わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

うつ病の回復期の見極めが大切だと言われている理由

Fujifilm X-T5 with fujinonXF35mmF1.4 R

 

 厚生労働省の調査によれば、うつ病の再発率というのは60%だと言われています。ただ、この数字は1回目の再発率で、2回目は70%、3回目になると再発率は90%にまで昇ると言われています。

 

 心の学びを始める前は、もっと言うと、自律神経系の仕組みを理解する前までは、どうしてなんだろう?とずっと思っていました。

 

それこそ、やはり患者さんの性格に依拠する部分が多いのかもなあ・・と、理解するより他なかったのでした。

 

 ところが、ポリヴェーガル理論を学ぶことで、一度自律神経系の視点から、患者さんに起きていることを見られるようになってくると、表面的には「職場復帰しても問題ないだろう」という状態を呈しているにも関わらず、自律神経系的には、「あ、それってまだまだまだ、ぜんぜん社会に戻っちゃいけない!今、戻ったら、またすぐに逆戻りしちゃう!」という状態が見えるようになりました。

 

 

 ひとつ例をあげると、よく言われる「うつの回復期のリスク」問題です。

 

 

 医師からの診断書が出た後、3か月ほど、安心・安全の環境の中で、上質な休息が守られた、心理発達が成人期に達している大人というのは、多くの方が「もう、大丈夫。職場復帰できる気がする・・」と心身ともに思い始めます。

 

休息を促す背側迷走神経複合体がの働きが満たされ、外へ動き出したい!という交感神経のスイッチが自然と入り始めるからです。

 

でも、ここであなたがもし、「もうこれ以上、皆に迷惑をかけられないし、前と同じペースで働くぞ~!」と思ってしまっているとしたら要注意なのです。

 

 

 実はうつ病療養の真っ最中というのは、憂鬱感や倦怠感こそありますが、肉体からの「疲労」というものは、感じにくくなっています。ここ、すごく見極めが難しいところだと思います。

 

 

だるい気がする・・

鬱々としている・・

身体が重たい・・

 

 

これ、肉体と言うよりは、むしろ、脳の反応なのです。
療養をすることで、これらは和らいできますが、いざ職場復帰して目のあたりにするのは、生身の肉体の「疲労」です。

 

長距離電車で通勤されている方が、途中の駅で運よく席が空いて座れると、どんなに健康で元気な人でも、身体が緩んで「疲れたーー!」「座れたーー!」って全身に疲労感を受け止めることがありますよね?

 

社会で人と関わるって、うつ病の人、健康な人に関わらず、「疲労感」を伴うことなのです。健康な時には、その「疲労感」が、「今日も頑張ったなー!」と満足感として体感できることもありますが、その「疲労感」に抗って、抗って、それが限界に達してうつを発症した方にとっては、久しぶりの出社で味わう人間関係から来る肉体の「疲労感」を受け止めるだけの耐久力は、まだ回復していません。

 

 

そのため、1日出社した段階で、みんなが優しくしてくれているのに、へとへとになっている自分に「やっぱり、自分は駄目なんだ!」と思い込んで、翌日から再び自宅療養になる・・というケースも多いと聞いています。

 

 

長期休職をしてしまった方にとっては、一日も早く復帰しなければと焦る気持ちはよく分かるのですが、回復期のゴール設定のプロセスは、思った以上に細かく設定する必要があることが、自分の自律神経について学べば学ぶほど、理解できてくると思います。

 

 

 そして、忘れてならないのは、「疲労感」というのは、回復のプロセスの中では重要な体感だということ。ここの通過なしには、回復の道を歩めないのです。逆に、ヘルシーな「疲労感」を感じられれば、うつ病からかなり回復した証拠ということになります。

 

再発率が下がらない一番の理由は、この「疲労感」へのケアが不足しているか、もしくは、そこへの周囲の知識や理解が不足しているからではないか?と推察します。

 

 

この「疲労感」の見極めを、しっかりしてくださる、精神科医、心理士・心理師、心理カウンセラー・セラピストさんと共に、歩めると良いですね。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

リアル参加は定員に達したため、締め切りました。
アーカイブ配信をご希望の方のみ受け付けています。公式LINEよりお問い合わせください。





 

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

今年から花拾いの庭公式LINEができました!

友だち追加 

 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内

 

19日に開催する講座の一番の目的は・・・

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2

 

 昨日の夕方から東京でも降り始めた雪、積もりましたね~!今年は暖冬だから一度はこんな日があるのでは?と覚悟していましたが、これは予想以上!

今、二階でこの記事を書いていますが、隣の家の屋根を覆っている雪がレフ板になっているせいか、室内が異様なほど明るいです!交通機関も乱れるでしょうから、通勤や通学で外出している方が、どうか無事に1日を終えて欲しいなと願うばかりです。

 

 

 さて、ご案内中のこちらの講座・・・

 

2月19日開催 リアルタイムでのご参加無料です!

