わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

新しいカメラを迎えました

Sony α7Ⅲ ,Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA



 たまには本業のカメラのお話等したいと思います。

 

実はこの週末、新しいカメラを迎えました。
以前からひどい肩こりに悩んできましたが、
最近少し詰めて仕事をしたところ、
肩と目への負担が思っていた以上にきつくて・・^^;

これ以上重たいD850を使い続けるのはどうだろう?
今後も仕事を続けようとするのであれば
本気で何らかの対策を考えなければいけないのではないか?
と思い至ったのでした。


そこで新しい相方として選んだのは、
D90以来、D750,D850と10年以上にも渡ってお世話になってきた
Nikonのカメラではなく、
2018年に軽さとフルサイズが売りで販売された
Sonyのα7Ⅲというカメラでした。

 

 

Sony α7ⅢにSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAをつけて

 

 最初のレンズとして選んだのは、
微塵の迷いもなく、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA。


もともとContax AriaやRolleiflexの二眼を
愛機としてきたわたしにとっては、
Zeissが繰り出す描写は、
懐かしく馴染みのある世界でした。
(Plannarの50mmという選択は、重さの点を考えて却下。)

とは言え、デジタルカメラで
Zeissレンズを使用するのは
初めてということもあり、


「フィルムだからこそ焼き付けられた
奥深いコントラストを保ちつつ、
甘やかにとろけるようなあの色調は
デジタルカメラでも再現できるものだろうか?」

 

と最初は甚だ疑っておりました。(すみませんっ!Zeiss!)

 

でもいざ撮ってみると、
すぐにそれが杞憂だったことが分かりました。
デジタルでも、やはりZeissはZeissのままでした。

 

 

しかも驚いたことには、
それまでNikonのレンズで撮影した写真を
わたしはかなり細やかなレタッチを加えて
自分の欲しい画にしていたのですが、
Sony α7ⅢにSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAをつけて撮った写真は、
撮って出しの段階で既に、
7割方、わたしの好みの色調とコントラストが再現されていたのです。
これには、ほんとに、ほんとにびっくりでした!
あのレタッチの苦労は一体なんだったのでしょうか?
と言うか、今更気づきましたが、
わたしはずっと、恐れ多くも
Zeissで撮ったフィルムライクの色味を再現しようと
これまで必死で足掻いてきたということなんですね。^^;
今後はレタッチの作業が
かなり短縮されるのではないでしょうか?(ありがたや~。涙)

 

 

 写真のことをあまりよく知らない方だと、


「絵と違って写真って一瞬で撮れるから楽でいいよね♪」

と思っている方も多いと思いますが、
(また、事実そうなので否定はしないのですが)
写真のレタッチってね・・・本当に本当に、
匙加減が複雑で、気を張る作業なんです。^^;

 

わたしはよく
「みゆさんは、感性で撮ってる人よね~」
と言われることが多いのですが、
レタッチの段階というのは、むしろ
非常にロジカルで、アナリティクスであったりします。

 

常連様の場合は、
「〇〇さん用の肌質レタッチ」
なんてパターンが編集ソフトに登録されていますし、
よく撮影する場所だと
午前の光、午後の光、夜の光、
窓際、部屋の奥、右サイド、左サイド・・・と、
50パターン以上のレタッチのひな形が
編集ソフトに登録されていたりします。

 

このパターンが蓄積されている今は、
だいぶレタッチ作業が早くなりまして、
先日もクライアントさんに
「みゆさんっていつも仕事早いですね~」
なんてお褒めの言葉をいただきました。


いや~、ここまで来るのには、
この長年のデータ分析と蓄積があってこそなのです。^^;

 

それが、カメラの機種とレンズを替えたことで
だいぶ楽になるというのですから、
ほんとに画期的です!こんなことなら
もっと早くSonyに乗り換えていればよかった・・と
正直思ってしまったほどでした。^^;

 

でもね、肩と視力さえ調子が良ければ
ずっとD850を使っていたかったです。
わたしの中ではやっぱりNikonの最高峰といえば、D850なので。^^

 

来週の撮影からは、新しいカメラでの
フォトセッションが始まります。
色調と描写が深くなるので、
シネマライクで雰囲気のある写真が撮れるのかな?って
わたし自身、とても楽しみなのです。

 

 

 

きょうも最後までお読みくださり
ありがとうございました^^

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

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