金木犀の花が香り始めましたね。
よく「人が好きです」と仰る方に出逢います。
SNSなんかのプロフィールにも書いてあるのを見かけたりもします。
そのたびに、立ち止まって考えてしまう。
「人が好き」ってどういうことなんだろう?って。
私の友人の中にも、会話の端々に「私、結局、人が好きなんだよね~」みたいなニュアンスのフレーズが出てくるし、その人を見ていると、ああ、本当にその通りだよなとも思ったりもします。
でも、もし自分が「人は好きですか?」と訊かれた場合、「はい、好きです!」と即答できる自信はないです。
心の中の声はこんな風・・・
「人が好き?ってどういうこと?好きな人は好きだし、嫌いな人は大嫌いだし、その他なんとも思っていない人もいるし・・・うーん・・・どんな状態、状況を持って、人を好きって言っていいんだろう?別に人を憎んでるわけではないし、でもそれがイコール好きってことにはならないよね?まてよ?人が好きっていうのは、具体的な事実じゃなくて、状況を指す言葉なのか?となると、人と関わっている時の状況を指してみな好きと言ってるのか?私はどちらかと言えば、人と長時間一緒にいるのは苦手。じゃ、やっぱり人は好きじゃないのか?でも、一緒いて楽しい~って感じる人もいるし、そういう時間は好きだ。じゃ、やっぱり人は好きなのか?世界平和なんて崇高な目標はないけど、身近な人が幸せで居てくれるのは嬉しい。ほんとそれだけ。ああ・・でもでも、人が好きってどういうこと?・・・・・・(以下同文、延々)」
この壊れたレコードみたいな脳内会話が、「人が好き」って人や言葉に出逢うたびに、これまで延々繰り返し流れていました。
じゃ、「人が好き」って言いきれない人間が、カメラマンとかカウンセラーとかもろに人と関わる仕事が何故出来るのか?していられるのか?しようと思ったのか?それに関しては自分でも本当に謎しかない。
結局、何が言いたいのかと言うと、こんな自分も世の中の片隅に存在しているのだから、あなたもきっと大丈夫・・・ってそれが伝えられたらそれでいいって思ってるのかも知れない。
ごめんなさい。グダグダな記事でした。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
傾聴・カウンセリングお申込みフォーム
(60分 3,300円)
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
写真を眺めてほっと一息^^
写真家 さとうみゆき公式HP