 

早速お申し込みを頂いております。ありがとうございます。^^

 

私が一方的に話す形式となるオンライン講座ですし、定員無制限でも良いのかも知れませんが、あと3名ほどで、締め切りとさせていただきたいと思います。m(__)m

 

私が開催している講座、レッスン、句会、読書会、全てにおいてそうなのですが、「量より質」を大事にしています。何より私が、ゆったりと落ち着いて、十分な心配りが出来る環境で開催したいというのと、その方が結果、参加される方の満足度も上がるので。

 

 

 今回の講座のゴールと言いますか、真の目的ですが、それは、「誰もが自分自身の一番の専門家になる」ということです。

 

 

 これまで、半世紀以上生きて来て、その内の大部分の時間を「自分の生きづらさ」をどうにかしたい!と孤軍奮闘してきた私でした。ようやくその戦いにも、終わりが見えた今、つくづく思うのは、自分を癒すためのベストなスタート地点に、もっと早く立ててさえいたら・・という後悔と自戒と確信です。

 

 

 では、何が自分のターニングポイントだったのかと言うと、「自己観察」、「実験」「自己検証」、「自己調整」良質なプロセスに入れたことだったと思っています。

 

 

 いま、自分自身の生きづらさで悩んでいる方の多くが、この「自己観察」のプロセスの入り口にさえ立てていません。

 

 困りごとが起きた時、感情に圧倒されてしまった時、自分の身体の状態、心の状態が、どう在るのか?を正しく見ることなく、その渦に吞み込まれて溺れそうになっている。

 

 

でも、それは無理もないのです。なぜなら、「自己観察」の適切な方法を、教えてもらっていないし、それをすることが、人によっては「いけない」ことだった方もいるし、「怖いこと」だった方もいるからです。

 

 

私自身に関して言えば、この「自己観察」のプロセスを、(怖い、出来ないといって)自分以外の誰かにやってもらおうと丸投げしていた時は、余計に混乱に陥っていたように思います。

 

 

自分の神経系の反応のパターンを知ることは、必ずやそのための一歩となります。そして、それまで自分の性格を責めていた方は、責めなくなるどころか、自分の反応に対し、深い畏敬と感謝を抱くようになるかも知れません。そして、その上で、「もう、その反応をしなくても大丈夫。私には、私という専門家がついているからね!」と思えた時に、まるでオセロの黒のパーツが、白へとパタパタとひっくり返っていくような奇跡のサイクルに入っていくことができるでしょう。

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

講座内で使用する資料は、津田先生による監修済のものを使用します。

 

zoomは予めビデオ・音声共にOFFで行います。

リアルタイム参加の方は無料です。
後日のアーカイブ配信を希望される方のみ1,100円のお振込みをお願いします。m(__)m

 

参加ご希望の方は、公式LINEから当日のzoomのURLをご案内しますので、登録してお待ちください^^。メールの不達問題を回避するためにLINEを使います。ご面倒をかけます。

 

 

講座お申込みフォーム

 

forms.gle

 

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

今年から花拾いの庭公式LINEができました!

友だち追加 

 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内

 

 

 

。ハラスメントって何ですか?!

Fujifilm X-T5 with fujinonXF35mmF1.4 R

 先週末、夜のニュース番組内で、昨今、若者の間では、オジサン、オバサン世代からの「。ハラスメント」というものが叫ばれていることを知りました。

 

 名実ともに(笑)オバサン世代に属している私は、

 

???????????????

 

一瞬、脳内がフリーズしてしまいました。^^;

 

「。ハラスメント」をご存知ない方のため、簡単に説明をしますと、LINEやメール等のやりとりの中で、職場等の年長者からの文面の中に、

 

「来週までに、以下の資料に目を通しておいてください

 

と、最後に「。」つまり「まる」が打たれていると、圧を感じる、怖い!

 

・・・のだそうです。はい・・・今、この事実を知ってフリーズしちゃってるそこのオジサン、オバサン世代のあなた!お気持ちお察ししますよ~^^;

 

 

では、どうだったら良いのか?というと、例文として、

 

「来週までに、以下の資料に目を通しておいてください😀」

 

であるなら、OKなのだそうです。

 

🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔🤔

 

んーーーーーーーー?んーーーーーーーー?

んーーーーーーーーーーーーーーーーーー?

 

そうなんだーーーーーーーーーー・・・・・・

 

 

と、その時は事実を受け止めるのに精一杯だったのですが、今朝、これってもしかして、先日こちらの記事に書いた内容に関係しているのではないか?と(あくまで仮説ではありますが)思ったわけです。そして、もしそうだとしたら、このままではマズイかもしれない・・とも感じています。

 

 

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

 

津田先生が仰った、「いま、急速に言葉が記号化してきている」という言葉。

 

 

今回の「。ハラスメント」で一番の問題点は、若者たちに「圧をかけてやろう!」などと言った意図がさらさら無いにも関わらず、受け取り手の若者側には、「圧である、怖い!」と感じられていることだと思います。

 

年長者からしたら、「。」のある文面は、遊びやサークルとは違う、職場等のフォーマルな場における、当たり前のやりとりだと思っているし、これもまあ、手垢のついた表現になりますが、「親しき中にも礼儀あり」で、むしろ相手を敬っているからこその配慮でありましょう。

 

ですが、このままでは平行線ですので、ここで一旦視点を変えて「。」を受け取った時の若者の神経系では、何が起きているのかで見ていきましょう。

 

 

「圧を感じる、怖い!」というのは、サバイバルモード、つまり、交感神経の「闘う・逃げる」の反応です。
この「闘争・逃走」反応の意味するところは、「他に助けを求める人が居ない、人に助けを求める術がない」という副交感神経系(その中でも他人とのつながりを促す腹側迷走神経複合体)の不活性のデフォルト状態が先ず在って、その次のステップの反応ということになります。

 

 

一言で言えば、多くの若者たちの神経系には、「大人=年長者」に対して、「安心して助けを求められない」という状態がベースとしてあるということなのです。

 

 

 

そして、その「安心・安全」を感じさせて欲しいがために、自分というシステム・命を守りたいために、

 

😀

 

↑これ、これ↑を求めているとは考えられないでしょうか?

