分野であると思うし、いろいろな領域で活用され、役立っていくモダリテイであると思っています。

 

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

前回のこちら↑の講座の動画と合わせてご覧になると、自分自身へのコンパッション(思いやり)がより深まることと思います。^^

 

 

次回の講座のテーマはまだ決めていませんが、開催の折には公式LINEから一番早いご案内となります。ご興味のある方は、お友達に追加の上、お待ちくださいませ。

 

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
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自分嫌いを乗り越える道: 本当の「好き」って?

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 覚えている限り、ここ数年を振り返ってみてになりますが、私はクライエントさんに

 

「一緒に、自分を好きになれるよう頑張っていきましょうね!」

 

という台詞を言ったことは、一度も無いんじゃないかと思います。

 

「自分を好き」

 

公言出来る自分になることが、さほど重要なことではないと、理解できたからかも知れません。

 

 

少し考えてみて欲しいのですが、

 

「自分のことが嫌いだから好きになりたいんです」

 

と言う時の「自分が好き」とはどんな状態のことだとあなたは考えていますか?

 

その昔の私はですね・・・

 

ようやく両想いになれた彼と、付き合ってまだ3か月目くらいの「好き」を24時間キープし続けているような状態だと思っていたように思います。

 

 

寝起きで頭ぼさぼさの君も超可愛い♪

 

嫉妬で怒り狂っている君は最高に愛しい♪

 

泣いて拗ねて吐き散らす暴言だって美しい詩に聞こえるよ♪

 

みたいな「好き」で自分を永遠に「好き」って言い続けたかったのでした。

 

 

だけど、どんな関係性にも、そんなハネムーン(蜜月時)の終わりは訪れますよね?^^;

 

 

そして、実際には、蜜月が終わってからの方が長い関係性が、この世界には殆どです!!^^;

 

 

それは、自分自身との関係性であっても同じこと!

 

 

言ってみれば、私たちが「自分を好きになりたい」と嘆きつつ求める時の「自分」というのは、既に蜜月後の自分なのではないでしょうか?

 

 

寝起きで頭ぼさぼさなんだから、髪ぐらい櫛でとかしなよ!

 

嫉妬で怒り狂っているとかうざー!

 

泣いて拗ねて吐き散らす暴言は呪い同然だよ!ちょっと待って!

 

の状態の相手と、ここからどう関わっていく?どうしたら、関係性が修復できる?上手くやっていける?という視点。

 

これがあなたが望んでいる、本当の「好き」の状態ではありませんか?

 

 

表面で思い描いている理想の「好き」と現実的に必要な「好き」との間に解離があるからこその苦しみ、苛立ち、歯がゆさ・・・。

 

 

明日の講座では、その辺りの葛藤を、自分でこの先具体的にどう扱っていけば良いのかにもフォーカスを当てながらお話したいと思っています。

 

 

そして、(ちなみに私は両方の立場を経験しています)これまで「自分をもっと好きになりましょうね!」と言われて傷ついたあなたにも、誰かに言って傷つけてしまったあなたにとっても、有意義な時間となるのではないかと、今、祈るような気持ちでおります^^

 

リアルタイム参加は定員の為締め切りました!

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依存症を改善するために必ず通らなくてはいけないこと

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 ここ数日、大谷選手の通訳の方の一件で、テレビの報道でよく耳にするようになった”依存症”ですが、

 

アルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症、SNS依存症、買い物依存症、スマホ依存症、恋愛依存症、などなど、あげたらキリがありませんが、大別すると、

 

その対象を・・・

 

やらずにはいられない=強迫

 

やめられない(やめようとは思うけど)=反復

 

思いついたら即行動=衝動的に

 

もっと、もっとと飽きたらず、満足しない=貪欲性

 

という資質を合わせ持った状態を指します。

 

そして、依存症の一番厄介なところは、実は依存症を抱えている当事者も、自分が対象に依存していることに悩んでいる自覚が大なり小なりある・・ということだと思います。

 

やめられない自分が恥ずかしい

 

やめようとしていたのに、また同じことを繰り返してしまった自分が情けない

 

どうして自分はそれをやってしまうんだろう?

