わたし歩記-あるき-

*心理士を目指す写真家の学びの記録*

まだそんなことで悩んでるの?

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たぶん、私が単に
執念深いってだけなのかも知れないけど、
思い悩んだことを
なかなか簡単には忘れられない質だったりします。

 

 

「忘れられない」・・
これの良くない点は、
自分で自分を傷つけてしまうと言う点。
脳内で、そのシーンを再生・・
つまり追体験し続けることになるわけで、
自ら”複雑性PTSD状態”を
作り出していることになります。

 

 

その状態の中では、
何度でも、何度でも、対象を裁き、
そうなってしまった自分を責める状態が続いている。
終いには、
「どうしてこんなことをいつまでも悩んでるんだろう?」
と言って、悩んでいる自分そのものを責め始める。

 

 

この状態をどうにかしたくて
最初は頼れそうな友人に話を聴いてもらったり、
セラピストを頼ったりもするのだけれど、
その内にこう思えてきてしまう。

 

「いつまでも同じことで悩んでいるなんて
話を聴かせる相手には負担で申し訳ないよね・・」

 

そして、「悩み」をまた
自分の元に引き寄せてそうっと仕舞いこむ。
本当は全然すっきりなんてしていないのに。
時にこれは、対価を支払って相談した
プロのカウンセラーに対しても
同じ気持ちになってしまって、
カウンセリングに行けなくなったりする。
まったく改善しない自分が申し訳なくて。
いつまでも同じことを話したくなってしまう
自分が情けなくて。



でもこれ、
人に対する過剰適応・過剰責任と、
常に緊張状態に身を置いている、

特に私も含めた「愛着」に問題を抱えている人には
ごく当たり前に、ありがちなことなんじゃないかな?と
カウンセリングの臨床について学び始めた今となっては思うわけです。
「愛着」に問題がない人から見ると、
とても不思議な現象に映るかも知れませんね。
お金を払ってるんだから、
堂々とカウンセリング続ければいいのに・・って。

 


クライエントが、


「まだそんなことで悩んでいるの?っ
て思われたらどうしよう・・・」



と言う気持ち(転移)を抱き、
苦しみ始めた段階からが
むしろ本当のカウンセリングのスタートなのだと
最近知りました。


このステージを超えて、
ようやく凪へと進める準備がはじまる。
そこを共にサポートし、超えるのがカウンセラー。
そしてそれを成し遂げるには、
相当の技量が必要であると言うこと。

 

 

私はまず、私自身の転移を受け止めて
昇華しなければいけないなあと感じています。

 

 

「まだそんなことで悩んでるの?」

 

 

人によっては、このステージを終わらせるのに、
数年かかることもあるそうです。

 

忘れてはならないのは、
あなた以外の人にとっての「そんなこと」は
あなた自身にとっては
本当にどうしようもなく
「重要で衝撃的なことだった」と言う事実。

 

安心して「そんなこと」を気が済むまで
クライエントに話してもらえるような
場を醸成するには、どうしたらいんだろう?
そんな人間で在るにはどうしたらいいんだろう?

 


自分自身というクライエントと向き合い、
今は都度都度、立ち止まりながら
これを悩み、思索してゆきたい。


 

そしてこの「悩み」こそ、
心理師を志す者にとっては、
いつまででも悩む価値のあることなのだろうと思うから。