わたし歩記-あるき-

心理カウンセラーでもある写真家のブログです

身体に刻まれたトラウマは、身体で癒える

 

 いよいよ夏のハフラ(ベリーダンスの発表会)が今週末に迫っており、昨日の午後は同じステージで踊る仲間と立ち位置の確認とターンや移動のタイミングなどを練習してきました。

 

 そう、今回は、前回のソロ出演とは違って、グループパフォーマンスのプログラムでエントリーしているのです。

 

踊る曲はこちら・・・エキゾティックなアラビアンの香り満載のナンバー「Cobra」です。

 

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しかも、踊り出しの立ち位置がセンターという重責^^;多分、人生初なんじゃないか?!集団の中でのセンターなんて。^^;

 

振り付けに関しても、アンジュレーションや、スネークアームスと言った妖艶さを前面に打ち出す動きが多く、とにかく難しい!単調なメロデイーなので、技術が甘いと全くベリーダンスに見えません!(涙)

 

昨日のレッスンでも、時間差でプロペラターンをする場面で、NGを出しまくってみんなに何度も平謝りでしたm(__)m
でも、メンバーの皆さんがほんと優しくて。「よし!次がんばろー!」とか、具体的に運動神経ゼロの私がタイミングをつかめるような案を出してくださる方がいたりして・・。そんな時間が、何だかとても愛しくて、楽しくて^^自分の身体を使うってこんなにも楽しくて、ワクワクすることなんだ!と生まれて初めて思えています。

 

 

 過去にもどこかの記事で書いたと思いますが、私は子どもの頃から、身体系や運動系のアクトでの良い思い出がありません。想いと身体が連動しにくい子ども・・・つまり運動神経の鈍かった子だったため、体育の授業で行う球技や運動会がとにかく苦痛でした。

バレーボールやバスケット等で、私のサーブが入らなくて負けたり、受け取ったボールを誰にパスしていいか咄嗟に分からず、頭が真っ白になったりと、チームメイトからしたら、「こいつさえいなければ勝てたのに・・」みたいな声が(実際に言葉で言われてたり、心の声だったり・・)辛かった・・・。

 

「こいつさえいなければ勝てたのに・・」

 

は、

 

「私なんかがこの場に存在していてごめんなさい」

 

へと変換・翻訳されて、どんどん私の身体に刻まれていきました。その脳内会話を365日、数十年間自分に浴びさせて生きて来た子はどうなるかと言うと、自ずと自分を大切にする、自分を生きる、自分の身体感覚を楽しむ・・からはほど遠い人生を送ることとなります。自分の身体の中に、安心安全のスペースがないため、心を身体から解離させて、それを外に求めていく方もいるでしょう。あっちへフラフラ、こっちへフラフラして、やっぱり自分の居場所はここじゃないかも・・と勝手に場や人に失望しながら、またフラフラと彷徨っていく・・・。本当の自分の居場所なんて、自分の中にしかないのに・・・。

 

 

 大人になってから始めたダンスは、私に過去の経験・記憶の解釈を塗り替えるサポートをしてくれているのだと思います。

 

 わたしの中に「安心・安全」のスペースが出来たから今、ダンスを楽しめているのか?はたまた、たまたま良い場に恵まれて身体感覚に繋がる経験が出来ているのか・・たぶん、両方なのかも知れませんが、身体に刻まれた複雑性トラウマは、やはり身体を通して癒えるのだということを実感しています。

 

 昨年から学んでいる、ポリヴェーガル理論や原始反射の統合、今年になってから学んでいる療育整体は、まさにその身体感覚への気づきにダイレクトに働きかけていく力を持っています。この頃のセッションでは(初回以降の3回目ぐらいからは)積極的に取り入れていますので、必要な方にとってお役に立てたら幸いです。

 

 

きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

ありおりカウンセリング
写真家・認定心理士,産業カウンセラー

さとうみゆき

 

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