 

大事な人を困らせていると分かっているのに・・なぜ?

 

 

多くのクライエントは、そんな自分を恥じている場合が多いのです。ですから、自分が依存症であることを、隠蔽しようとするか、もしくは、どうにかしようと、性格改善プログラムを受けたり、頑張ってコーチングを受けて見たりもする。傍目にもびっくりするくらい、努力家の方も多いのです。

 

 

時にはそれが効果を発揮する場合もあるでしょう・・・。ですが、かえって悪化してしまうというケースもそれ以上に多いのです。

 

何故なのでしょうか?

 

それは、依存症を改善するためには、必ずあるプロセスを経なければいけないから。そして、それこそが、依存症の患者さんが一番恐れていることだからなのです。

 

いったい「それ」とは何でしょうか?

 

それは、「孤独」です。

 

 

その方の心理発達状態が成人期である場合依存症のクライエントというのは、何かを頑張り過ぎて疲弊し、もう限界を迎えているというケースが多いです。

 

ポリヴェーガル理論で言うと、交感神経(赤)がフルスロットルで稼働して、あと少しで限界・・・・、背側迷走神経複合体(青)の働きで、シャットダウン(不動化)するぞ・・・という状況です。

 

ところがです!これで一直線に青になって、不動化できれば回復の道もむしろ早いのですが、依存症のクライエントさんたちは、交感神経が限界の赤状態を、更なる赤(依存対象へ向かうこと)で打ち消して、(本来はそちらを改善すべきの)現状を維持しようとしてしまうのです。

 

何故なら「青」で不動化し、恥ずかしい自分が明るみに出てしまい、誰とも接点がなくなる(孤独)ことの方が、依存行為を止めることよりも恐怖だからなのです。

 

 

でも、一旦この「孤独」という状態を受け入れ、自律神経系を整えないことには、回復の道はありません。

 

 

先ずは、

 

やめられない自分が恥ずかしい

 

やめようとしていたのに、また同じことを繰り返してしまった自分が情けない

 

どうして自分はそれをやってしまうんだろう?そんな自分が嫌い。

 

大事な人を困らせていると分かっているのに・・なぜ?

 

 

これらの「恥」の感覚を自分が持っていることに気づくことからがスタートです。できれば、その気持ちを、信頼できる人と、安心・安全の場で、分かち合えると良いです。

 

 

その緊張を緩めていくと、徐々に「孤独」を安心の中で受け入れられるようになっていきます。

 

自分を変える・・自分を改善する・・というフェーズはそれからでも遅くはありません^^

 

 

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大相撲に観るこれからの時代

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 昨日、実家から東京に戻ってきました。傾聴及びカウンセリングのご予約の受付を再開します。また、今週木曜日28日、午後14時からの講座ですが、現在はアーカイブ配信(28日までのお申込みまで1,100円,以降は3,300円)は受付中となっております。

 

私のカウンセリングセッションを受けられている方、またこれから受けようかどうか、検討されている方は、今回お話する概念が必須・主軸となって参りますので、この機会にぜひ一度触れてみてください。

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

 

 脳血管性認知症の父ですが、粘り強く自律神経系のアプローチを続けて間もなく半年・・・まるで別人のように落ち着いてきました。一番ひどかった時期が、家族の生き地獄だったとすると、今は天国だと言っても過言ではないです。

 

何よりよく笑うようになったし、今回は、「みんなのお陰で今生きてるから、ありがとう」と言って、何度も頭を下げていました。

 

これがかつて私に「お前なんて幸せじゃない!」、「南無阿弥陀仏ーーーー!!!」と叫んでいた人と、本当に同じ人物なの?と、本当に驚いてしまいます。

 

