前回の記事に関して、「自己愛性パーソナリテイ障害」の人が、人を陥れる方法ってどんな感じですか?というご質問を、複数の方からいただきました。
hanahiroinoniwa.hatenablog.com
何故、具体的に記事にしないかと言うと、NPD当事者の方がご覧になっている可能性もあるからです。
でも、愛着の傷のある方は、その傷の「凸と凹」で、どうしてもNPDの人とカップリングしやすいという事実もあるため、いくつか予防策をお伝えしたいと思います。
先ず、第一印象が異常に良く、逢ったその日のうちに、「生まれて初めて自分を理解してくれる人に会えた!この人に認められる自分が誇らしい!」と昂揚感が鎮まらないような相手には注意が必要です。
こういう人が世の中に全く存在しないとは言いませんが、ヘルシーな人間関係と言うのは、ゆっくり、じっくり、育っていくものだと思ってください。相手が専門家でもない限り、いきなりの重たい自己開示をした場合、健全な大人はあなたのことを負担に感じてしまうのが普通です。
また、これは見極めまでに、少し時間がかかりますが、その人が、特定のコミュニテイやオンラインサロンなどのグループ活動で責任者やリーダーである場合、側近・・所謂取り巻き、2番手のポジションの人が、割りと頻繁に入れ替わる人にも要注意です。
これは、渦中の人間よりも、外から見ていると本当によく分かるのですが、2番手の人が、その人物よりも力を持ったり、人気を得たり、認められそうになった時に、必ずいざこざが起きて、2番手だった人が消されます。確か、数年前まで蜜月なお付き合いをしている同士だったのに、あれ?というケースを複数回に渡って見られたら、「あ、ここのグループは危険かも?!」と思って、ほぼ間違いはありません。
NPDの人のコントロールの仕方がよく分かる本がありますので、ご紹介しておきますね。この本を読んで、自分に起きていたことが理解できて、救われる人は多いのではないでしょうか?
つい最近も、NPDの人にここぞ!というタイミングで排除されてしまい、ご自分を責めに責めて、苦しんでいる方のブログ記事を読みました。
でも、わたしからしたら、「ああ、この人、もうそろそろかも知れない。アブナイなあ・・」と思っていた矢先でしたので、やっぱりか・・と思うばかりでした。
こうなっても、周囲の人は俄然NPDの人の味方で、排除された側の人の方が、人間的に未熟で劣っていて、酷い人で、NPDの人を困らせた厄介な存在だと見えていると思いますが、本当は逆。その人が去ったおかげで、2番手になれたとウキウキしている方も、次は我が身なんですよね・・。悲しいことに。
でも、渦中にいると、これが、本当に分からないんです・・。SNSだと、NPDの人が被害者立場で対象を公然とこき下ろしており、取り巻きたちが応援メッセージを残していたりして、ますます陥れられた人を苦しめていく・・という恐ろしい構図が展開されていたりします。本当に困ったものです。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
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写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
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