わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

電車での居住まいと心理学的境界線のセンスは繋がっている?!

Fujifilm X-T5 with Voigtlander MACRO APO-ULTRON 35mm F2

 

 連休中ということで、マイカー以外の電車やバスをはじめとした、公共交通機関で移動をされている方も多いかと思います。

 

 そんな時、私がついつい興味深く見てしまうのが、座席に座っている人の”居住まい”です。

 

 電車の横列シートって、ぼんやりと窪んだ”境界線”があって、「ここからここまでが一人分の座席ですよ」みたいな暗黙の了解ってありますよね?

この境界線ですが、お尻と接している部分はもちろんですが、それ以外の頭までを含む腰から上、つま先まで含む腰から下に関しても有効です。

 

が、足を大きく組んで隣の人のテリトリーに侵入している人、肘を左右に張り出してスマホゲームに夢中で興じている人、股を大きく開いて両側に足を投げ出している人・・無意識だと思いますが、かなり多いです。

 

かと思えば、座席のスペースに全身で収まって、見ているだけで美しいなあ・・と惚れ惚れするような佇まいの方もいらっしゃいます。^^

 

 

私はカウンセラーなので、毎度、心理学的な視点でこの現象をついつい眺めてしまうのですが、人間関係がこじれてしまう要因のひとつに「境界線=バウンダリー」の問題というのがあります。

 

心理学で言う「境界線=バウンダリー」というのは、”心の境界”のことなので、目に見えないものではあるのですが、案外ね、こうした電車の座席での居住まいのような目に見える部分に、その人が持っている「境界線」の特性の傾向・趣向って出るのではないかな?と思うのです。

 

 

隣に座っている人の領域に平気で足を組んで侵入してくる人、前に立っている人が困っているのに気付かずに、足を大きく投げ出してくる人・・・・恐らくですが、人間関係でも同様の言動があるような気がしてしまいます。^^;

 

 

 で、ここからお話することって、何の根拠もないのですけど・・・ひとつの確率として聴いてください。

 

あなたが電車やバスに乗った時、どこでも空いた席に座って良いとなった場合、どこに座ったら安心・安全か?それは、境界線を守って、姿勢よく座席に納まっている人の隣です。

 

感覚的なことなので、最初は見極めが難しいかと思いますが、その人の身体が大柄か小柄かに関わらず、何となくその人の気配の密度(スピリチュアル的にはオーラとか、気とか言うのかな?)が均等にぎゅっと詰まっていて濃いように感じられる方の隣です。

 

私がよくそんな風に感じるのは、カソリックの教会のシスター方でしょうか。
法服で電車に乗られている方は、それが顕著です。僧侶の方も同じような傾向が見られます。

 

 

逆に、避けた方がいいかな・・と言う人の隣は・・

 

スライムっておもちゃ、ありますよね?手で握ると、ぐにゃぐにゃ、たらたら~んと流れてしまうアレです。

 

 

まるで、スライムが定まらずに流れてしまうような座り方をしている人の隣にはなるべく座らないこと。そうすることで、小さなトラブル回避に繋がると思います。

 

 

GWで移動が増えるこの時期・・・人間関係のトラブルには出来るだけ巻き込まれたくないですもんね!^^;

 

 

皆さま、楽しいGWをお過ごしください!

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

明日4日放送のNHKの番組、「愛着」についてです!
お時間のある方はぜひご覧ください!

www.nhk.jp

 

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

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写真撮影と公共スペースの課題

Fujifilm X-T5 with Voigtlander MACRO APO-ULTRON 35mm F2

 

 ここ数年は真っ赤なポピーの丘だった場所に、ネモフィラがとって代わったという情報をキャッチしたため、久しぶりに昭和記念公園に行ってきました。

 

 もう、8年くらい前になるのかなあ・・・茨城県のひたちなか海浜公園という場所に友人とネモフィラを撮りに行ったことがあって、その時も大変な混雑だったんだけど、そこまではいかないまでも、昭和記念公園も、まあまあの”カオス状態”でしたね~^^;

