本日は冬至ですね。今日は早めに柚子湯に入り、カボチャのお料理をいただきました。明日からまた少しずつ日が永くなっていく・・たったそれだけのことなのですが、なんだかとっても心がほっとするのは何故でしょう?^^
とは言え、1年という時間のなんて早いことでしょうか!
今年はもう本当にいろいろなことがありました。良いことも、そうでないことも、でも、トータルで振り返ってみたら、やっぱり頑張ったなー!って思うことしか浮かばないです。2023年に、悔いなしです。やり切ったので。
来年からというより、もう今から心がけていこうと思っていることがあって、それは、
「欠乏感からの選択はなるべくしない」
ということですかね。
「欠乏感」とは何ぞや?ということですが・・・・
よく私は傾聴のセッションをしている時にクライエントさんに伝えていることがあるのです。それは、
お腹が空いている時
怒っている時
孤独を感じている時
疲れている時
焦っている時
に、大事な選択をしないようにしましょうね~!
ということです。つまり、
「お腹が満たされていないから食べたい」=欠乏感
「大事に扱われていないことへの怒り」=欠乏感
「居場所がないからこその孤独」=欠乏感
「十分な休息が足りない」=欠乏感
「熟考する時間が足りない」=欠乏感
上記のような欠乏感から、大切なことを決めないようにした方がいいよ・・という意味です。
空腹感と疲労感は、食べたり、休んだりすれば回復するので分かり易いですね。
でも、分かりにくいのが「孤独感」と「怒り」かも知れません。
例えば、「孤独感」を抱えている時に、「この神様に1日〇回お祈りしてお布施をすれば、あなたの人生は必ず上手く行きますよ!一緒に仲間たちと祈りませんか?」なんて誘いがあったとします。腹の底では「なんか怪しいかも・・・」と思ったとしても、「孤独感」を抱えている時だと、そんな直感も働かなくなってしまい、「ここに行けば、仲間が出来るかも!自分の居場所が出来るかも!」とついふらふらと入信してしまうかも知れません。
復讐という「怒り」を抱えている場合、「このビジネスは絶対に儲かる話ですよ!チャンスは今だけです!」などと言う誘い文句にも、「これで馬鹿にしたやつらを見返してやるんだ!」とよくよく熟考もせずに、突っ走ってしまう・・・なんてことも。
私が過去、選択で失敗したなあ・・というシーンを振り返ると、必ず「怒り」か「孤独感」から始まった出来事が根っこにあったように思います。もう、びっくりするくらい、この2択でした!(←いい加減学べよ!って感じですよね。^^;)
そしてね、欠乏感から選択することの一番の厄介な点は、あなたが一番克服したいと思っているトラウマを強化してしまうことなのです。
「どうせ私はまたダメ」
「どうせ失敗するに決まってる」
みたいなのが、やればやるほど強くなるってことです。
「孤独感」も「怒り」も、まあ、言って見れば不快なものです。
早いとこ、どうにかしなくちゃ!って脳内のサバイバルモードは常に自動反応してしまいますからね。
だからこそ、何かを選択する前、ほんの少しの時間でも良いので、立ち止まって考えてみて欲しいのです。
今、
お腹が空いてませんか?
怒っていませんか?
孤独を感じていませんか?
疲れていませんか?
焦っていませんか?
もし当てはまったとしたら、「今は、何もしない」が最適解である場合が殆どです。
上記を満たして内省してから、もう一度選び直しても遅くないですからね^^。
(もし、決断を急かしてくるような人がいたら、むしろ怪しい人だと思ってください!)
年内のカウンセリングの受付は終了しております。
本日以降は、新年からの受付とさせていただきます。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
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(60分 3,300円)
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
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