 

 今回の帰省では、父の「腹側迷走神経複合体」(ポリヴェーガル理論の緑状態ね^^)を強化・更なる安定を目的にアプローチしてきました。

 

 

 たまたま「大相撲」を放映している時期だったこともあり、共通言語になればと一緒に毎日相撲を観ていました。ただ見るだけではなく、スポーツですからね、ポリ語で言うと、「緑(腹側)」の状態に「赤(交感神経)」を少しずつ加えていくことになります。脳のミラーニューロンを意識して、相撲を観ている最中の父の身体に慎重にアプローチしていきました。

 

 実はわたし自身は昔からこの「相撲」というものに、全く興味がありません^^;。前にも話しましたが、スポーツ全般、身体を動かすこと全般に関心がなかったのです。

 

ことに「相撲」って、なんて言うかなあ・・・階級社会?ピラミッド構造?上下関係?格式?閉鎖的?風通し悪そうな世界?の権化みたいなスポーツじゃない?という私の多大なる偏見があったせいか、国技であるにも関わらず、見たいとさえ思いませんでした。

 

でも、今回たまたま父と見始めて、土俵で起きていることに目を見張りました!

 

何故って、中入り新人の力士の尊富士が連勝していたり、まだ髷も結えない力士である大の里が名だたる大関たちを投げ飛ばしながら優勝の可能性に食い込んで健闘していたりと、おいおい、一体これ何が起きてるの?階級社会?ピラミッド構造?上下関係?一体どこいった~~~~~????な状況に、ついつい父と夢中になって歓声を上げていました。

 

 

で、この階級ぐるん、大下克上、ピラミッド構造崩壊!みたいな現象が、いかにも「今」っぽいなあ・・・って、本当にしみじみしちゃったんですよね・・・。いや~、本当にね、数年前から言われていましたけど、地位とか、性別とか、年齢とか、それまでの努力とか、格式とか、この先は無関係になって来る時代になるよって・・・、独り勝ちが出来ない時代になるよ・・・って・・・その少し先だと思っていた未来が、本格的に現実になって来てるのだなあ・・って。

 

 

優勝した、尊富士関の言葉がまたすごいインパクトでね、

 

「記録よりも皆の記憶に残る相撲をとりたいと思った」って。

 

しかも、千秋楽の前日に彼は怪我をして、優勝決定戦に出られるかどうかすごく迷っていたみたいなのですが、そんな彼の背中を押したのが、同じ部屋の横綱、休場している照ノ富士関だったって言うんです。

 

 

「お前は、記録よりも皆の記憶に残る相撲をとりたいんだろ!?だったら、頑張れ!お前なら出来る!」

 

って。

 

ベテランが一番の新人に、しかも自分は休場していて闘えないのに、この言葉をかけられるって・・・・。

 

結果的に私にとっては、照ノ富士関も尊富士関と同じくらい記憶に残る力士となりました。

 

ここから先、もっともっと、「人」の境界線は良い意味でも悪い意味でも薄くなってくると思う。その時、どんな風に人とつながっていけるのか?

 

思いやりの気持ちからなのか?

 

それとも・・・

 

妬みや嫉妬、傲慢さなのか?

 

私たちに突きつけられた刃は美しくきれいに光っているように思いました。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

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大好きなままサヨナラする

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2



 人生2周目・・・ってあるんでしょうか?どう思いますか?

大げさかも知れませんが、自分の内側の”OS”が変わってしまったんじゃないか?!みたいな感覚・・・。

 

 今がそう言うお年頃だと言ってしまえばそれまでですが、このところ、わたし自身もですが、周囲の友人知人を見ていて、何故か漠然とそう思うのです。

 

 「結婚はいいや・・・」とクールに振る舞っていた同い年の同級生が、急に結婚したり、「絶対にその仕事はしない、だって向いてないから・・」と豪語していた職種に不思議なくらいどっぷりハマって成功し始める友人がいたり・・・。当初は全く予定していなかった場所に、理想の家が見つかって引っ越す友人がいたり・・・

 

あれよあれよ・・・とか、ひょんな流れから・・・とか、どういう訳か・・・とか、そう言った枕詞の支配が色濃くて、見ているこちらも、呆気にとられてしまうほど・・!