 

 でね、ちょっとした修羅場に遭遇しちゃった^^;

 

 

Fujifilm X-T5 with Voigtlander MACRO APO-ULTRON 35mm F2

 

 丘の中ほどまで登って写真を撮っていた時のことです。

 

「すみませーん!今、ちょっとそこ撮ってるんで、避けてもらっていいですか~?」

 

という、甲高い女性の大きな声が聞こえてきたんですね。彼女は巨大な望遠レンズをつけたカメラを構えていました。その彼女が声を飛ばした方向を見ると、可愛く着飾った、椅子に座らされたワンコが一匹。そして、その近くには、真っ白なお揃いのワンピースを纏って、黒いリボンのついたカンカン帽をかぶった、これまた撮影中と思しき可愛らしい親子が立っています。

 

状況を整理すると、どうやら望遠レンズで撮影している彼女はワンコの飼い主で、ワンピースの親子づれに、ワンコの撮影をしているから、ちょっとその場からどいて!とリクエストをしているようでした。

 

となると、当然、親子を撮影しているカメラマンだって黙ってはいません!^^;「家も今、撮ってるんですけど・・・」って始まっちゃった・・・あーあ・・です。(-_-;)

 

 

「〇〇ちゃーん、ちょっと待っててね~!」と、ワンコに大声で叫ぶ女性。
カメラマンの指示でそこに立たされているのに、どけと言われて、オロオロしているワンピースドレスの親子。
「私も撮ってるんですけど・・」と、割って入るもう一人のカメラマン。

 

もうね、カオスですよ!^^;
あまりの雰囲気の悪さにその場に身を置くことが憚られ、私は早々にその場から立ち去ってしまいました。周りの人も同じだったかなあ・・・。

 

 

その後、どう折り合ったのか分かりませんが、最近こういう話を、SNSでもよく聞くようになりました。思っている以上によくある話なのかも知れませんね^^;

 

 

どのカメラマンさんも、良い作品を撮りたい思いに嘘はないんだと思います。でも、こういうことが増えていって公に問題になった時に何が嫌かって、それまで撮影自由だったその場所で、商用撮影をすることが禁止になったり、許可申請して有料とかになったり、カメラ持ち込み禁止になったりするの・・・困りませんか?^^;

 

 

これから近い未来、撮影者のモラルって、ますます問題になっていきそうな予感がします。

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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カウンセラーの内面と葛藤

Fujifilm X-T5 with Voigtlander NOKTON 35mm F1.2

 

 家の近所には大きな公園があって、野球をしている子ども、ターゲット・バードゴルフをしているシニア世代、テニスをしているミドルエイジ世代など、さまざまな世代の人の集いを見ることができます。

 

 楽しそうに青空の下でスポーツに興じている人を見ていると、「ああ、この人たちは、日常に何らかの悩みがあったとしても、関わる人に適度に愚痴等を吐き出しながら、自身で(そうとは気づいていなくても)コーピングしつつ、日々をどうにかこうにかやり過ごしているんだろうな・・」なんて思ってしまいます。

 

 

 悩みはね、あっていいんです。悩んでもいいんです。そして、悩みは生きている限り、絶対になくならない。それを、安心・安全の中で通過しているのなら、それで充分に人はヘルシーだと言えます。悩みがまったくない人生を生きたい・・というのは、違った意味でヘルシーとは言えません。

 

 でも、そう言った人が集う場所で見かけることのない人の中には、穏やかにひとり時間を楽しむ人もいれば、ただ繰り返される毎日に絶望しながら、孤独にただじっと耐えている人だっているのかも知れない。

 

 その場に居る人たちを想う時、そこには居ない、どこかの誰かのことを、必ず想ってしまう自分がいます。

 

 

 カウンセリングでクライエントさんのお話を聴いていると、この方の周りに、たったひとりでもいいから、「あなたは悪くないよ。頑張ってるよ。偉いよ。」と言ってくれる人が居ないことが、どうにもやりきれなく感じることがあります。