そう、視覚的に、分かり易い「笑顔」という記号です。

 

問題の本質は「。」ではない・・・と私はね、思っています。

 

ここで、津田先生が仰った言葉を再掲します・・・

 

「あなたが気になっている人から”好きだよ”と言われたら、みんなその言葉がどれぐらいホンキなのかを全身で必死で感じ取ろうとするでしょう?私たちには本来、その言葉が出てきた背景を感じとる能力があるんです。でも、最近のAIが製造している言葉は、”WHAT”ばかりに関心がいって、"HOW"の部分、つまり、どんな背景で発せられた言葉かを重視しなくなっている。いま、急速に言葉が記号化してきている」

 

 

若者たちにだって、そもそも言葉が発せられた背景を感じとる力は備わっているはずなのです。現に「😀」には、安心・安全を感じとることが出来ているのですから。

 

 

ただ、インターネットやSNSを通して、日々「言葉という記号」のやりとりに慣れていく中で、言葉の「HOW」を感じとる力は、ひょっとすると、少しずつ削がれていっている可能性は否めないかもしれません。

 

 

 

では、言葉の「HOW」を読み取る力を取り戻すには、どうしたら良いのでしょうか?私は、人との「つながり」を・・・「つながり」の構築を促す神経系(腹側迷走神経複合体)の働きを活性化し、取り戻していくことが、鍵になっていくと考えています。

 

 

 

 

2月19日の講座では、まさにその辺りについてのお話をしたいと思っています。

 

リアルタイムでの参加費は無料です

 

講座内で使用する資料は、津田先生による監修済のものを使用します。

 

zoomは予めビデオ・音声共にOFFで行います。

リアルタイム参加の方は無料です。
後日のアーカイブ配信を希望される方のみ1,100円のお振込みをお願いします。m(__)m

 

参加ご希望の方は、公式LINEから当日のzoomのURLをご案内しますので、登録してお待ちください^^。メールの不達問題を回避するためにLINEを使います。ご面倒をかけます。

 

 

講座お申込みフォーム

 

forms.gle

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

今年から花拾いの庭公式LINEができました!

友だち追加 

 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内

 

それ、性格のせいではないかも知れません



 ここ10数年で、インターネットやSNSを通じて、誰もが自分の得たい情報を得られるようになったことで、それ以前は専門家だけが知り得ていたような情報が、一般の人にも簡単に届くようになりました。心・メンタルヘルスに関することも同様です。

 

 

 SNSを開けば、トレンドワードに「発達障害」だとか「複雑性PTSD」、「HSP」、「繊細さん」、「アダルトチルドレン」、「自己愛性パーソナリテイ障害」などというワードが普通に踊っているし、それが何なのかもネットで検索をかければ秒で調べることができます。自分自身でさえずっと理解できなかった自分の生きずらさの主訴と、それらの病名が示す症状が合致した時の、「そうだったのか!だからだったのか!」と言ったあのなんとも言えない安堵感・・・。私にも経験があるのでとても理解できます。

 

 ただ、ここでひとつ問題なのは、その症状を性格由来として解決しようとした時に、更なる傷つきの上乗せが起きる可能性があるということなのです。

 

 

 例えば、(これ、かつての私のことですけど・・^^;)

 

「頭では、自分を傷つけないと分かっている、仲の良い友人達と会っているのに、帰ってくると心身共に、異様に疲れ果ててしまい、翌日は起き上がるのもしんどいので、怖くて次の日に予定を入れられない」

 

という症状を持っている人が居たとして・・・、「人と会っていても疲れない性格に自分を変えたい!」と思って、自己啓発やコーチングの性格変容のプログラムを受けたりするとどうなるか・・というと、いくら認知的に性格を改善しようと頑張ってもその反応(人と会っていても疲れてしまう)は、性格に由来するものではなく、脳、もっと言えば、自律神経系に由来する自動反応のため、ホメオスタシスが働いてますます以前の状態へ戻そう、戻そうと抵抗が強くなります。結果、性格変容の努力を始めた時以上に、そのトラウマは強化されてしまう・・ということ。

 

 

 

 

 

他にも、

 

「ひどく侮辱されたのに、その場でどうしても言い返すことができない」

 

とか、

 

「ささいなことで、自分でもどうしようもないほど怒りが止まらなくなる」

 

「口座にお金がないと分かっているのに、買い物をやめられない」

 

などなどなど・・・これらの行動をもし、

 

「内気な性格のせいだから、自己主張ができるようなコーチングを受けなくちゃ」

 

「自分は親に似て怒りっぽい性格だから、アンガーマネジメントの講座を受けなくちゃ」

 

「自分は金銭にだらしない性格。こんな自分が情けない。」

 

 

と、あなたがこれまで解釈し、あれこれ努力をしたにも関わらず、残念ながらあまり結果が出ていないとしたら、2月19日に私が開催する講座は、ひょっとしたらあなたに新しい自分自身や他人への理解をもたらすことになるかも知れません。

 

 

 講座でご紹介するポリヴェーガル理論というのは、全く新しい脳と自律神経系理論です。ポリヴェーガル理論では、心身に起きる症状は、その人の性格に起因するものではなく、その人の全システム(命)を守るために発動される、自律神経系の自動反応であるという視点でアプローチをします。

 

 

そして、問題だと思う出来事そのものを変化させようとするのではなく、それが起きた時の、あなたの自律神経がどのような反応をしていたか?に注目します。

 

 

