先日、こんな記事を書きました。
hanahiroinoniwa.hatenablog.com
で、そうしたら昨日の夕方のこと。なんと入選内定通知が届いたではありませんか!
市内に住むお友達のところに通知が届いたのは先週の木曜日。翌、金曜日に封書が届かなかった段階で、「ひょっとしたら私のところには翌日届くのでは?」という一縷の望みが絶たれたため、記事にも書いた通り、ひとしきり落ち込んだ後は、内省し、すっかり気持ちを切り替えた昨日、この内定通知が届いたわけです。^^;
何だろう・・・・。なんか・・・・。喩えると、長いこと片思いをしていた相手がいたけど、諦めて次の恋へ進もう♪と気持ちが切り替わった瞬間にその人から、「ずっと君のことが好きだったんだ!付き合って欲しい!」と告白された・・的な?そんな気持ちなのですよ、今。嬉しくないわけじゃない、でも、なんか、手放しに「やったー!」って達成感もない・・みたいな。
この一件で思ったのは、2度目の大学生活で学んだ仏教の”執着(しゅうじゃく)”、それから、四苦八苦の中の、”求不得苦(ぐふとくく)”の学びについて。
どちらも、「求めても得られない苦しみ」で、”求める”を手放すことが、悟りへの道だと言われているのですが、実際これは、なかなか難しいことだと思います。
よく「絶望した!」と言って嘆くことはありますが、たぶん、(それを得る資格が自分にはあったはずなのに!と)嘆ける時点で、これは「絶望」ではなくて、まだ「執着」の段階なのかな?と思いました。「執着」の段階で、もし、通知を貰っていたとしたら、きっともっと手放しで喜んでいたのかも知れません。
ただ、この通知が届くまでの3日間があったおかげで、自分の作句のプロセスを見直せましたし、改めて歳時記をもっと読みこむ必要性を感じたことや、基礎に立ち返る大切さを再確認できたのは、良かったと思っています。リセットできた・・って感じかな。
周囲への観察眼をより研ぎ澄ませていくために、しなくてはいけないことも見えて来ています。実はこれは写真についても共通して言えることで、被写体への視点のベクトルが大きく変わる予感もあったりしています。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
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写真を眺めてほっと一息^^