 

 

 たとえ私がそう思って声をかけたとしても、その人がその言葉をかけて欲しい相手、かけて欲しかった相手は、必ず他に居るわけで、でも、そんな気持ちはぐっと飲み込んで、ひたすら束の間、クライエントさんと共に居ることを選択し続ける。

 

 カウンセラーって、本当に何も出来ないものだなって、何度も何度も思いながら、それでも今日も話を聴くだけしかできない自分と向き合います。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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さとうみゆき

 

 

 

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あれから1年

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2

 

 今日は愛犬のベルが我が家にやってきてちょうど3年という大切な記念日。それから、もうひとつ・・・。

 

あれから1年なのです・・・そう・・・これ↓

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

 

今でも当時を思い出しただけで身体が痛くなる。^^;
もう2度とあんな思いはしたくない!と思いながら過ごした1年でした。

 

幸い再発もなく、今日まで来られましたが、あの日以来、何をするのにも身体が緊張しているのが分かるし、ちょっとでも身体を深く・前に屈めようものなら、ひやっとしている私がいます。

 

とは言え、ゆっくり時間をかけて身体を回復させることが出来ているのは事実で、あの頃はまさか1年後にはベリーダンスを踊ったり、フラフープを回すようになっているなんて考えもしなかった!

 

腰を病んでからというもの、自分の身体や老いに正面から向き合ってこられたように感じています。そのことに関してはむしろ良かったとさえ思っています。なぜなら、腰を痛めたおかげで、自分がすべき仕事、すべきではない仕事、今居るべき場所、居るべきではない場所、そういったことがクリアになったから。また、身体からのトラウマへのアプローチについての学びを深めることができたのも、腰のお陰だと思う。

 

写真に関しては、このことがきっかけで、FujifilmのX100Vというカメラを使い始めることになったのですが、35mmという画角に自分の写真がとことん鍛えられた気がしていますし、そこから大好きになってしまった富士のカメラとのお付き合いが、私の写真へのこれまでの価値観をぐるんと変えてしまった!とも言えます。

 

「老い」という現実に関しては、腰のことがあって以降、ほぼ寝たきりになっている父に、心から思いやりを持てるようにもなりました。そして、自分を、自分の身体を本気で大切にしようとも思いました。

 

そして、これまでは「やればできる」と安易に構えていたことを、一度疑ってみることも覚えました。これね、40代の頃は、ぜんぜん出来なかったな・・・・。必要もなかったのかも知れないけれど。

 

 

とにかく、あれから1年なのです。

 

いったいどれだけの人に支えてもらったことか。お世話になったことか。

今でも、ひとりひとり顔が浮かびます。皆さん、本当にありがとう。

 

とりあえず、私はどうにか元気でやっています。
写真も・・以前のように攻めの姿勢では撮れないけれど、自分を満たせる分ぐらいは撮れていると思います。

 

実は写真の仕事に関しては、そろそろ引退も考え始めている今日この頃です。引き際って、自分だとよく分からなくなるものですよね・・・。今年いっぱい様子を見て・・・かな。急に発表するとよくないので、やんわりとこっそりとお知らせでした。^^

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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偶然ってないってよく言うけれど・・・

Fujifilm X100V
建長寺

 

 今朝、インスタグラムにこんな投稿をしました。

 

 

 

 インスタの投稿で書くには話が込み合い過ぎて長くなりそうだったので、こちらでもう少しだけ深掘っていきたいと思うのですが、「龍」云々以前に、私が12歳まで過ごした場所である「諏訪」という地名には、人生を通してずーっと付きまとわれている・・・と言ったら語弊があるかも知れませんが、ずーっとご縁があるように感じています。

 