 自律神経系の反応という視点で自分や他人の反応を見ることができるようになると、人間のあらゆる行動には、各自のシステムを守るためのもっともな理由があることが分かるようになります。

 

 

 「分かっているのに、ついつい~~してしまう」と悩んでいる方はもちろん、「何故うちの子はそういう行動をとってしまうのか分からない・・」と悩んでいるお母さんや保母さん、「人となかなか上手く付き合えない」と悩んでいる方にとっても、自己理解や自己共感が深まる内容となっております。

 

 

 

 ここまで読まれてみて、身体に「ぴんっ」と反応を感じられた方は、ぜひお気軽に参加してみてください!リアルタイム参加(無料)が出来ない方には、アーカイブ配信(こちらは有料)もございます。^^

 

 

2月19日 月曜日 14時より開催

zoomは予めビデオ・音声共にOFFで行います。

リアルタイム参加の方は無料です。
後日のアーカイブ配信を希望される方のみ1,100円のお振込みをお願いします。m(__)m

 

参加ご希望の方は、公式LINEから当日のzoomのURLをご案内しますので、登録してお待ちください^^。メールの不達問題を回避するためにLINEを使います。

 

講座お申込みフォーム

 

forms.gle

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

今年から花拾いの庭公式LINEができました!

友だち追加 

 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内

 

 

その人が楽になるのなら手法や技法はなんだっていい

Fujifilm X-T5 with SIGMA 56mm F1.4 DC DN

 

 これも過去に何度も書いていることなのですが、私は、クライエントさんをはじめ、心に傷を負った人が楽になるのなら、手法や技法なんて、なんだって良いと思っています。

 

つまり、加持祈祷・神頼みをして楽になる方ならそうすればいいし、おまじないや占いだっていい。はたまた、オーソドックスなカウンセリング技法でも、精神分析でも、ホリスティックなアプローチだろうと、催眠療法でも、アートセラピーでも、テクノロジーを駆使した最新医学だっていいと思います。とにかく、明日生きることが、ほんの少しでも今日より楽になるんだったら、何でもいいと思う。

 

ただ、その上で、それらのサービスを提供する側に、人間としてのごく当たり前の”良心”があること、「専門家による更なる傷つき」が出来る限りあってはならないという自覚があって欲しいなとは思います。(私自身もそこを何度でも意識しています)

 

 

 

 

 先日、D.M.Wの吉里恒昭先生が主催された講座に参加しました。ゲストとしていらしていたのは、日本におけるポリヴェーガル理論研究の第一人者である津田真人先生と、日本ブリーフサイコセラピー学会・原宿カウンセリングセンターの田中ひな子先生という超スペシャル会でした。

 

 

 

 

 この講座で受け取った気づきと学びの大きさは計り知れませんが、中でも最も私の心に深く残ったのは、昨今の臨床で、

 

「こころが変わればからだが変わる」

「からだが変わればこころが変わる」

 

つまり、(言葉を通じたアプローチを代表とする)認知変容が肝か?
(ボデイワークなどを主とする)身体変容が肝か?

 

というセラピー技法の2極化が起きているという現状を踏まえた上で、そうではなくて、最終的に私たちセラピストやクライエント、ひいては我々人間が共に目指していくべきところは、

 

「ことばに響くからだ・からだに響くことば」

 

ではないだろうか?という見解でした。

 

それが、どんなに最新のモダリティで、エビデンスベースでの効果が認められたものだとしても、クライエントのからだに響かない、からだに響いたことばを導くことがないアプローチだとしたら、そのクライエントには、その技法はあっていないということだと。

 

 

特に、津田先生は、「新しい技法によるマウンティングが起きることがあってはならない」と警鐘を鳴らしておられました。

 

 

 

また、津田先生はこんなお話もされていました。

 

「あなたが気になっている人から”好きだよ”と言われたら、みんなその言葉がどれぐらいホンキなのかを全身で必死で感じ取ろうとするでしょう?私たちには本来、その言葉が出てきた背景を感じとる能力があるんです。でも、最近のAIが製造している言葉は、”WHAT”ばかりに関心がいって、"HOW"の部分、つまり、どんな背景で発せられた言葉かを重視しなくなっている。いま、急速に言葉が記号化してきている」

 

 

と。吉里先生はここで神田橋先生の言葉を引いて、

 

「泣き声を聴きなさい」と仰っていました。

 

 

実は、いつもDMWの講座では黙って聴いているだけの私が、今回初めて発言をしてみたのです!花拾い句会の意義と、活動内容をお伝えしました(参加されている方たちも、大御所の先生が多くて、ほんと緊張しました^^;)。私の中では、今日のテーマに沿っているという確固たる自信があったので。

 

 

ありがたいことに、津田先生と、田中先生からも、「俳句の5/7/5という定型枠のルールのあることや、場づくりの方向性に関しても、とても良い取り組みだと思います」というご意見を頂き、なんと、おひとりの先生から、「うちのピアグループでも、俳句を題材にやってみたいです!」と仰っていただけたことが、本当に嬉しかった。

 

 

まだまだ道半ばであるし、サイコセラピストとしては発展途上の私だけれど、私のことばに響くからだを持っている方だって、この世のどこかにはいるのかも知れない・・・そう思うこともできたから。

 

 

1月半ばから温めていたけれど、「私で伝えきれるだろうか?」と開催告知を躊躇していた無料オンラインセミナーですが、もし聴いてみたい、からだに響くものを感じる・・と言う方がいらっしゃれば開催してみたいと思っています。

 

こちら・・↓

 

2月19日月曜日開催!