 

ものすごいスピードで、最終目的地への乗り換えをして、それぞれ在るべき場所へと運ばれているような感じ。

 

そんなわたし自身はというと、先日も書きましたけれど、

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

まさか50歳を過ぎてから、ベリーダンサーを目指して、日々踊り狂うだなんて思いもしませんでした!運動とか、汗をかくとか、一生縁がないと思っていた私でしたのに!(笑)

 

 

更に言えば、あんなに好きだったお酒を、何故か飲みたいと思わなくなってしまいました。これがね・・不思議なのですが、嫌いになった・・わけではないのです。

 

むしろ、今でもお酒は大好き!(特に日本酒ね^^)

 

でも、飲みたいという欲求が身体から発しないというんでしょうか・・・

 

だから、止めても苦しくはないんです。

 

大好きなままサヨナラできた・・この表現が一番しっくりくる気がしています。

 

ですから、もし何か楽しいイベント事があって、みんなでシャンパンで乾杯しましょう!って時は、「私、飲めないんで・・」って断ることもなく、歓んで出来ると思います。

 

ご飯も相変わらず、ほんの少し体に良いものを食べれば満足ですしね・・・

 

お陰で自分の年齢より少ない体重をキープしています。身体が軽いって爽快です!

 

この「大好きなままサヨナラする」というのが、どうやら昨今の時代の潮流の(と言って良いやらなにやらですが^^;)何某かのキーワードではないか?と私は分析しております。

 

 

実はお酒以上に私にとって大好きなあることと、ひょっとしたら「大好きなままサヨナラ」するのかも知れないなあ・・という予感・兆しを今感じていて、見守っているところです。

 

 

こちらをお読みのあなたにもありませんか?

 

近い未来、「大好きなままサヨナラする」こと。

 

 

 

 

 

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きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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傾聴ってなんですか?

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 以前、Twitter(現X)で、知人の公認心理師さんが、

 

「人の話を聞くだけでお金をいただけるなんて、カウンセラーって美味しい仕事だよね」


と友人から言われちゃった・・と、呟いていたことがありました。

 

確かに、傍目から見れば、

 

何か困りごとを語るクライエントと静かにうんうん・・と頷くカウンセラー

 

と言う画は、誰しにとっても身近で、ともすれば日常的な光景であるため、そう思われてしまっても、仕方がないことなのかも知れません。

 

実は、カウンセリングをちゃんと学ぶ前の私自身も、心のどこかでそう思っていた節がありました。

 

「人の話を聞く」

 

「聞く」身体能力があれば、確かに誰にでもできるし、誰もが日々行っていることですしね。^^

 

ところが、蓋を開けてみて分かったのですが、カウンセラーの「聴く」は、その見た目の平穏さとは裏腹に、限られた時間内でやるべきことが山ほどあります!

 

 

先ず、何を「聴いている」のかと言うと、

 

クライエントさんの印象、雰囲気、言葉にならない背負った空気等を、身体を通して聴きます。

 

次に、「葛藤」を聴いていきます。

 

稀に「葛藤」がない方の場合もありますので、その段階で聴き方を変えなくてはいけません。

 

そして、その聴き取った「葛藤」から、その人の心理発達段階を見立てます。

 

家族構成の開示があった場合には、簡単な家族のコンステレーションを作成します。

 

見立てた上で、今後のカウンセリング計画を頭の中に少なくとも5つくらいイメージします。

 