 先ず、私が生まれたのは、母の実家近くの病院でした。前にも書きましたけど、3歳ぐらいまでの私は、よく母の実家、つまりは祖母に預けられていました。祖母と二人で、家の斜め前の神社でよく遊んだものですが、そこは「諏訪神社」。つまり、諏訪大社の支社ということになります。ちなみに、そこは辰野町と言うので、「辰=龍」ということでもあるんですよね。

 

 大学を出てすぐに就職した職場の住所は、東京の某市の”諏訪町”でした。ここでも諏訪か・・・と思ったのを覚えています。

 

 そして、月日は流れて、つい最近通い始めた隣の市にあるベリーダンススクールのスタジオは、諏訪通り沿いにあって、すぐ近くにはやっぱり「諏訪神社」があるのです。

 

面白いなあ・・って思います。

 

 

 まるで、「どこに居ても忘れてくれるなよ」と言わんばかりに私に寄り添う「お諏訪さん」の影。

 

 

偶然はないってよく言いますが、あなたにもこんな経験、ありますでしょうか?

 

 

もしかしたら、直ぐではないかも知れないけど、いつか東京を去って、地元へ帰るのかなあ・・?そんなことをふと思ったりしています。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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先週末は大人の遠足で鎌倉へ

Fujifilm X100V

 

 先週末は、地元のお友達4人で結成している秘密結社(笑)くにたちアート思考の会で鎌倉へ。以前からコロナが落ち着いたら行きたいね!と話していた座禅体験をするためです。

 

 座禅の会場は、建長寺。午後15時半からスタートだったので、せっかくだからと鎌倉観光も楽しんでしまいました。

 

Fujifilm X100V

 先ずは長谷の鎌倉大仏へ。なんと40年ぶり!当時は小学生でした。最後に訪れたのは、まだ長野に暮らしていた頃。家族旅行でした。あれが最初で最後の家族旅行だったので、まあ、言って見れば”思い出の地”ってことになりますか・・・。

 

 記憶の中の大仏様は、巨大でいかめしくて、とにかく圧倒されたことだけは覚えていたのですが、再会した大仏様は、思いのほか小さく感じました。相対認知の歪みで、脳がグラっとしました。^^;

 

 

Fujifilm X100V

 大仏様の胎内に入れたのだと知って驚きました!

 

Fujifilm X100V

 

この光・・・どこからの光だと思いますか?

 

 

Fujifilm X100V

 

背中の窓からです。

 

暗い胎内から出ると、初夏の光が眩しく感じました。
生まれ直した・・っと言ったら大げさかも知れないけれど、そんな気持ちになりました。

 

 

正直、最初は集団で遠足なんて久しぶりで、ちゃんと集団行動できるか不安でしたが、やっぱり、アート思考の会のメンバーって唯一無二なんですよね。何をしても、何を言っても、場が上手く収まるのが心地良かった。^^

 

 

というか、まあまあ、全員が感性のまま、好き勝手自分のまんま生きているメンバーなので、私程度の自由奔放さなんて、まだまだ・・・って感じ。(笑)

 

 

Fujifilm X100V

 

で、本題の座禅はどうだったのか?というと・・・

 

体験出来て、すごく良かったです!(←なんかチープな感想ですみません^^;)

 

こんなにも大勢の人が座禅に来ているのに先ず驚きました!100人以上は居たのかな・・・?土曜日のせい?

 

Fujifilm X100V

 

建長寺のお庭がとにかく素晴らしく、鳥の声のさえずりや、新緑のきらめき、柔らかな風を頬に感じながら、全てにとらわれず、けれども全てに気づいている時間を過ごせたこと・・・・。幸せでした~!!!(*^^*)

 

あ、お坊さんに棒(警策)で喝!も入れていただきましたよ。
あれ、スッキリしますね~!

 

 

予約も不要ですし、拝観料のみで誰でも体験できるので、お勧めです!

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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さとうみゆき

 

 

 

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その生きづらさ、原始反射が統合されていないからかも?!

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2

 突然ですが、以下に記した症状を読んだ時、あなたはどう感じますか?