 

zoomは予めビデオ・音声共にOFFで行います。

リアルタイム参加の方は無料です。
後日のアーカイブ配信を希望される方のみ1,100円のお振込みをお願いします。m(__)m

 

参加ご希望の方は、公式LINEから詳細をご案内しますので、登録してお待ちください^^。メールの不達問題を回避するためにLINEを使いますが、LINEのアカウントがないという方は、花拾いの庭のメールフォームより、直接参加希望のメールをください。

 

講座お申込みフォーム

 

forms.gle

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

今年から花拾いの庭公式LINEができました!

友だち追加 

 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内

 

 

からだと関わる時間が増えたことで気づいたこと

Fujifilm X-T5 with fujinonXF35mmF1.4 R

 

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

 ベリーダンスを習い始めて約1ヶ月。からだと関わる時間が増えたことで、これまでまったく気づきもしなかった驚きが沢山ありました。

 

 

 先ず、私はずっと「こんなにも縮こまって」生きてきたのか!という気づきです。

 

 ベリーダンスのレッスン中というのは、耳にタコが出来るくらい、”基本姿勢”に戻ることを促されます。

 

ベリーダンスの基本姿勢は、骨盤を入れて、お尻をきゅっと中心に締め、その姿勢を保ったまま胸を張って、そのまま天に引っ張られるような意識で肋骨を引き上げ、膝を少しだけ曲げて身体をリラックスさせます。

 

この姿勢をほんの束の間意識するのを忘れただけで、本来なら楽に出来る動きが出来なくなるし、ダンスの美しい型が失われてしまいます。

 

「はい、胸が下向いてますよ~!」

 

「胸を張って~正面を見て~」

 

「前傾してますよ~。しっかり骨盤を立てて”in”して~!」

 

レッスン中、私はこの指摘を何度されることか・・・もう数えきれません。^^;

 

私がほんの少し、その場で堂々と胸を張ったところで、大して他の生徒さんの邪魔になるわけではないのに、気づけば、どんどん、どんどん、存在を小さく見せていこうとしている自分がいる・・・。^^;

 

 

きっと、実際の生活の中でも、そうなのでしょう。無意識でやってることだから、気づけなかっただけ。

 

 

また、「前傾」姿勢というのは、ポリヴェーガル理論的に言えば、交感神経のサバイバルモードの基本姿勢なんですよね。つまり、いつでも危険から逃げられるように身体が準備しているってこと。自分を取り囲む世界が、危険だったり、信じられなかったり、他に守ってくれる人がいないと思って生きてきた愛着不全の人達にとっては、「胸をゆったり開いて、その場にただ立つ」という姿勢が、自律神経系レベルで死に直結する行為だから難しいのです。

 

 

 たとえ、意識では「今は危険はない」と理解できていたとしても、身体の細胞(無意識=自律神経系)が「身を守れ」と記憶していた場合には、そちらの行動が優先されてしまうんですね。これはもう、どうしたって抗えない。^^;

 

 

ですが、安心安全な場で、いま、身体を通して手続き記憶として刷り込まれてしまったこれらの恐怖や不安に再交渉することで、日々自分の中で、何かが変わっていることを実感していて、扉がひとつ開くたびに、また次の扉が開いて、新たな気づきを得る・・みたいな、冒険の旅を楽しんでいる感覚なのです。それがほんと、この上なく、楽しい。^^踊れる、踊れない以前に、私はここが、たまらなく、嬉しい。

 

 

先生や他のメンバーさんは、まさかレッスン中に私がこんなマニアックなことを想ったり、感じているとは夢にも思わないだろうけれど。(笑)

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

今年から花拾いの庭公式LINEができました!

友だち追加 

 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内

 

 

 

 

 

私たちはもうずっと前から多様性を生きていた

 

 先日、何故だか不意に「動物たちの様子を見にいきたい」という想いが湧いて、家から一番近い多摩動物園に出かけてきました。

 

 最後に動物園に行ったのは、確か3年くらい前だったのかな?フォトレッスンで上野動物園に受講生さんとパンダの撮影に行ったのでした。

 

実は、多摩動物園を訪れたのは初めて。動物園と言うのはとかく平地にあるものと思っていたら、一山まるごと動物園にしました、みたいなロケーションで、園内はちょっとしたハイキングコース。一周したら息があがってしまいました。(笑)

 

 

 キリン、ニホンザル、カンガルー、インドゾウ、アフリカゾウ、オラウータン、トラ、コアラ、フクロウ、トキ、チンパンジー、レッサーパンダ、サイ・・・まだまだ、他にも居たけれど、思い出せないくらい、たくさんの動物たちに会いました。

 

 キリンをぼーっと眺めていたら、思ったんですよ。

 

私たちって、この地球という星って、そもそも既に多様性の世界だったんだよなあ・・と。

 

ダイバーシティ・・なんて言葉が、声高に叫ばれ始めたのって、ここ4,5年だと思うけど、それ以前からずーーーーっと、私たち、「多様性」でしかなかった。

 

 

で、動物たちというのは、動物園では「柵」という目に見える境界線があるとは言え、自然界の中でだって、トラはトラ、キリンはキリンで、すみ分けが出来ている。その境界線をどちらかが越えてきた時に、捕食や闘争が起きたりもするけれど、それ以外の時は、基本的にはお互いの存在を認めながらも、「存在」そのものを侵食し合うことはしないんじゃなかろうか。

 

 

 

 そんな視点で、昨今の人間界の「多様性」というプロパガンダから生まれる争いごとをよくよく見ると、その原因は、「多様性=混ざり合うこと」と勘違いすることから始まっているような気がする・・・。どうでしょう?

