
あなたには、「後悔」していることってありますか?
陰極まって陽を生ず・・・冬至前にふさわしいかな?と思うので、今日は「後悔」をテーマに書いてみたいと思います。
「後悔なんて、しなくて済むのだったら、ない方が絶対いい!」
以前の私は、ずっとそう思っていました。
けれど、心理の学びを深め、クライエントさんのお話に触れ、
そして自分自身の人生を丁寧に振り返るほどに、
むしろ 「後悔」こそ、(特に中年期以降は)
大切に扱っていくべきもの だと感じるようになりました。
なりたかった自分になれなかったこと。
もっとできたはず…と思ってしまう心の痛み。
もし別の選択をしていたら、と揺れる感情。
そうした後悔は、私たちを責めるためにあるわけではありません。
むしろ、後悔は
いまの自分がようやく本音に触れはじめたサイン、なのだと感じています。
「本当は、こう生きたかったんだよ!」
「もっとこうしてあげたかったよ!」
そんな声が、やっと形になり始めたとき、
後悔という痛みとして浮かび上がってくるのだと思うのです。
そう、後悔の正体は、「喪失」ではなく、“熟した願い”
ではないでしょうか?
失ったから後悔するのではなく、
まだ諦めきれない願いがゆっくり熟した結果として、
その痛みが胸にこみあげてくる。
後悔は、あなたが“本当に求めていたもの”が
姿を変えて戻ってきた合図なのです。
「もっと自由に」
「もっと大切に」
「もっと私らしく」
そんな願いが、ようやく輪郭を取り戻しただけ。
だから後悔は弱さではなく、
次の章へ進むための静かな準備なのだと思います。
「なりたかった自分になれなかった」
そう感じるとき、心は大きく揺れます。
でも、その裏側には必ず“物語の余白”があります。
私は写真の仕事をメインでやっていた頃、
もっと他にやり方があるんじゃないか?
もっと自分の表現を探求すべきなんじゃないか?
そんな違和感や、後悔を胸の奥に常に抱えていました。
その後悔は苦しさでもありましたが、
今振り返ると、それはまさに“成熟していく願い”の種でした。
写真の仕事では満たされなかった思いが、
「もっと深く、もっとダイレクトに人の心に触れたい」という願いに変わり、
私を心理の道へと力強く、粘り強く導いてきてくれたのです。
そして今の私は、
写真という仕事のメインストリームから一歩退いたことに後悔はありません。
むしろ、写真家だった頃に感じていた後悔こそが、
次の物語の扉を開くはじまりになってくれたのだと感じています。
カウンセリングの中で私はよくお伝えします。
「置き去りにした感情を迎えに行くことが、癒しの始まりですよ」と。
後悔もまた、迎えに行くべき“未完了の私”の一部です。
あのときの未熟さも、判断も、精一杯も、
責めるためにあるのではなく、
あなたを理解し直すために存在しています。
後悔を迎えに行くと、
“なりたかった私”は消えてしまうのではなく、
“今の私に合う形で再構築された願い”として
そっと戻ってきてくれます。
そして気づくのです。
後悔は傷跡なんかではなく、
これから向かう方角を示す小さな灯りだったのだ、と。
だからどうか、自分の後悔を急いで消そうとしないでください。
後悔はあなたの弱点ではなく、
物語が次へと動き出す前にそっと灯る、“熟した願いの光”なのですから。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
あなたの未完了の物語を身体アプローチと対話で再編集する心理カウンセラー
・愛着の傷 / 生きづらさ / 発達凸凹
・身体アプローチ × パーツセラピー × 原始反射統合
・心の安心基地をつくっています
日本心理学会認定心理士 / 療育整体師
さとうみゆき
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心のもやもやは、大きくなる前に話して、ケアしていきましょう^^
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来月12月20日、対面でのイベント「DELIGHT」に参加させていただくこととなりました。場所は、東あずまの「表現スペース」です。日頃からとても仲良くしていただいている、イベントの主催者さんから出展のお声がけをいただきました。
普段はオンラインのみでのセッションなので、対面セッションは妙に緊張しますが^^;。おそらく対面セッションの機会は、今後あまりない予定ですので、年末のお忙しい時期かと思いますが、お時間のある方は、ぜひ遊びにいらしてください。イベントということで、敢えてちょっと面白いメニューも加えました。