 

・音や光に敏感

・ストレスに弱い

・失敗が怖い

・息を止めやすい

・自己肯定感が低い

・変化に対応するのが苦手

・予想外の出来事に対処するのが苦手

・自分の計画通りにならないと怒りが止まらない

・服のタグのチクチクが我慢できない

・車のシートベルトが苦手

・ピタっとした服を嫌がる

・乗り物酔いしやすい

・物音に過敏で大きな音が苦手

・新しい環境に人よりも馴染みにくくストレスになる

・人よりも何事にも驚きやすい

・他人の視線や視界の端に動くものに敏感

 

 

「あ、それ知ってる!HSP(Highly Sensitive Person)さんの症状でしょ?!」

 

と思った方、いらっしゃいますか?^^

 

わたし自身、かつて読んだHSPに関する書籍に書かれていた内容とほぼ同じであると感じました。そして、その殆どが自分に当てはまることを知ったときには、「あ、私ってHSPだったんだ!だから、こんなにも生きづらかったのか!」と妙に納得したものです。

(オンライン上にはHSPさんを判断するセルフチェックなどもありますので、試しにご覧になってみてください。殆どの質問項目が、上記の症状をあぶりだすための内容となっていることに気づくはずです)

 

でも、残念ながら、上記の症状はHSPを示唆するものではありません。

 

 

これらはすべて、”原始反射の未統合”、中でも特に、モロー反射と恐怖麻痺反射の未統合がもたらす症状と言われているものです。

 

 

私たちは、生まれた瞬間から・・否、もっと言えば、受胎直後からこの世を生き抜いていくため(サバイバル)に必要な様々な、原始反射を発達させながら成長していきます。それらは生き残りにはなくてはならないもので、成長と共に、統合され、消えていきます(正確には、生命の危機等に遭遇した際にのみ活性化するよう統合されていきます)。

 

今、ライフスタイルの変化等により、原始反射の統合が未発達のまま大きくなっていく子どもたちが増えており、ここ数十年の間に、発達障害の子どもが増えたのには、それらが関係していることが徐々に分かってきつつあります。

 

 

また、一見、心理発達や知能においてヘルシーな発達を遂げているように見えている人たちでさえ、何らかの原始反射の未統合が要因で、理由の分からない生きづらさを抱えている方も増えました。

 

 愛着障害は心の発達障害と叫ばれて久しいですが、発症の理由は複雑で、困難ケースとなることも多いのが現状です。

 

 さらに言えば、HSPの症状を何か特別で、選ばれた人間の能力と見なすような風潮もあり、問題の本質を正しく把握することから、かえって遠ざけている嫌いもあります。

 

 

 実は昨年の11月から、原始反射についての学びに参加しています。

 

当初は、困難事例に陥っている、クライエントさんのお役に立てたらいいな・・という思いで始めたことでしたが、実は統合へのプロセスを自分でも体験することにより、一番変化したのはわたし自身なのでした。

 

 

 そもそもベリーダンスに憧れてはいても、以前の私なら「実際にやってみよう!」とはならなかったはずです。急に体重が落ちて、姿勢が整い始め、身体を動かしやすくなったのも、自分に未統合のまま残っていた、この原始反射が統合されてきたからでは?と感じています(私の場合は特にモロー反射と恐怖麻痺反射でした)。

 

 

 そして何より、身体に留まって生きることが、ようやく本当に楽しく面白くなってきました!

 

 

 ありおりラボで扱ってみたい講座内容ではありますが、センシティブな内容なのと、脳のしくみのお話も伴うために、人によってはあまり受け付けない方もいるのかなあ・・と開催を迷っています。

 

 

 いっそ、セラピストさんやヒーラーさん等、支援者さん限定で開催する方が、わたし自身の消化不良にならないのかも・・・?等・・・。あれこれ迷っています。それなりの準備が必要な講座になるため、今回に限っては有料開催も視野に入れてます。

 

 

 そこで簡単なアンケートをさせてください。

 

forms.gle

 

 

結果を受け止めて、次回のラボの内容を検討したいと思っています。

 

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

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偽りの謙虚さで人に罪悪感を植え付けていませんか?