 

 

 染色家の志村ふくみ先生も、著書『語りかける花』の中でこんな風に述べています。

 

 

 

 

今日、本をよんでいたら、「緑と紫は、けっしてパレットの上で混ぜるな」という警句を発見した。緑と紫は補色関係に近い色であるが、それを混ぜると、ねむい灰色調になってしまう。だが、この二色を隣り合わせにならべると「視覚混合」の作用で美しい真珠母色の輝きを得るというのである。これは全く、同感、実感である。(中略)どんなに美しい色を混ぜ合わせても、決してこうはならないのである。(中略)この二つの色を混ぜ合わせればお互いは死ぬのである。反対にこの主調を生かせば、色は輝くのである。

 

 

まさに、まさに、それなのです!先ほど述べた、

 

基本的にはお互いの存在を認めてはいるけれど、「存在」そのものを侵食し合うことはしないんじゃなかろうか。

 

 

ということなのだと思うのです。

 

 

マイノリテイと言われている人たちの真の望み・主張と言うのは、マジョリティに混ざり合いたいという意味ではなくて、社会のハーモニーとしての大切で貴重なひとつの「色」として、そこに存在したい!その「色」があることを無視しないで欲しいと言うことではないか?

 

 

そんなことを思いながら、その日動物園を後にしたのでした。

 

 

子どもだった頃、母親と散歩をしていると、知的障害を持った方が何か大声で叫びながら正面から歩いてきたことがありました。その異様さは、何も知らない子どもにとっては、正直、恐怖を呼び起こす光景であることは否めないことです。

 

「ねー、あの人、何で怒ってるの?」

 

罪無き好奇心から母の袖口を引っ張ると、母は、

 

「しっ。そんなにじろじろ見ちゃダメよ!」と言って、私の腕をきつく牽いたものでした。

 

そんなことが、何回も何回も繰り返された先に、自分にとって「理解を超えた人や事象」は「観なかったことにする」、「なかったことにする」のが正解という防衛反応が出来上がっていったように思うのです。

 

 

 多様性の社会とは、すべての主義主張・立場・が混ぜ合わさった世界ではなく、見なかったことにしてきた存在の何かを、今一度、「存在しているね」と、直視していくことで実は十分なのではないかとも感じています。

 

 

 あなたの考える多様性の社会は、どんな世界ですか?

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

今年から花拾いの庭公式LINEができました!

友だち追加 

 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内

 

ようやく自分と繋れた実感がする

 

 今朝、インスタにも投稿をしたのですが、昨年末から、なんとベリーダンスのレッスンに通い始めました。

 

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by さとうみゆき (@miu___sato)

 

 年末年始に、ごく近しい一部の友人には話していたのですが、

 

「え?今日ってエイプリールフールだった?」

と、あまりの意外性に驚く人もいれば、

「あー、なんか、すごく合ってる!分かるわ~!」

と、当の本人より納得してくれている人も居たりと様々でした。

でもそんな友人たちみんなに共通しているのは、

「頑張って!ステージに立つときには応援に行くから!」

と、まだまだ遥か彼方の未来へと希望を飛ばしてくれていること。^^
いったい、いつになるのやら・・そして、そんな日は来るやら来ないやら。(笑)

 

 

 

 さて、ダンスはもとより、スポーツは言わずもがなですが、私にとって身体を動かして何かを学ぶ・・なんてことは、人生始まって以来のことでして・・・。

 

うん、運動事、運動のある場所・・避けてた。なんか、苦手・・って思ってて・・・。

 

というのも、やはり、学校時代の体育の授業にその原因があるように思います。

 

ベリーダンスを始めてみて気づいたことですが、昔から、思いのままに走ったり、跳ねたり、飛んだり、踊ったり・・と、身体を動かすことが、別段嫌いだったわけではなかったのです。むしろ好きだったのかも知れない。

 

でも、体育の授業で、集団競技というものをするようになった頃から、シュートが入らない、サーブが決まらない、リレーで足を引っ張る・・・などなどなどなど・・・自分のせいで、チームが負けたり、ペアを組んだ人の足を引っ張ったりして、技術がある、運動が出来る子たちからの、冷ややかな視線や、あいつさえいなければ勝てたかもしれないのに・・みたいな想念だとか気配が怖くて、体育の授業がある日が苦痛でしかなくなっていったのでした。

 

特に、小学校、中学校って、体育が出来る子がクラスやイベント事のリーダーって感じ、多くないですか?その子たちに存在を認められないと、学校生活ってどうしても生きずらい・・・よね?そういうの、今もかしら?

 

その頃に、「私は運動神経が悪い」、「私はスポーツはやっちゃだめ!」「私は人に迷惑をかけてしまうタイプの人間」、「なるべく目立たないようにしておかなくちゃ」、「私なんかには発言権はない」、「存在してごめんなさい。」、「ここに居てすみません」みたいな思い込みをがっつりインストールしたのだと思う。

 

私にとって、その観念以上によくなかったのは、他人の評価さえなければ、自分にとっては楽しく嬉しく動いてくれていた自分の身体のことを、「私が虐げられるのは、成果を出せない、このぽんこつな身体のせいだ!」と恨むようになってしまったことだったと思う。

 

そう、長い間、私は自分と自分の身体を切り離し、(こうありたい・本当はこうあったはずなのにと思っている)自分という思考で(必死に働いてくれていた)身体を虐待してきたんだと思う。

 

ベリーダンスは、誰の為にやってるわけでもないし、これを人に教えたいとか思ってやってるわけでもない。

 