必要とあらば、傾聴の終わりにクライエントさんにお伝えする言葉を厳選します。

 

・・・とまあ、これが表の平穏さの裏で行われていることです。

 

そして、傾聴が終わると直ぐに、逐語録を作成します。これは、スーパービジョンを受ける際にも必須の作業となります。

 

作成することで、自分が傾聴出来ていなかった点が浮き彫りになるので、何故自分がそこを聴けていなかったのか?今度は自分自身の内観も同時進行で行います。カウンセラーの主観で決めつけていることがあったら、そこを訂正します。

 

話の中に多く出てくるキーワードがあれば洗いだし、頻繁に出てきたフレーズをチェックします。

 

仕上がったら全体を読み返して、今後のカウンセリングの方針を改めて検討します。

 

 

 

ざっと以上が、「傾聴」という裏側で心理士が行っているプロセスです。^^

 

 

ただお話を聞いてお金をもらえるのなら、この仕事、どんなに楽しかろう・・・と、冒頭のようなご意見を伺う度に、密かに思ってしまいます^^;

 

 

 

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自分が好き≠自己肯定感が高い

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 3月28日に開催するオンライン無料講座、

 

■自己肯定感登山はもう終わり!~パーツ心理学/内的家族システム療法で自分自身との関係性を結びなおす~

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

ですが、リアルタイム参加は定員に達したため受付を締め切らせていただきました。以降はアーカイブ配信のみ(28日までのお申込みの場合に限り有料1,100円、以降は3,300円となります)受け付けております。リアルタイム参加をご検討中だった方にはご迷惑おかけします。m(__)m

 

ありおりラボは事務局を持っておらず、全て私が出欠等管理しているため、私の裁量でミスなく丁寧な配慮が行き届くだけの受講者数で開催したいと考えております。ご理解くださいませ。

 

 

*

 さて、上記の講座でも扱う「自己肯定感」というワードですが、

 

自分が好き=自己肯定感が高い

 

という認識を持っておられる方が、非常に多いのではないかと思います。

 

試しにSNSや大手のブログのプロバイダ等で、「自己啓発」と検索をすると、

 

「もっともっと自分を好きになろう!」
「今まで生きてきた中で史上最高に好きな自分になる!」

 

みたいな講座が山のように出てきます。

 

そして、当然ながら「自分を嫌いになる」よりは「好きになる」方が良さそうだ・・ということで、そこに疑問や難癖をつける人はそうそう居ないのではないかと思います。

 

ただ、ここで一つ注意をしていただきたいのは、

 

その「自分を好きになる」と言ってるのは誰で、その「好きになりたい自分」とは誰か?

 

ということなのです。

 

この意味・・・分かりますでしょうか?^^;

28日の講座を受けてくださると、「そっかあ~!」と納得していただけると思います。そして、「自分を好きになる」という呪いがふわっと解けて、私、今まで、何してたんだろ?^^;ってなると思います。感覚的にそうなるのではありません。しっかり理論として理解できるということ。

 

 

 「自分を好きになろう!」を掲げてセッションをしておられる、セラピストやコーチをされている方にも、クライエントさんに間違えたロールモデルイメージを与えてしまうことは、とても危険です。素敵に変容して欲しいクライエントさんを、むしろ更なる自己肯定感の呪いへと陥れている可能性があるのですから・・・。

 

 

 また、「自分を好きになろう!」というプログラムやセッションを、今現在まさに受けている方も、ちょっとだけ立ち止まって考えてみて欲しいのです。特に、「私みたいに自分を好きになってみませんか!」というスローガンを掲げているセラピストやコーチの方に憧れて参加している方は、師事するメンターが提唱する「自分の好き」の内容・様子がどのようなものであるかを、観察してみて欲しいのです。

 

その「好き」が、ある特有の行動や、特定の性質に向かうものである場合には、ひょっとしたらそれ、ますます生きにくくなる道への入り口かも知れません・・・。

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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