この間の日曜日、高幡不動尊へ句友3人と共に吟行へ出かけました。来月7日が締め切りの、高幡不動尊全国俳句大会に提出する作句が目的でした。
帰宅後、俳句歴が私より倍以上長い友人から、「これ、おすすめ」と言って本を数冊紹介してもらいました。その中の1冊には、どのページを開いて読んでも、「イテテテテ・・」と自作の句を内省し得る内容が詰まっており、もう、苦いやら恥ずかしいやら・・・。
こちらの本、所謂、「~~するべからず論」が延々と説かれています。藤田湘子先生の著書を初めて読んだ時にも、「すみません。それ、普通にやっておりました!」と懺悔したくなったのを覚えていますが、こちらの阿部先生の本は、(ある意味)ダメ出しが、より具体的で辛辣であるためか、読み進めるうちに、かえって気分は晴れ晴れとしてくるほど。(笑)
ちなみに読んでいて、私が一番堪えたのは、普段、こと俳句においては、いかに「自動詞」と「他動詞」を曖昧に用いていたかという点でした。日本人同士、なんとなく通じてるはず、なんとなく分かってくれているはず・・それがいつの間にか当たり前になっていたんだなあと気づかされたのでした。
そう言えば、学生時代の国語の授業でも、「文法」の学びは、どこか面倒で厄介ごとだと感じていました。「て、に、を、は」には、こんなにも明確なルールがあったのだと、今改めて突きつけられ、これまで書いた文章をぜんぶ見直したくなったほどです。^^;
何かを極めていこうと思ったら、結局のところは”基本”へ戻されるんだなあ・・。避けては通れないものなんだなあ・・。まさかのそれが「母国語」であろうとは・・・でしたけど。^^;
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写真を眺めてほっと一息^^