毎日、毎日、基礎練習を好きな時間にやって、行ける時にレッスンに行って、先生に形を修正してもらう・・って感じなんだけど、出来なかった動きが少しずつ出来るようになるたびに、初めて自転車に乗れた時みたいな気持ちになる(正確には、初めて自転車に乗れた時の気持ちなんてとっくに忘れていたから、こんなに嬉しいことなのか!と再体験しているって感じだけど)。そして、思いと連動するように頑張って動いてくれている身体を感じるたびに、心の底から、「あーー!嬉しい!」って感動が湧き上がってくるし、「この身体、ありがとうー!」って涙が出そうになる。

 

 

これまでの半世紀、「自分」という仮想現実があったとしたら、それが「身体」という仮像現実に鞭を打っていたような人生だった。

 

でも、ようやく自分の身体と和解して、繋がれた気がしてる。
生きてるって、こういうことだったんだな・・・って。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

今年から花拾いの庭公式LINEができました!

友だち追加 

 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内

 

 

 

 

 

 

夢や目標はひそかに

Fujifilm X-T5 with smc takumar 50mm f1.4

 

 これ、確か以前も書いた内容のように思いますが、新年のこの時期に、敢えてもう一度書こうと思います。

 

 よく、

 

「夢や目標は出来るだけたくさんの人に話した方が叶いやすくなる」

 

なんて言うのを聞いたことはありませんか?

 

理由としては、情報を開示することで、あなたのその夢や目標を叶えるのに必要な情報やご縁を持っている方と、実際、出逢いやすくなるからというのが一つ。

 

 

(*親戚のおばさんに、そろそろ結婚したいからお見合い相手誰か居ないかな~?と声をかけるみたいなことですね。^^)

 

もう一つは、ちょっと量子力学的な話になりますが、あなたの目標を応援してくれる人達の集合無意識の想いが応援してくれるからというのもあります。

 

 

 でももし、あなたがこれまで以下のような人生だったと自覚があれば、夢や目標はああまり公言しない方が上手く運びます。それは・・・

 

 

*いつも自分が損な役回りをしている気がする

 

*美味しいところを、何故かいつも身近な人に奪われている気がする

 

*本当はそれをしたのは自分だったのに、他の人の功績になっていて、周りもそれに全く気づかない

 

*困った時に助けてあげた人に、自分が困った時には助けてもらえない

 

*なぜか自分が悪者になることでその場が収まっている気がする

 

などなどなど・・・思い当たる節は、ありますでしょうか?

 

 

もしあれば、あなたは「2・6・2の法則」の最後の「2」の部分を集団の中で(好むと好まざるに関わらず)背負わされてきた可能性があります。

 

 

「2・6・2」の法則というのは別名「働きアリ」の法則とも言われています。

 

簡単に説明すると、

 

アリの巣の中では、巣を作ったり食事を集めたりとよく働くアリが2割、普通な働き方をするアリが6割、働かずに過ごしているアリが2割いるというものです。

 

じゃあ、その働かない2割のアリを排除したら、その集団が円滑に回るのではないか?と思うでしょう?

 

ところが、この「働きアリ」の法則では、下位2割のアリを排除したとしても、残りのアリの中で2:6:2の割合で働くアリ、普通のアリ、働かないアリの割合に戻っていくといわれているのです。

 

 

この結果が意味しているのは何か?と言うと、集団と言うのは2割の「働かない」だとか「怠けている」だとか「自分よりも劣っている」という存在を作っておかなければ、残りの「8割」が上手いこと機能しない・・ということなのです。

 

 

上にあげた赤字の条件で苦い思いをされてこられた方と言うのは、知らず知らず、その集団の下の「2」の立場に、押し込められてきた方なのかも知れないのです。

 

 

 

さて、ここで問題となるのは、

 

 

量子力学的な話になりますが、あなたの目標を応援してくれる人達の集合無意識の想いが応援してくれるから

 

という部分です。

 

 

あなたが最後の「2」の場合、あなたが夢を叶えることでその「2」から抜け出そうとするのを、残りの「8」の人たちは(無意識的に)どう判断すると思いますか?

 

 

「こりゃ、まずいぞ!バランスが崩れるぞ!」

 

はい、これも好むと好まざるに関わらず、自分の生存を維持するために、集合無意識や、実際の行動を通して命懸けで妨害してくる・・・と言うわけですね。^^;

 

 

そして、案外これが、身近で信頼している(疑わずに信じてきた)人だったりするから厄介なのです。涙

 

この人達の妨害の方法と言うのは、

 

「あなたのことを思って・・・」
「あなたが心配だから・・・」
「あなたが傷つかないように・・・」

 

みたいなスタンスでやってきます。

 

 

私が実際に体験した例をお話しますね。

 

 

私のしんどかった愛着トラウマが癒されてきて、さて!ようやくずっと学びたかったモダリテイの申し込みをしようかどうか検討をしていた時のことでした。私はかねてから信頼していた、私が目標とする先を歩む方に、その講座に申し込みをしようと思っていると連絡をしました。すると、「オンラインでもいいからお時間いただけませんか?お話したいことがあります。」とメッセージが来ました。単純に嬉しかった私は、ワクワクしながらその人とオンラインを繋ぎました。

 

ところが・・その方から言われたのは、いかに今の私が、その講座を学ぶのにまだ早いのか、相応しくないか、今の私が学ぶとどんな苦労をするのか、ひいては、そうすることで一番迷惑するのはクライエントさんだから、あなたの為を思って言ってるの、でも、それでもやると決めたのなら、応援はするけど・・・と1時間ほど延々話をされました。

