いま、私の住む国立市では、タニタの歩数カウントアプリを使ったヘルスイベントが開催中です。歩いた分だけポイントが貯まり、地域通貨と連携してちょっとしたお得感も。健康にも財布にも優しい取り組み…もちろん私も参加しています。
でも、ここでちょっと立ち止まって言いたいことがあります。
「歩けば健康になる」は、本当でしょうか?
歩いても、体重は減らず腰を壊した日々
今でこそベリーダンスに励む私ですが、もともと運動は苦手。汗をかくことも好きではありませんでした。
そんな私が2023年ごろまで唯一続けていた運動、それが“歩くこと”でした。
「写活にもなるし、一石二鳥!」
と、年間通して歩ける日は毎日歩き、平均で1日8000歩以上。かなり頑張っていました。
でも…体重は落ちない。しかも、ぎっくり腰が定期的に再発。
体脂肪率も25〜26%あたりをウロウロ。
「こんなに歩いてるのに、なぜ痩せない? なぜ腰が悪くなるの?」
そう思いながらも、他の運動をする気にはなれず、歩くしかない日々でした。
歩くのをやめたら…体重が落ちた!?
転機は、2023年春の腰部脊柱管狭窄症の発症でした。1ヶ月まともに歩けなくなりました。
hanahiroinoniwa.hatenablog.com
もう「毎日8000歩歩こう」なんて気にもなれず、自然と歩く量が激減。
そしたらなんと……体重が落ちはじめたんです。
「え? 歩いてないのに??」と、思わず二度見するほど。
友人経由で整体に通い始めたり、その翌年に学び始めた原始反射の統合のワーク等を通じて、私が歩いても健康になれなかった理由が少しずつ見えてきました。
歩けば歩くほど不健康になることも
実は、体幹や足裏(脚点)が整っていない状態で歩き続けると、身体に負担ばかりがかかるのです。
結果、痩せにくくなったり、腰痛やぎっくり腰などを引き起こしやすくなる。
それから私は「歩きすぎない」「正しく立つ」を基本とした身体の整え方にシフト。
ベリーダンスはその流れで始めたわけではなかったけれど、結果的に体幹を鍛え、脚点を整える動きが多く、自然と相乗効果をもたらしてくれました。
その結果──
体重は最大時から12kg減、ウエストは2サイズダウン!
あの苦労はなんだったんだろう?と思うほど、面白いように痩せていきました。
歩数よりも、見るべきはこの3つ!
国立の健康イベントでは定期的に体組成を測る機会が設けられていますが、私は歩数や体重よりも、以下の3つに注目しています。
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脚点(足裏筋肉バランス)
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基礎代謝レベル
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筋肉量
特に脚点!!!!ここが崩れていると、歩けば歩くほど足腰に負担がかかり、かえって壊れていきます。
まずは正しく立てているかどうかのチェックから始めるのが大切。
次に見るべきは基礎代謝。ここが低い場合は、とにかくリンパの流れを良くする体づくりから始めてみましょう。
その上で、ある程度の脂肪を残しつつ、必要なところに筋肉をつけていくのが理想です。
ちなみに私は、痩せすぎたあと筋肉量を意識せずにいたため、「痩せすぎ」判定が降りることが増えてきてしまい、これではいかん!と少し体重を戻し、今はリンパの流れを良くし、血流を上げて、欲しい場所に筋肉がつくよう、ベリーダンスの基礎ムーブメントや療育整体で学んだ歪みを除くワーク等を日々のルーティンに組み込んでいます。
結論:健康づくりは「正しく立つ」ことから!
「1日1万歩」は、誰にとっても正解ではありません。
大事なのは、今のあなたの身体にとって、何が必要かを知ること。
私がたどった順番は──
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まずは脚点(足裏)が整っているかチェック
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次に基礎代謝の状態を確認
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リンパが詰まっていれば、まずは流す
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脂肪を落としすぎず、筋肉へ移行する運動を
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継続できる、自分に合った身体の動かし方を見つけること
歩くことが悪いわけではありません。
でも「正しくない歩き方」「整っていない身体」で毎日1万歩歩くのは、むしろ不健康を招くこともあるのです。
私の経験が、何かのヒントになればうれしいです。
きょうも最後までお読みくださりありがとうございました。
ありおりカウンセリング
写真家・認定心理士,産業カウンセラー
さとうみゆき
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