わたしの写真レッスンでは、被写体と向き合う方法として、
「点・線・面・箱」
という概念を用いてお伝えしています。
ひとつひとつ説明していると何時間あっても足りないのでざっくり説明すると、
点は一次元。
線は二次元。
面は三次元。
箱は四次元。
を意味します。この「箱」が出来上がった時に、
じゃあ最後の最後に、あなただったら何を入れる?入れたいと思う?
という問いかけを促していくようなカリキュラムです。これをコツコツ・コツコツ・・積み上げていくことで、自分だけの写真がいつしかカタチとなって生み出されていく。
つまり、私にとって、写真を撮るということは、永遠に続く内観作業でもあります。
ぶっちゃけてしまえば、写真が上手くなんてならなくたっていいと思っています。
(でも、自分自身が納得できる写真に出逢える可能性は高くなると思う)
昨今のカメラとレンズがあれば、てっぱんのロケーションで、てっぱんのカメラ設定をして、シャッターさえ押せば、ある程度のクオリテイが担保された写真は誰でも撮れますからね。むしろ、パソコンでの編集作業の学びなんかをした方が、流行りの目を引く”映える”映像が簡単に手に入るかも知れません。
ただ、「そこには至ったんだけど、なんか違和感があって・・」
という方が、私と出逢った時に生まれるケミストリーが私にとっては最高の歓びなのです。
ちなみに、今月からスタートしたvlog講座と言うのは、5次元的思考を取り入れた遊びだと思っています。
5次元は4次元の上位の概念なので、立体×立立体・・・が、同時並列で複数ある世界観・・のこと。
こう書くといかにも分かりにくいのですが、同時並列で選択出来る別の自分の世界・・と言えば良いでしょうか?所謂パラレルワールドって言った方が、通じるのでしょうか?
動画編集ってね、その過程が面白いんです。
Aという選択をした結果B
Cという選択をした結果D
これを「今」という時間軸の上で、自分が自由に選択・創造できるから。
もちろん現実では、「if・・・」の再現なんて、ありえません。けれど動画なら出来てしまう。この5次元意識を「遊び」を通してインストールしていくと、どうなるかと言うと、自分にとって心地が良い選択をするクセが、いつの間にかついてくる。
本来なら観察されなかった、もう一つの選択の未来も同時に観通す力もつくんです。
私が動画制作を通して感じているのは、そう言った面白さなんですよね。
そのことを講座を通して、味わってもらえるといいなって思っています。
hanahiroinoniwa.hatenablog.com
今週末、応募者多数だったために追加で開催する講座です。
HANSさんの可愛いサボテンのお土産つきです。
hanahiroinoniwa.hatenablog.com
今回はどんな素敵なシネマに出逢えるんだろう。
楽しみです^^。
リアル開催となりますが、リクエストもお待ちしております。
(次回より初回限定価格ではなくなります。ご了承くださいませ。)
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
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(60分 3,300円)
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
写真を眺めてほっと一息^^
写真家 さとうみゆき公式HP