 

会話を終えた後、どっと疲れていました。そして、身体が重たく、びりびりとしびれる感覚・・・。その時は、自分が一体、何をされたのか分かりませんでした。でもひとつ・・・。「あ、私はその講座に申し込んではいけない人間なのだ」ということは理解したし、心のどこかで、その人が発する「こっちに(私のいる場所に)来るな!」というサブメッセージにも気づいていました。

 

 

私は講座に申し来むのを辞めました。そして、不思議なことに、それ以来、頻繁にやりとりのあったその人からの連絡は、一切なくなったのでした。そのことに腹が立ったし、哀しかったし、悔しかった。でも、最終的に止める選択をしたのは自分なのだということが、もっと許せなかった。

 

 

あれからもう数年が経ちますが、今では「あの人も、自分の命(ポジション)を守るための自動反応をしていただけだったんだろうな」と納得しています。そして、それをしたのが自分じゃなくて本当に良かった・・と心から思っています。

 

 

 

人と言うのは、時に自分の命(立場)を守るために、誰かがその先へ進もうとするのを妨害することがあって、それは、わたし自身も例外ではないということ。

 

 

そして、もし集団の中で自分が下の「2」の役割になってるな・・・と感じる場所では、夢や目標はひそかに叶えていけばいいと学びました。そして、少しずつ夢が形になって後は生まれるだけとなり、周囲の集合無意識が変化してきたところで、初めて

 

「私にはこんな夢があります!」

 

と宣言したら良いのです。

 

 

目標や夢があっても、なぜかいつも叶える前に妨害にあったり、萎んでしまう・・・という方は、自己啓発本などを鵜呑みにせずに、ほんの少しだけ今日のお話を意識してみてください。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

今年から花拾いの庭公式LINEができました!

友だち追加 

 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内

 

 

 

2024年最初のありおりカフェを開催しました



 昨年はわたし自身が多忙過ぎて、なかなか開催が難しかったありおりカフェでしたが、本日、2024年最初のありおりカフェを開催することができました。

 

 開催のお知らせをしたのが、今日の午前11時。開催はその5時間後。さすがに、今日の今日で、ご参加して下さる方は、いらっしゃらないのではないかしら?^^;と思って居りましたが、なんと前半1名、後半1名、合計2名の方がいらしてくださいました。ありがとうございました。(終了後に参加間に合わなかったです~!とメッセージを下さった方もありがとうございました!)

 

 

 ありおりカフェというのは、「ただ、ある。ただ、居る。」のお稽古を目的とした顔出し不要、会話不要の無料のオンラインカフェです。

 

もともとは、人と繋がることに疲れてしまった方や、人間関係で心が弱ってしまったり、トラウマを負ってしまった方の回復のスモールステップの場として設けたものでした。

 

ですが、現状ヘルシーな日常を送られている方にとっても、自己内観・自己内省の場として、意外な気づきが得られるのでは?と推察します。

 

 

詳細は以下のページをどうぞ(*^^*)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 zoomのお部屋に入室し、カフェがオープンしている30分間は、何をしていてもOKです。本を読んでも良いし、編み物をしていても良いし、ただボーっとしていても良いです。しんどくなったらお部屋を出ても大丈夫!

 

 

 さて、ご参加いただいた2名様、ありおりカフェ・・いかがでしたでしょうか?^^

 

 

 顔も出さない、声も出さない、会話も一切しなくていい、自宅にも居られる・・・だけど、それなのに・・・案外、緊張したり、お疲れが出ていたりしませんか?

 

 或いは、なんだか物足りなかったなあ・・とか、眠くなっちゃったなあ・・とか言う感想を持たれている方もいらっしゃるかも知れません。

 

いづれにしても、恐らく共通している感想は、

 

普段よりも自分の心の声が大きく聴こえてきませんでしたか?

 

 

目の前の無音のPCやスマホ画面に向かっていた時の自分が、どんなことを思っていたのか?また、身体にはどのような感覚があったのか?

 

思い出せる範囲で結構ですので、メモを残しておくと、後々面白いと思います。

 

そして、今日は、あなたが思ってる以上に、自律神経系は頑張ってくれたと思います。そう、あなたは、ものすごい冒険(チャレンジ)をしたのです!たっぷり労って、私が公式LINEのプレゼント動画でレクチャーしました、サバイバルモードを解除する耳の運動(シンキングイヤーズと言います)を行うことをお薦めします。

 

 

また、カフェにいる間、自分の心身に起きていた出来事を私に話したい!という方は、遠慮なくLINEでメッセージを送っていただいて構いませんよ。^^

 

 

ありおりカフェ、不定期開催ではありますが、また開催します!

 

 

ご案内は公式LINEからのみとなりますので、気になる方はご登録の上、開催のご案内をお待ちくださいね!

 

 

明日からまた寒くなるようですので、皆さまご自愛ください。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

今年から花拾いの庭公式LINEができました!

友だち追加 

 

ご登録の方には、たったの3分ほどで、副交感神経(腹側迷走神経系を活性化)をリラックスさせ、サバイバルモードから抜ける動きをレクチャーした動画を自動でプレゼントしております。

 

傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(40分 3,300円)

 

hanahiroinoniwa.com

 

 

 

 

写真を眺めてほっと一息^^  
写真家 さとうみゆき公式HP

 

miusato.com

 

 

Harmonic Photo Lessonベーシックのご案内

Harmonic Photo Lesson(アドバンス)のご案内