レンズを購入すると、必ず撮りたくなるものがあって、私にとってはそれは「水」。そして、ガラスです。
その質感が好きなレンズほど、長く一緒にいるような気がしています。
同じ富士フイルムのカメラでも、純正のフジノンレンズで撮った写真(下)と、フォクトレンダーのNokton 35mm f1.2で撮った水では、その質感が微妙に違うような気がします。
フジノンの描写する「水」の方が、立体的で粘る感じがします。対して、Noktonの方は、もっと液体よりな描写。手のひらでふわっと掬えそうな質感に写るんですよね。どちらも好きです。
カメラが変わるとまたその質感はがらりと変わります。
レース・・というか、ベール、布?のような質感のα7Ⅳとトリオプランの組み合わせです。水というより光を撮っているような気持ちにさせられました。
これはこれで、好きです。
うん、やっぱりフジノンの水の描写には密度を感じるかも・・・。
X-T5とSMC タクマーの50mmの組み合わせでの水の描写はまた独特です。ガラスっぽくなる。
そして王道の富士の神レンズ35mmF1.4 Rとの組み合せ。
水面の揺れがやはり立体的です。粘る~。
ささやかな質感の違いが楽しいです。
写真って、撮った後に誰かにそれを見せて共感を貰うことももちろん楽しいけれど、撮っている間のこうした五感への刺激が脳への栄養になってるんだろうなと思います。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
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写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
写真を眺めてほっと一息^^
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