わたし歩記-あるき-

心と向き合う写真家の学びの記録*

自閉症スペクトラムの見立ての困難さ

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 高橋和巳医師による見立て講座(上級)の本日は第6回目でした。テーマは「自閉症スペクトラム」(ASD)。
 
 
 回を追うごとに”見立て”の大切さが身に染みるのですが、今回のテーマほど昨今現場での診断に混乱をきたしている症状はないのではないでしょうか?それだけ見立てるのが難しいということだと思いますが・・・。

 

 講座では、「自閉症スペクトラム」の一般的に知られている特徴はもちろんのこと、現場でどのように”誤診”されてしまうのか?の実例紹介がかなりの時間を割いて行われました。その中でもショックだったのは、かつてわたしも読んだことがある”自閉症”を記した有名な大家の著書のいくつかが、本当は自閉症を記している内容ではないという事実でした。

 

 

 1年ほど見立てを学んで来たことで、今ではそれらの本が別のある障がいを示していることが分かるようになりましたが、それらの著書を読み、自分が自閉症なのではないか?という概念を持ってしまう方がこの世の中には少なからずいるはずで、ましてや、その著書を記した人物が権威であることで、その誤った概念を心理師や医師など専門家自身が持ってしまった場合には、当然現場では大きな混乱が生じてしまうでしょう。それによるクライエントへの影響は計り知れないです。専門家の見立ての間違いひとつで、患者さんのその後の人生が変わってしまう。スーパービジョンの大切さなどを痛感した講座でした。

 

  

 

 

きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^
さとうみゆき