わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

6割で頑張るとか、助けを求めるとか

Sonyα7Ⅲwith carlzeiss batis 40mm f2 CF

 

 よく、「6割で頑張ればいい」とか、「困ったら人に助けを求めればいい」とは言うものの、それがどうしたって難しいのが、愛着トラウマを負った人たちではないでしょうか?終いには、「どうしたら6割で頑張れるの?」とか、「どうしたら人に上手に助けを求められるの?」って、それ自体が頑張りの目標になってみたりする・・・。これでは、本末転倒。楽になれるはずがありませんよね。^^;

 

 その背景には、頑張っても、頑張っても、「それでいい」と受け止められた経験が少ないが故に、適切なリミッターの感覚がないことがあるし、人を頼ったら突き放されたとか、逆に攻撃されたとか、陥れられたとか・・・そっちの方がデフォルトであるために、「頼る」こと自体が、神経系的には「命の危険」とインプットされてしまってたりする。相手が本当は頼ってもいい、安全な人物であったとしてもです。

 

 自分もこの傾向が強いので、カウンセリングでクライエントさんに対して、「頼れる人には弱音を吐いてね、SOSを出していいんだよ」と言うのですが、その難しさも重々承知しているつもりです。それでも、言うのです。言い続けたいと思うのです。

 

 

 今日、自分でも無意識の内に、いろいろ追い込まれていたのかも知れなくて、数人の友人に弱音と不安を吐き出してしまっていました。友人たちは、すごく優しくて、もう、本当に、びっくりするくらい優しくて、温かかったです。

 

 それで現状が変わるのか?と言うと、そうではないのですが、身体の関節が0,5センチくらい伸びたような気がしています。

 

 人を頼るってそういうことかも知れないって思いました。

 

関節が0,5センチくらい伸びること。だけど、それで動く何かもあるなって・・。
そう思った日でした。

 

 

「6割で頑張る」・・・に関しては、まだまだ、模索中かな。

でも、いつかきっと、ここにも、折り合える気がしています。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき

 

 

カウンセリング・傾聴のお申込み、
花拾い句会等の開催のご案内はこちらから・・。

 

hanahiroinoniwa.com

 

写真を眺めてほっと一息^^  

 

miusato.com