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2



 今日のお話は、今が気づくタイミングであった方には、少しだけ痛いお話になります。^^;そして、このブログでお話することは、8割以上がわたし自身のかつての体験だと思ってくださいね。

 

 あなたには、

 

「自分は普段からこんなにも人に気を使っているのに、何故かあまり人からは感謝されないんです!」

 

とか

 

「気づくと仲の良かったお友達から距離を置かれている気がするんですけど、理由が思い当たらなくて・・・」

 

なんてこと、ないでしょうか?

 

 

こう言ったケースでの特徴は、自分の方には相手を攻撃した事実はないし、むしろ丁寧に接していたのに・・・という自負があること。

 

だからこそ、なかなか負のスパイラルから抜けるのが難しいですし、何ならトラウマを上書きしてしまって、強化することにもつながりかねません。

 

 

では、こうしたケースにおいて、無意識下では何が起きているのか、簡単なストーリーを見ていきましょう。

 

 

職場での一コマです。あなたは同僚のAさんが作成した書類の中のミスを発見してしまいました。Aさんに直接「間違ってるから、ここを直して!」と要求することもできましたが、些細な記入漏れだったこともあり、黙って加筆することにしました。そのお陰で、書類は無事に受理され、めでたし、めでたし・・・・。

 

のはずだったのですが、ここであなたは心配をしはじめます・・・

 

「私が書類に加筆したこと、Aさんが知って気を悪くしたらどうしよう・・・」

 

そこで、その日の夜、Aさんに、こんなLINEを送るのです。

 

 

「Aさん、こんばんは。今日は書類作成、お疲れ様でした。実はAさんが担当された〇〇の箇所だけど、記入漏れがあったの。大して重要な部分ではなかったし、私が記入しておきました。もしAさんがそのことに気づいていて、不快にさせてしまっていたらごめんなさい。夜分遅くにLINEしてごめんなさいね。明日も頑張りましょうね!おやすみなさい!」

 

 

もし、あなたがAさんの立場だったとして、この文面を読んだ時にどんな感情、身体感覚を味わいますか?ちょっと想像してみてください。

 

 一見・・・・相手のことを気づかっているし、何より気を悪くしていないか?と言う気遣いに溢れている文面だし、どこにも非の打ちどころなんてないような内容ですよね?^^;

 

 

・・・って、思ってしまったそこのあなた!それ、本当でしょうか?

 

 

ひょっとしたら、この文面を送られたAさんご自身でさえ、自分の中に湧き上がっているマイナス感情や、負の身体感覚を捉えるのが難しいかも知れません。

 

 

ですが、確実にAさんは文面の送り手(あなた)に対して、緩やかな嫌悪感を抱くことでしょう。

 

 

何故なら、たとえ僅かであっても、あなたから罪悪感を植え付けられてしまっているからです。 

 

 

もう一度、文面を見ていきましょう。

 

 

「Aさん、こんばんは。今日は書類作成、お疲れ様でした。実はAさんが担当された〇〇の箇所だけど、記入漏れがあったの。大して重要な部分ではなかったし、私が記入しておきました。もしAさんがそのことに気づいていて、不快にさせてしまっていたらごめんなさい。夜分遅くにLINEしてごめんなさいね。明日も頑張りましょうね!おやすみなさい!」

 

 

 

ここ・・・・青い部分です!

