わたし歩記-あるき-

あなたの未完了の物語を身体アプローチと対話で再編集する心理カウンセラー のブログです

『昼間のスターゲイザー』を読んで

 

 

出版の告知段階から楽しみにしていた、臨床心理士・東畑開人先生と、占星術家・鏡リュウジ先生の共著、昼間のスターゲイザーを、発売日に一気に読みました。

 

 

 

 

 

もう、この本ね、本当に面白かったです!
読まれた方はいらっしゃるでしょうか?

 

数年前から、お二人のコラボ講座には、これまで何度か参加してきました。

 

心理と占い。
科学とスピリチュアル。

 

足場を異にする両者の対話が、こうして一冊の本になったということ自体、ある意味では「統合」という昨今の時代の流れの象徴のようにも感じます。

 

専門や立場を越えて、互いを雑に否定せず、好奇心を持って対話し続けること・・・。

 

私は、お二人の先生のそうしたオープンな関係性にも、ずっと憧れていました。それは同時に、私自身が個人として「そうありたい」と思っている在り方であったように思います。

 

読みながら、
「ああ、私はこの間(あわい)に、長いあいだ立ち続けてきたのだな」
とも感じていました。

 

 

20代から30代前半にかけての私は、ヒーリングや瞑想など、どちらかといえば目に見えない領域の学びに深く触れていた時期がありました。

 

そしてその後、心理学やトラウマ理論、ポリヴェーガル理論、原始反射、療育整体へと、関心は少しずつ移っていきました。

 

私なりの統合の歴史ですね。

 

 

けれど振り返ってみれば、私はずっと、
「人はなぜ苦しみ、何によって回復していくのか」
という問いを、異なる言語で見つめ続けてきたのだと思います。

 

 

「科学的ではない」と切り捨てるだけでもなく、
「見えない力がすべて」と委ね切るでもなく。

 

人間はもっと複雑で、全体的で もっと身体的で、霊的で 自分が考える以上に 果てしない物語の中を生きている。
そこを読み解きたくてたまらないのです!
たぶん、一生、これはやっていくのだと思っています。

 

 

この本が素晴らしかったのは、占いと心理学、優劣をつけて、どちらかを勝たせようとしていなかったところにもあるように感じました。

 

どちらも曖昧さを抱えながら、それでも人を理解しようとしている。そこを潔く認めているんですね。

 

そしておそらくこれからも、占術家と心理職は、互いの領域を侵食しすぎない距離感を保ちながら、それぞれの方法で、人の心を支えていくのでしょう。

 

読み終わって、心理学も、占いも、
改めてどちらも尊い営みだなあ・・と感じました。

 

帯に並ぶ、石井ゆかりさん、宮部みゆきさん、千葉雅也さんたちの言葉にも、深く頷きながら読みました。全員好きな人たちというのも、偶然ではないのかな?

 

心理職の方にも、占いの世界にいる方にも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です!

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

あなたの未完了の物語を身体アプローチと対話で再編集する心理カウンセラー
・愛着の傷 / 生きづらさ / 発達凸凹
・身体アプローチ × パーツセラピー × 原始反射統合
・心の安心基地をつくっています
日本心理学会認定心理士 / 療育整体師プロ

さとうみゆき
 

 


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