自分なんて・・・・とか、自分なんか・・・と思い詰めている時と言うのは、自分自身に過度な期待や目標を設定しがちになります。
例えば、
「文学界で認められて芥川賞をもらう!」
(↑ちなみにこれ、私!苦笑)
とか、
「いつか世界で認められる〇〇になる」
とか、
「俺は、絶対に、海賊王になる!」
とかね^^;
最後の(海賊王)は、さすがに無いでしょう~?って思う方もいるかも知れませんが、いやいや、そんなことはないのです!本当の本気で思っている方の、なんて多いこと!!!
そして、そう在れない現状の自分に対して、責めたり、不必要に失望したりする。
で、更に過剰に努力を重ねるけど、実現しないので、「あ~やっぱり私はダメだ!」とどんどん自分を嫌いになっていく・・・・ああああーーーあーああああーーー!凹
さて、どうしてそんなに過度な目標を持ってしまうのか?と言うと、自分のことを低く低く見積もり過ぎているために、それを凌駕する功績を立てなければ、自分の不甲斐なさを相殺・払拭できないと思ってしまうからです。
-100だと思っている人が100努力しても実感としては0のまま・・
一方で、20くらいの人が、50の努力をしたら70になる。「できた!」という自己効力感が得られるために、相乗効果でさらに頑張れる!そして、また結果がでていく・・好循環の完成です。
ー100の人は、ご機嫌な20の人を見て、
「自分の方が努力したのになんで自分は浮かばれないの?」と思う。
実際に、自分の方が2倍努力したことは事実なんですよ?
だけど、「やっぱり私はダメだった」という概念を強化しただけ・・・。皮肉なことに、努力をすればするほど、この概念は強化されていくんですよね。涙
よく、クライエントさんから、
「生きやすくなってきたときの合図というか、目安って何かないですか?」
と訊かれることがあるのですが、そんな時私は、
「いろいろあるけれど、一つには、自分に過度な期待をしたり、大きすぎる目標を掲げなくなってきた時かなあ・・。目標が現実的になるのも合図。」
と答えています。
例えば私自身のことを引き合いに出すと、生きづらさMAXだった時と言うのは、とにかく貰えるなら、何でも良いので、分かりやすい賞が欲しかったです。
(小説なんて書いてないのに)芥川賞が欲しかったし、なんでもいいからノーベル賞が欲しかったです!あとは、〇〇学会の権威とかに認められて、テレビ出演とかもしたかった。本を出版したかったし、新聞に名前が載って欲しかった。
(↑これに関して言えば、無理ゲーな欲がなくなってきた頃から、逆に賞らしきものを貰える機会が増えました^^;)
そうでもしなければ、自分が生きていることに意味が見いだせなかった。自分で自分が存在することへの許可が出せなかったんですよね。いや~ほんと苦しかったですよね。これは。
今はというと、ベリーダンスを始めた1年前は、2年後には人前で踊れるようになれたらいいな・・と思っていたのが、1年早くその目標が叶うことになりそうです。もちろん、この1年、ものすごく努力をしたけれど、楽しんでやれたと思います。で、「あれ?やれるかも?!」ぐらいの気持ちで勇気を出して、ハフラに飛び込んでエントリーしてみたって感じでしょうか?
そうそう、自分に過度な目標を掲げなくなると、目標の修正・再設定も上手くなっていきます。無理そうなら時期を延ばすし、行けそうなら時期を短縮する。そのために、必要以上に落ち込むことも減ります。自分責めもなくなる。だから、落ち込むことも減って、継続して目標へと走っていける。
(で、逆説にはなるけど、本当に大きな夢を叶えちゃったりする方もいらっしゃるから面白い!)
異常に大きな夢を叶えようとしていた頃より、今の方がずっとずっと「自分はやれば出来る!」という自己信頼感が強くなりました。
自分の人生への満足感や幸福度って、叶える夢や目標の大きさには比例しないんですよ。
さて、今のあなたの夢、目標はなんですか?
☆12月26日から1月5日まで冬休みとなります
新年のセッションのご予約は6日からとなります。
宜しくお願いします。^^
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
ありおりカウンセリング
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
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心のもやもやは、大きくなる前に話して、ケアしていきましょう^^
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