富士フィルム(フジノン)のMACROレンズをどれにしようか?と考えた時に、私には2つの候補がありました。
ひとつは今現在使用しているこちら・・・
そしてもうひとつが・・
です。2本とも重さが200g前後で、持ち出しの負荷が無さそうなところが評価ポイントでした。
これらの2本を比較した際に、当然ですが、フォーカス音が静かで速い、最短撮影距離が1㎝まで寄れる、XF30mmのレンズに真っ先に惹かれました。でも、最終的に何もかもがオールドファッションの60mmを選んだのは、先にこちらのレンズを購入していたからでした。
だって、焦点距離が丸被りですもん。^^;
で、結果的には正解だったと思っています。XF60mm f2.4 r macroは、多くの方がレビュー等で書いて居られる通り、フォーカス音は煩いですし、マクロ撮影ではAFも思った以上に迷いっぱなしです。^^;その遅さたるや、このまま焦点が一生合わないんじゃないだろうか?と思うくらい。(笑)
ただ、マニュアルフォーカスに切り替えてしまえばこれは解決です。X-T5は、MFモードでも親指フォーカスが使えるのでそこから微調整すれば良いのです。
このレンズの嬉しい誤算は、小さくて軽くて、なおかつ寄れる85mm単焦点レンズとして使えることだと思います。
私の大好きな85mmと言えば、SIGMAのこちらなのですが、
写りは最高なのですが、寄れません。このレンズでハーフマクロ撮影が出来たら、もう他のレンズは不要なのでは?と常々思っていました。「寄れる85mm単焦点があったら絶対に買うのに!」って。
その願いがまさかフジノンレンズで叶うとは!です。
このレンズは、フルサイズ換算90mmのマクロレンズ・・ではなく、寄れる85mm,F2.4の単焦点レンズと考えるとめちゃくちゃ幸せになれるレンズなのです。
(AF速度も、マクロ域以外では、普通に稼働しますし、速いです。)
カメラ内のテレコンを使えば・・・
こんなにもくっきりと鷺が撮れました。
もちろん、マクロレンズとして使えば・・・
稲穂の粒のひとつひとつがこんなにも柔らかく描写されます。
このレンズの作例も、如何せんネット上に少ないので、購入に足踏みをされる方も多いのではないでしょうか?^^;(私も、作例をアップしてくださっている方を散々探しましたので。)
茅の繊細なふわふわも、しっかり解像してくれています。触感まで伝わってきそう・・。背景ボケも上品かつ滑らかです。個人的にはsonyの90mmGより好きかもですね。Nikonの105mm macro以来のお気に入りになりそうです。
このレンズでまだポートレート撮影をしたことがないのですが、撮ってみたいです。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
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写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
写真を眺めてほっと一息^^
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