
2026年、立春です。昨晩は、氏神様でいただいてきた福豆で豆まきをしました。
歳時記の世界では、今日から春の季語。ここから春分に向かって、本格的に今年の流れへと色濃く変化していく・・。その最中に大事な選挙があるというのは、ある意味理にかなっているのかもしれません。
さて、最近ちょっとご無沙汰してましたけど、本の話です。
このところ、良い本(主に小説)にたくさん出会えていて、読書を楽しんでいます。ご紹介したい本が山ほどあるんですが、追いつかない💦
宮下さんの作品は、『羊と鋼の森』でハマって以来、気になった作品は読んでいます。
今回の『太陽のパスタ、豆のスープ』というお話ですが、ざっとあらすじをお話すると、突然婚約解消をされてしまった主人公(明日羽)が、ちょっと変わった叔母の六花のすすめで”ドリフターズリフト(やってみたいことリスト)”を書くことで、新しい人生が展開していく・・という物語です。
私がこの小説の中で、特に注目した箇所があって、そこを引用します。
失敗するのが怖かった。もちろん今もだ。失敗を怖れる気持ちはまだ胸のまんなかで胡座をかいている。破談の後遺症かもしれない。傷つくことに妙に敏感なくせに、ちょっとやそっとのことじゃ傷ついたりしないと開き直ってみたり、めまぐるしく動く自分の気持ちをコントロールするのもむずかしかった。自分の心がわからなかった。動きを予測できないし、追いかけてもつかめない。一方で、心の揺れる幅は大きければ大きいほどいいと思っていたところもある。ぱっと喜んだり、どーんと悲しんだり。今はそれがだいぶ落ち着いてきた。振幅は小さくていいと思うようになり、穏やかな気持ちで息ができるようになった。私がそう望んだからだ。ゆるやかによろこび、そっと悲しむような、穏やかな毎日を今は求めたいと思う。感情に振りまわされすぎないで、やりたいことをこつこつやれるように。
私が選ぶものでも私はつくられる。好んで選んだものも、ちょっと無理をして選んだものも、そもそも、選ぼうとしなくても無意識のうちに選び取っていたものも。譲さんに選ばれなかったのも、私だ。私に起こった出来事だ。それらは私の一部になる。私の身体の、私の心の、私の人生の。それだけじゃない。選ばなくてもあるもの、選びたくても選べないもの。私は私なのだ。
このオレンジの箇所に、今の私は、心身共に納得していて、特に、
心の揺れる幅は大きければ大きいほどいいと思っていたところもある。ぱっと喜んだり、どーんと悲しんだり。今はそれがだいぶ落ち着いてきた。振幅は小さくていいと思うようになり、穏やかな気持ちで息ができるようになった。
ここ。
主人公の明日羽(あすわ)は、そもそもとても繊細な子。婚約を解消されたことで、かなり精神的に不安定になり、周囲とのいざこざや軋轢を、何度も起こしたりもするのだけれど、最終的に立ち直った先で至った状態というのが、上記のような状態。
まさに、私自身も通ってきた道だし、カウンセリングを卒業していったクライエントさんが、終結の頃に何気なくこぼしたりするフレーズだったりします(表現の差はありますが)。
実は作者の宮下奈津さんご自身も、パニック障害があったことが、以下のエッセイ・・
で、明かされるのですが、そんな宮下さんだからこそ、自分自身と向き合う中で生まれた言葉だったのかなと想像しました。(このエッセイもとても良いです)
と、そんなことを話していたら、しばらくお休みしていた花拾い読書会を開催してみたい気分になってきましたよー。
どうしようかなあ・・・。開催したら参加してくださる方いらっしゃるかなあ・・。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
あなたの未完了の物語を身体アプローチと対話で再編集する心理カウンセラー
・愛着の傷 / 生きづらさ / 発達凸凹
・身体アプローチ × パーツセラピー × 原始反射統合
・心の安心基地をつくっています
日本心理学会認定心理士 / 療育整体師
さとうみゆき
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心のもやもやは、大きくなる前に話して、ケアしていきましょう^^
hanahiroinoniwa.hatenablog.com
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