 

 

もしAさんが気づいていて、そのことで不快にさせてしまったらごめんなさい。

 

 

Aさんがもし、自分のミスを訂正してもらったことを知っていても、知らなかったとしても、どちらにしても、人間と言うのは、他人から「ごめんなさい」と謝られた時点で、自動的に「被害者」という立場に自分を置きます。そして潜在意識の中で、

 

「この人は、私に対して害を及ぼす加害者である」

 

というナラテイブ(その人の解釈によるストーリー)を生み出します。

 

 

これが一度や二度の時には、全く問題にはならないのですが、同様のケースを半年・1年・数年単位でされるとどうなるか・・というと・・・はい、もう分かりますよね?^^;

 

 

誰だって、「自分に害をおよぼす」人と(実際には何も起きていなくてもですよ?)なんて一緒に居たくありません。気づけば徐々に距離を置かれ、関係が疎遠に・・なんてことも。

 

ひょっとしたらAさんご自身も、何故その人のことがうっすら嫌なのか、分からない、けれど、どうしても、一緒に居たくない、なんか具合が悪い、居心地が悪い、疲れる・・そんな感じかも知れません。

 

 

で、メールを送ったあなたは?と言うと、

 

「自分は普段からこんなにも人に気を使っているのに、何故かあまり人からは感謝されないんです!」

 

とか

 

「気づくと仲の良かったお友達から距離を置かれている気がするんですけど、理由が思い当たらなくて・・・」

 

 

と言った悩みを持つことになります。これが何度も続いてしまうと、本当に辛いですし、健康的なセルフイメージを持つことも難しくなります。

 

 

でも、考えてみてくださいね。

 

 

もしAさんがそのことに気づいていて、不快にさせてしまっていたらごめんなさい。

 

 

ここ!

 

 

記入漏れに気づいて、不快だったのって、実はあなたじゃなかったですか?
本当は、Aさんご自身に直してもらいたかったのではないですか?
そのことをちゃんと言えなかった自分自身に、もやもやしていたのではないですか?
そんな自分の気持ちを解消したくて、AさんにLINEを送ってしまったのではありませんか?

 

そう、自分で解決できなかったことを、Aさんにどうにかしてもらおうと思ったのではありませんか?

 

 

偽りの「謙虚さ」を武器にして・・・

 

 

これね、相手のエネルギーを「奪う」という行為なんです。

そして、またの名を「受動攻撃」とも言います。

 

 

このパターンに気づけるようになると、

 

 

「自分は普段からこんなにも人に気を使っているのに、何故かあまり人からは感謝されないんです!」

 

とか

 

「気づくと仲の良かったお友達から距離を置かれている気がするんですけど、理由が思い当たらなくて・・・」

 

 

のループから、抜け出せるようになります。

 

 

ここに気づけなくてぐるぐるしているよって方や、同じような悩みを何年も抱えているよって言う方は、一度自分のパターンを言語化して話してみることをおすすめします。

 

 

そして、忘れないでほしいのは、あなたのその「謙虚さ」は、本来とても素晴らしいあなたの資質、リソースだと言うこと。複雑なパターンから解き放たれた後は、シンプルに軽やかに生きていけるはずですよ^^

 

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

あなたのモヤモヤ・ぐるぐるをお聴きします。
お気軽にどうぞ^^

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これからは撮影体験の面白さに回帰していくんじゃないのかな?

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2

 

 今年の桜は開花も足踏みだったのと、途中に寒い時期があったりしたせいか、長く楽しめているなあと思います。

 

 いや~撮りました!(笑)それもいろんなカメラとレンズで!^^

 

 

Sonyα7Ⅳ with Sony135㎜ f1.8 GM

 

 久々に135㎜ GMを持ち出して撮ってみましたが、(重さはさておき) やっぱり唯一無二の描写だな~と感動でした。実は、今回の桜撮影を最後に、使用頻度の低さもあって、売却を考えていたのです。^^;でも、この写りを見ちゃうとねぇ・・・。もう少しだけ様子をみようかなと思います。

 

 

 

ちなみに同じ場所を、フォクトレンダーNOKTON 35mm F1.2でも撮影してみました。

 

 

Fujifilm X-T5 with nokton35mm f1.2

 

フジとSONYという違いはあるにはありますが、同じ被写体と向き合って撮ってみた時に、圧倒的にX-T5とNOKTONの組み合わせでの撮影の方が楽しいと感じている自分がいました。

 

 ちなみにX-T5で、フジノン純正レンズという組み合わせでも撮影をしたのですが、AFの利く XF35mm f1.4、35mm F2、SIGMA 56mm F1.4 にはない昂揚感がありました。

 

 

 

マニュアルレンズだし、動体撮影やお仕事で使うには正直難しい部分もあるのですが、
今後、この組み合わせでの作品撮りが増えそうな予感・・です!

