わたし歩記-あるき-

あなたの未完了の物語を身体アプローチと対話で再編集する心理カウンセラー のブログです

見透かされている気がするのは、あなたが悪いからじゃない—境界線と“投影”の話—

 

 今日は、少し勇気を出して書いてみたいことがあります。
それは、「人に自分のズルさや弱さを見透かされているのではないか?」
と感じる瞬間についてです。

 

たとえば・・・

「ずるいと思われている気がする」
「演技している自分がバレている気がする」
「嘘が見抜かれている気がする」
「どんなに取りつくろっても、結局嫌われている気がする」

 

そんな気持ちになったことって、ありませんか?^^;

 

相手は何も言っていないのに、
目の奥に自分への批判や軽蔑を感じてしまう。

 


沈黙の中に「あなたの嘘はもうわかっているよ」と言われている気がする。

 

私自身も、かつてそんな感覚に苦しんでいました。正直に言えば、今でも慣れない場に行くと時々・・。^^;別に意地悪されているわけでもないのに、刺すように感じてしまう、疎外感・・自分を大切にされていないと感じてしまう卑屈な気持ち・・。自宅に戻ってから、終わらない自分責めと大反省会へとつながっていくんですよね・・。


けれど今は、それが自分が悪いからでも、ずるいからでもなく
「境界線」と「投影」が影響しているのだと分かります。

 

 

hanahiroinoniwa.hatenablog.com

 

 

 

境界線があいまいな人ほど、相手の気配に敏感です。
表情のわずかな変化、声のトーン、間の取り方……
そんな細部を拾いすぎてしまうのです。

 

この感受性は本来、とても尊い美しい力です。
ただ、その感度が高すぎると、
自分の中にある不安や罪悪感までが“相手の中に見えてしまう”ということ。


これを心理学では「投影(projection)」と呼びます。

 

たとえば、


「私はずるいかもしれない」
「好かれたいと思っている自分がいやだ」


そんな感情をどこかで押し込めていると、
相手のほんの一瞬の視線や言葉に
「見抜かれた」「嫌われた」と感じてしまいます。

 

けれど本当は、相手が見抜いているのではなく、自分自身が“自分を見抜いているのです。

 

私たちは誰かの目を通して、自分を見ている。


相手の表情という鏡の中に、自分の中の影・・・見たくない部分、認めたくない部分を映し出しているということ。

 

だからこそ、「見抜かれている気がする」というのは、
あなたの内なる誠実さが働いている証拠でもあります。
自分を深く見つめる力が、あなたの中にある!ということなのです。

 

人は誰でも、社会の中である程度“演じて”生きています。
それは生きるための知恵であり、優しさでもあります。

 

「素の自分を見せたら嫌われる」

 

そう感じる背景には、
過去に“ありのまま”でいたときに傷ついた経験があることが多いのです。

 

だからこそ、「演じてしまう自分」を責めるのではなく、
「守るためにそうしている」ことを認めてあげてください。


自分を守る仕組みが働いていることに、
まずはやさしく気づくことが、回復の一歩になります。

 

境界線という言葉を聞くと、
人を遠ざけたり、壁を作ったりするイメージを持つ人も多いかもしれません。

けれど本当の境界線とは、
“自分の内側に安心できるスペースを持つこと”

 

相手がどう思っているかを読み取ろうとするよりも、


「私は今、どう感じているのかな?」と立ち止まってみる。
「怖いな」「緊張しているな」
その気づきが、境界線を取り戻す小さな始まりになります。

 

 

静かな場所で、深呼吸をしてみましょう。


息を吸いながら「私は私」
息を吐きながら「あなたはあなた」

 

(自分の境界線を確立するまでは、よくスピリチュアルな方面で言われる、”わたしはあなた、あなたはわたし”は全無視でOK!!^^;ここは、この世ですので!この世をヘルシーに生き抜くためには、境界線こそが大事!)

 

たったこれだけで、
あなたと相手の間にやわらかな“間”が生まれます。

 

その“間”こそが、心の空気穴のようなもの。
そこに少しずつ風が通ると、投影で絡まっていた糸がほどけていきます。

 

境界線は、あなたを閉じ込める壁ではなく、あなたを安心・安全に自由にする輪郭なのです。(セッションでも丁寧にアプローチしていく部分です。)

 

 

「見抜かれている気がする」


そんな不安を抱える人は、
実はとても繊細で、他人を大切にしようとする人です。

 

その感受性は、あなたの中にある“やさしさの証”。だから、どうか責めないで。

 

 

相手の目の中に自分を探すかわりに、
自分の目の中に“安心”を見つけていきましょう。

 

 

あなたが、あなた自身の輪郭を取り戻し、安心して息ができる場所が、少しずつ広がっていきますように。

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

ありおりカウンセリング
写真家・認定心理士,産業カウンセラー

さとうみゆき

 


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来月12月20日、対面でのイベント「DELIGHT」に参加させていただくこととなりました。場所は、東あずまの「表現スペース」です。日頃からとても仲良くしていただいている、イベントの主催者さんから出展のお声がけをいただきました。

普段はオンラインのみでのセッションなので、対面セッションは妙に緊張しますが^^;。おそらく対面セッションの機会は、今後あまりない予定ですので、年末のお忙しい時期かと思いますが、お時間のある方は、ぜひ遊びにいらしてください。イベントということで、敢えてちょっと面白いメニューも加えました。詳細はまた追ってご案内します~!