わたし歩記-あるき-

心と向き合う写真家の学びの記録*

朝から家族LINEでぐったり

Sonyα7Ⅲ with Sony135㎜ f1.8 GM

 

 妹は30歳になった時に、父母の反対を押し切って実家から東京に飛び出し、それから17年、契約社員として食品業界で働いています。結婚はしていません。

 

 父は倒れる以前から、「契約社員なんていう、中途半端な勤務形態に甘んじないで、田舎に帰って、結婚して、孫のかおでも見せろ!」が口癖で、帰省するたびに、妹は「また始まったよ・・」と鬱陶しそうな顔でやり過ごしてきました。

 

 そもそも、家を飛び出した時点で「もう二度と、家の敷居は跨がせない!」と豪語していたにも関わらず、次の夏前には、「お盆休みはいつ帰ってくるんだ?」と急き立てる始末。口で言ってることと、心で思っていることがちぐはぐで、まるで子どもと一緒です。

 

 先月ぐらいから、父の妹への「いい加減、家に帰ってこい!」の圧がいっそう強くなり、妹もそれが嫌で、ここ半月ほどは、家族でのLINEを避けていたようでした。

 

 

 そんな今日、久しぶりに家族LINEをしたのです。父の不満の矛先は、自ずと妹へ。のっけから始まりました。

 

「今まで、誰がここまで育ててやったと思ってるんだ!?」
「今月にも荷物をまとめて実家に帰ってこい!」
「半端な覚悟で帰省したら、玄関前で叩き返すぞ!」
「少しくらいは親に恩を返そうとは思わないのか?!」
「こっちは、死と闘ってるんだぞ!」
「このままだと、直に死ぬんだぞ!それでもいいのか!?」
「次に会うのは葬式だとか思ってるのか!?」

 

もう、LINEを終えた後の妹もわたしもぐったりです・・・。そして、思い出しました。ああ、この手の言葉を、私たちは毎日、毎日浴びながら育ったんだったなあ・・と。

 

 

私が途中で、

 

「お父さん、自分が何を言ってるのか、分かってるの?!」

 

と、異を唱えましたが、スルー。妹は、半分諦観しながら、「はい、はい」と頷いていましたが、家族LINEを切った後、二人のLINEで繋ぎ直して、「思ったこと全部吐き出しな!」と呼びかけると、「もう、ヤダ。あんな家。」と、しばらく泣いてから、仕事に出かけていきました。

 

 

 自己愛性パーソナリテイ障害の人というのは、基本的に自分の非は絶対に認めません。思考回路は、いつだって、

 

①自分は絶対に正しい

②自分とお前は意が合わない

③故にお前が間違っている

 

で成り立っているため、争うだけ消耗するのはこちらなので、関わらなくても済む間柄なら、”逃げるが勝ち”!なのですが、身内だとどうしようもないんですよね。

 

 

毎日攻撃にさらされて生きて来た子どもというのは、自分の身を心を痛みから守るために、アドレナリンとコルチゾールが出っぱなしですから、攻撃性ないし、無力感に常にさらされてしまいます。過緊張なので、身体が24時間闘争・逃走状態、あるいはフリーズ状態です。

 

 妹には、「お父さんの意見に従う必要はないし、後悔と恨みを抱いて今後生きていくようになるくらいなら、実家に帰らなくたっていい。どっちでもいいんだよ。わたしだって、どうにか助けていくし・・・」と最後に伝えましたが、妹のことですから、実家に帰ることを選ぶかも知れません。

 

 

 父だって好きでこんな人格になったわけではないだろう・・という、クライエントを見る目線を保とうとする自分と、いっそもう早くあの世に逝ってくれたらいいのにと思う自分も居て、なんだか心がへとへとです。後でセルフカウンセリングをして、自分の葛藤やら投影やらを整理する必要があるなと感じています。

 

 

☆きょうも最後までお読みくださり
ありがとうございました^^

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

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