
今日は長くカウンセリングを受けてくださっているクライエントさんから、緩やかで、安全で、それでいて、大きな転換点を迎えられたお話を聴けて、なんだかとっても「春」を感じてしまいました。
もちろん、この「転換点」も、ひとつの「通過点」であることには変わりはありませんが、それでも、後ろを振り返れば、そこにはひとつ、ひとつ、乗り越えてきた確かな軌跡が存在しているわけで・・。
この先も、着実な身体感覚との統合を外さずに、共に歩んでいけたらと思っています。
さてさて、この頃、未来の「心理カウンセリング」について、よく考えます。
例えば、ざっくりと20年後、心理カウンセリングというものは、どんな形になっているのだろうと思うのです。
技術は、きっと今よりもずっと進んでいるはず。
感情の揺れや身体の反応は、データとして可視化されて、
言葉にしなくても「状態」が共有されるようになっているかもしれません。
(今も、ニューロフィードバック等の領域でだいぶそうなりつつありますが、より精緻なデータが揃うのでは?という予想です。)
日常的な思考の整理や、軽い感情のケアは、
人ではない存在・・例えばAIが担うようになっている可能性もあるのかな?
そうなったとき、人が人に会いにいく理由は、どこに残るのだろうと考えてしまいます。
hanahiroinoniwa.hatenablog.com
昨日の記事でも書きましたが、いま、臨床の現場で感じていること・・・
知識を持っている人は増えました。
心理学も、神経系の理解も、以前よりずっと広く知られるようになっている。
それでも、
「楽になる」という実感にたどり着けない人が、少なくない。
そのとき、起きていることは何だろうと、あれこれ探ってきました。
たぶん、情報や理解だけでは届かない層があるのだと思います。
人は、言葉やメソッドで変わるのではなく、「どんな状態の中に身を置くか」によって、
少しずつ変わっていくからです。
安心できる相手の前で、呼吸がゆっくりになっていくこと。
身体のどこかにあった緊張が、ほどけていくこと。
言葉にできなかったものが、無理なく浮かんできて、そのまま安心して持ち運べるようになること・・。
そういう時間の中でしか、起きない変化があると思っています。
だから20年後、多くのことが効率化されていった先でむしろ残るのは、
とてもシンプルなものかもしれません。
この人(セラピスト)といると、
自分の神経系がどう変わるか。
それだけ。
知識や技法ではなく、その人がどんな状態で、いま、そこにいるのか。
どんな空気をまとっているのか。
そこに生身と生身で触れたときに、自分と相手との間(あわい)で何が起きるのか。
たぶん、それが選ばれる理由にもなっていくのではないでしょうか?
だから、セラピストに求められるものも、少しずつ変わっていくのだと思います。
何を知っているか、ではなく、どんな状態で在ることができるか。
誰かを変えようとする前に、自分の中にどんな静けさや、安全さを持っているか。
それが、そのまま相手に伝わっていくから。
20年後のことは、正直、正確には分かりません。
ただ、どれだけ時代が変わっても、人が人に触れて、何かがほどけていくということは、きっと、なくならないのだと思います。
そのときに、自分はどんな「状態」でそこに居たいのか。
最近は、そんなことばかり、よく考えています。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
あなたの未完了の物語を身体アプローチと対話で再編集する心理カウンセラー
・愛着の傷 / 生きづらさ / 発達凸凹
・身体アプローチ × パーツセラピー × 原始反射統合
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日本心理学会認定心理士 / 療育整体師
さとうみゆき
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心のもやもやは、大きくなる前に話して、ケアしていきましょう^^
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