わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

ベルの避妊手術が無事に終わりました

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 盆の入りだった今日、ベルは避妊手術を受けました。
ペットとして生きるべくこの世に迎えられ、繁殖の予定のないこの仔にとっては、手術は将来に予想される生命のリスクを軽減する最善策で最適解。そう分かっていても、生殖器にメスを入れてしまうことに関しては、やはり心に一抹の罪悪感と人間の身勝手さを感じ、数日前から無性にモヤモヤしていました。先代のベルの時も全く同じ気持ちでしたが、今回もこればっかりは、変わらないなあ・・と思いました。わたし自身がベルと同じ「産む性」だから余計に過敏になるのでしょうか?でも、その”モヤモヤ”を感じられなくなったら、それはそれで何か大切なことを見落としてしまいそうな気もしています。

 

 
 実はモヤモヤしていた理由は、それだけではありませんでした。病院で愛犬が何らかの「処置」を施されることに、身体が自動的に拒否反応というか、恐怖を覚えてしまうのです。その時思いました。「ああ、まだ、(先代)ベルを喪った哀しみは完全に癒えてはいないのだな」と。手術を受けた後に、元気だったベルがどうにかなってしまったらどうしよう・・、もっと言えば、間違えて死んでしまったらどうしよう・・と、考えずにはいられなかったのです。

 

 

 そんな気持ちをやむなく抱えたまま、今朝、ベルを動物病院に連れていく準備をしていた時のことです。キャリーバックを仕舞ってあったクローゼットから出し、フローリングに置き、ベルをその場に残してわたしはトイレに行きました。戻ってくると、大変!!床にはバッグのサイドポケットに入っていたと思しきエチケットシートが、ベルに引っ張り出されて、びりびりに破られて散乱しているではありませんか!「こら!ベルちゃん!」と叱りながらベルを見ると、口には何やら小さな紙切れをくわえています。「もう、ダメ!それ、食べないの!返して!」とベルの口からどうにか引き離したものを見た瞬間、驚きました。それは先代ベルの顔写真が印刷された以前の動物病院の領収書だったのです。 

 

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以前の動物病院の領収書

 

 先代のベルが亡くなった後、あまりの悲しさに、泣きながらとって置いたすべての領収書をびりびりに破って捨てたのです。もう残っていないと思っていました。それをまさか、ベルがくわえているだなんて。それもこのタイミングで出てくるなんて。

 

 

「ママ、ベルにはわたしがついているから、大丈夫だよ!」

 

 

 先代ベルに、そう言われた気がして、少し安心してその後病院へ向かうことができました。お盆だから、家に来てくれているのでしょうか?

 

 

 夕方、戻ってきたベルは、いつもの元気はどこへやら・・麻酔がまだ効いているのか、ぼーっとして声も発せず、なんだか別犬のようです。疲れたのでしょう。明日以降、痛みが出てくるかも知れないので、しっかりケアしてあげようと思っています。

 

 

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早く元気になあれ^^。

 

 

きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^
さとうみゆき