わたし歩記-あるき-

心と向き合う写真家の学びの記録*

予期しなかった感謝から利他について考えた

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 最近は中学受験の問題に「俳句」が出題されるのですね!驚きました。というのも、先日、わたしが発行しているメルマガ読者様から、中学受験を控えたお嬢さんが通っている塾の模擬試験に、わたしが先日メルマガで紹介した季語が出題され、お嬢さんは見事正解を勝ち取った!というのです。(彼女はほんの世間話程度にお嬢さんに季語の話をしていたそうなのです。)

 

 

 ちなみに、ご紹介したのは「夜の秋」という季語でした。
(以下がその時の文面です)

 

 

本日は立秋です。
そう、現実のうだるような暑さは
ひとまず置いておくとして、
暦の上では秋なのですね・・・。
俳句の世界でも
今日からは、少しずつ
秋の季語で詠み始める方が
増えていきます。

 

でも、その前に!
過ぎゆく夏を俳句で
しめやかに惜しむことも一興!^^

 

そこで今日は、
間もなく迎える秋を意識しながらも
夏の終わりを感じさせる
面白い季語をご紹介します。

 

まずはじめは、

夜の秋

です。

「秋」とあるので一瞬
秋の季語かな?と思ってしまいますが
実は夏、晩夏を表す季語なのです。


昼はまだ暑さが盛んなのに、
夜になるとすっと涼しい風が
時々渡ったりする・・・
夜の空気が以前よりほんの少しだけ
ひんやりする・・・
そんな秋の気配を表した季語で、
ちょうどこれからの季節に
ぴったりな季語ではないでしょうか。

 

 

 ポイントは、「秋」とあるけれど、「夜の秋」となると夏の季語だという点です。出題された問題は、「俳句の中から季語を抜き出し、いつの季節を指すか答えなさい」という内容だったそうですが、これ、知ってれば即答だけど、知らなければ「秋」って答えちゃう。これはもう典型的な、「The ひっかけ問題」です。思いがけず、お役に立てて良かったです。嬉しい報告をありがとうございました。

 

 

 わたしのメルマガは、ある程度年齢と教養を重ねた大人の日々の暮らしが、季語を知ることでより味わい深いものになったらいいな・・・と言うささやかな想いで発行させていただいています。なので今回のようにまさか受験対策で感謝されるだなんて思ってもいませんでした。そして、この一件からふと思い出したのが、以前に読んだこちらの本です。

 

 

 

 

 

 「利他」つまり、「他」を「利する」ことについて。その行動や行為の真意について5名の著者が独自の哲学を綴っているのですが、いやはや、途方もなくいろいろ考えさせられるのです。著書の中で5名の著者が共通して述べ、考えている「利他」と、わたしが今回メルマガを通して経験した出来事は、なるほどリンクしており、ひとり「ふむふむ・・・」と頷いてしまったのでした。

 

 

 昨今流行りのクラウドファンディングにおける利他についてや、共感による利他、『わらしべ長者』に観る利他など、読んでいて非常に面白く、深い内省へと導いてくれます。

 

 

 「他人を利することがめぐりめぐって自分にかえってくる」という考え方が、実は利己的で、人をコントロールし、支配につながる危険をはらんでいるという思索のプロセスも読みごたえがあります。

 

 

「本当の意味での利他って何だろう?」

 

 

そんなことを考え直してみたいと思った時は、ぜひ手にとってみてください。

 

 

 

きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^
さとうみゆき

 

 

 

 

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