 

 

 カメラ本体の性能がここ数年で爆上がりしたおかげで、ある程度の映像クオリテイが担保されるようになりました。それは素晴らしいことだと思います!

 

 でも、何となく・・・「撮る」という撮影体験そのものの時間が、美しくそぎ落とされていくような気がして・・・。

 

 仕上がって、視覚化される前の「撮影体験」を楽しませてくれるような面白いカメラが、これから出て来てくれるといいのにな~。なんてね。

 

 

 これからは、機材としての性能を追求していかれる方と、撮影体験の面白さに回帰していく方の2極になっていくんじゃないのかな?

 

 受注が多すぎて、欲しいカメラが買えない!みたいなニュースを見聞きするたびに、思ってしまう、今日この頃です。

 

 

 

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

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春はまたゆく

Sonyα7Ⅳ with Sony135㎜ f1.8 GM

 

 外に一歩出れば花の雨が降り注いでいるここ数日です。
とっても美しくて、切ない光景です。1年先までお別れなんですね。それまでには、また暑い夏があって、鮮やかな紅葉の季節があって、身がちぎれそうなくらいの寒さがあって・・・。こうして巡り巡って年を重ねていくって、何でもないことのようで、本当に幸せなことなんだろうなって思います。

 

 昨年あたりからかな・・・同級生だった人や、歳の近い方の訃報を聞くことが増えてきました。急に、「自分も例外じゃない。そういうことがいつ起きても不思議のない年齢なんだよな」みたいな気配が濃くなったのを感じました。だからかなあ・・・。以前は、少しくらい辛いことや、キツイことや、理不尽だと思うことだって、人生のお勉強だと思って我慢しないとね・・みたいに考えられていたことが、どうにもこうにも無理!って思うようになりました。

 

 無駄な忖度。自分のことを大切にしてくれない人間関係、場所・・・そこに居るのを我慢する意味なんて、ほんと、1ミクロンだってない!もういいよね?もう~いいじゃない?ってベクトルに変わってきちゃった。実際にほんとよく我慢したし、虐げられるのを許したし、無駄に遜ってきたもので、気づけば、自分が自分に一番、不義理をしたなあ・・って感じています。金輪際、思ったままにさせてね!もう生きても、あと数十年なのだから!って気分。^^;

 

 

 同時に、自分が大切に思う人が、場や人から大切にされていないのを見ると、腹が立って仕方がないです。むしろ、自分自身がそうされるより嫌かも。「おい!ちょっと待てよ!私の大事な〇〇さんに、何してくれてんのさ!」って、その大切にしていない対象の首根っこを掴んでやりたくなる。(苦笑)

 

 

最近、実はそう言うのがあって、自分でも情けないくらい怒ってしまった^^;だって、嫌なんだもの。自分が大切に思う人が泣いたり、傷つくのを見るのが。優しい人が、ぞんざいに扱われるのが、どうーーーーっしても赦せない!!!!なんで?なんで?あなたは意地悪するの?!お前たちに、この人の価値が分かってたまるか!って思ってしまう。

 

 

 こういう性根をカウンセラーとしては「ふ~っ」と腹に納めて、ニュートラルに保ってお話を聴くことになるのですが、本当は向いてないのかもなあ・・なんて思ったり。

 

 あ、そうか、だから、カウンセラーには”多重関係の禁止”ってルールがあるんだよなあって我に返った!

 

 

 春の心模様は見た目以上に激しく揺らぎますねえ・・・・。

 

という今日は単なるつぶやきのブログでした。m(__)m

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

 

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